VFC電動ガン HK417

VFC電動ガン HK417
VFC電動ガン HK417
 

【レビュー】VFC電動ガン 本体・内部パーツ レビュー
HK417

VFC電動ガン HK417は、実銃におけるHK416Dを7.62mm弾の口径拡大仕様にしたものをモデル化した電動ガンである。
HK416Dの電動ガン化とともにその存在が注目されたHK417だがSCARなどでもLとH両方が電動ガン化されたと同様、こちらもHK416Dの発売当初から電動ガン化が期待されていたものだ。
UMAREXによりH&K社の正式ランセンスを取得しており、造型や刻印のリアルさはもちろんのこと、それ以外にもHK417独特の半透明の7.62弾マガジンもリアルに再現されており、全体的な迫力はどのメーカーよりも勝る。

HK416Dの兄貴分的存在で汎用性も抜群のモデル

イラクやアフガニスタンなどの開けた砂漠地帯においてその有用性が評価された7.62mmライフル。それを受けて既に実用・評価されていたHK416をベースに7.62mm化をしたHK417だが、弾丸に合わせて口径やマガジンなど各所を改良した以外はほぼHK416と同じ特徴を持つ。
バレル長は12、16、20インチがありアサルトライフルとしてもDMRとしても運用できる高い汎用性を持つ。
DMRとは小隊と共に行動する比較的近い距離での狙撃を行う歩兵のことであるが、他の歩兵と弾丸を共有できるなどの利点を生かしやすいHK417はDMRとして大きな期待をかけらたライフルであった。
しかしながら狙撃銃としては先発のDMR達に精度の面で一歩譲るようで、大国でのDMRとしての正式採用は意外と少ない。しかしアサルトライフルとしての評価は高く正式採用も増えてきており、結果的に民間型ベースに開発された兄弟器のG28がDMRとして採用されるなど、その開発は決して無駄ではなかった。事実、実銃界では民間モデルの人気が高まってきているようだ。
サバゲーでもDMRとしてのポジション・装備で活かせるほか、先述の理由から民間系の装備でもうまく運用ができそうだ。12インチモデルであれば取り回しはそれほど悪くないが、それなりに重たい電動ガンであるためアタッカータイプのプレーヤーはよく考えて使用したほうがよいかもしれない。

HK417

HK417のスペックや構成パーツの特徴

12インチモデル
・全長:790mm~850mm
・重量:3600g
16インチモデル
・全長:900mm~980mm
・重量:3980g

レシーバー

UMAREXによるH&K正式ライセンスによりHK416Dと同じく完璧な刻印や塗装、外観を誇る。ダミーボルト刻印も引き継がれており所有欲が満たされる。ボルトキャッチ機能搭載でHOP調整も楽に行える。

ハンドガード

レシーバーとガッチリとした組み上げられ全く不安なく固定されている。塗装もレシーバー同様質が高く、レールも綺麗にエッジの立った作りこみ。モデルによって異なる長さのレールが装備される。


↑12inchバージョン


↑16inchバージョン

アウター/インナーバレル

HK416Dとは違い、バレルエクステンションは付属しておらず、長さにによってモデルを選択する必要がある。
12インチモデルでは340mm、16インチモデルでは420mmのインナーバレルを備える。

ストック

HK独特のE1ストックを装備。バッテリーはHK416同様にストック内にセパレート型バッテリーか、ストックチューブ内にスティック型バッテリーを入れることが可能。

HK416Dから比べるとさらに迫力が増し、重量も増加しているためユーザーを選ぶのは否めないが、そこを乗り越えてでもこの銃を手にしたいと思う愛好家は多いだろう。M4の進化系として生まれたHK416をさらに進化させたその存在感は、現行モデルのライフルの中でも抜群だ。12インチでアサルトライフルとするもよし、16インチでDMRとするもよし、ユーザーのスタイルに合わせて選べる電動ガンだ。

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