【レビュー】VFC電動ガン 本体・内部パーツレビュー
Avalon RAPIER
正式ライセンスによるリアル刻印で、実銃さながらの外観の製品を多くリリースしているVFCだが、そんな従来の路線とは異なりタクティカルシューティングやサバイバルゲームでの実射性・操作性を重点的に追求した実戦的な電動ガンとして展開しているのがAvalonシリーズとなる。
RAPIERはその名の示す通り、中世の決闘で使われた片手剣「レイピア」のように細く長いフォルムが特徴のVFCオリジナル電動ガンである。どことなく民間シューター系のAR15にありそうなデザインではあるが、バレル長は14.5インチで取り回しはそこまで悪くない。Keymodがハンドガードのトップレイル以外の全面に施され実用性に長け、民間系実銃界でも人気の高いUrbanGreyカラーと相まって、オリジナルデザインで個性的ながらもしっくりと落ち着いた外観に収まっている。
デザインと実用性、どこをとっても優等生な電動ガン
カラーリングこそUrbanGreyの際立つ電動ガンであるが、質と言う点においては汎用性の高いフォルムにより「ありがち」なデザインに落ち着いてしまっている。しかし、これだけ自由度の高いKeymodの配置をもつハンドガードは、何かオリジナリティを出そうとかプレーヤー自身の拘りを出しやすいという意味では、外装パーツを盛り込むベースとしてもってこいの素材と言えよう。重量も軽い部類に入る電動ガンのため、外装パーツ追加による重量の増加の影響を受けにくい。
ハンドガードそのものは握りやすい細身の径なので、レールカバーやフォアグリップ、ハンドストップなどを取り付けても握りこみがしにくくなるような事はないだろう。
Avalon RAPIERのスペックや構成パーツの特徴
・全長:795~875mm
・重量:2555g
レシーバー
基本的にM4系レシーバーとなるが、ロワーはKACタイプのQDスイベルの取り付け穴の付いた形状となる。
UrbanGreyの色合いはこれまで培ってきたVFCの表面処理に劣らずとても綺麗だ。
アンビのセレクター、マグキャッチが標準となっている。グリップはVFCオリジナルのQRSグリップが備わる。
ハンドガード
レシーバーと同じくUrbanGreyに染められている、かなり細めで握りこみやすいKeymodハンドガードとなる。
断面は八角形になっており、上面のレール以外はすべてkeymodが施され拡張性の高さが売りとなっている。
アウター/インナーバレル
オーソドックスな14.5インチのアウターバレルを備える。ハイダーは標準的なサイズのVFCオリジナルハイダーが装着されている。インナーバレルは380mmとなっている。
ストック
こちらもオーソドックスなストックチューブを備え、バッテリーはストックチューブ内にスティック型が納まる。ストックはLMTタイプのクレーンストックとなっている。
カラーリング以外はかなりベーシックなたたずまいのAvalon RAPIERだが、光学機器をはじめとしてフラッシュライトやフォアグリップ、レールカバーなどを盛り込んでいくには優秀なベースと言えそうな電動ガンだ。ビギナーの方でも後々後悔しない選択肢ではあるし、中級者以上のサバゲーマーでも自分のオリジナリティを出すにはオススメの電動ガンである。
VFC Avalon Rapier 電動ガン UrbanGrey (STD/JP Ver)はこちら
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