【レビュー】VFC電動ガン 本体・内部パーツレビュー
Avalon SABER
正式ライセンスによるリアル刻印で、実銃さながらの外観の製品を多くリリースしているVFCだが、そんな従来の路線とは異なりタクティカルシューティングやサバイバルゲームでの実射性・操作性を重点的に追求した実戦的な電動ガンとして展開しているのがAvalonシリーズとなる。
SABERはAvalonシリーズでは唯一M-LOKを備えるハンドガードを搭載したモデルとなる。CarbineとCQBの2モデルがラインナップされ、それぞれBKとTANの2色の計4モデル展開となる。
重量はCarbineモデルではやや重めな電動ガンとなるが、CQBモデルではコンパクトにまとまり攻撃的な外観をもつ大型ハイダーなどアタッカー向けのモデルになっている。CQBモデルであれば取り回しの良さもありビギナーや女性プレイヤーにもお勧めできる電動ガンだ。
モデルにより大きく印象の変わるSABER
SABERはCarbineとCQBのモデルの違いで大きく印象が変わるのが特徴だ。Carbineでは民間のシューターなどが好みそうな細くて長いハンドガードにコンパクトなハイダー組まれており、クールで落ち着いた雰囲気の電動ガンとなっている。
対してCQBはというと、同じハンドガードのコンパクト版ながらショートバレルと大型ハイダーにより、構えているだけでサバゲーで接近戦を好みバリバリ前線を張って前に出そうな雰囲気が漂う。
重量の差以外大きなスペック差はないものの、キャラクターが多きく異なるモデルなので好みによって選択すると良いだろう。
Avalon SABERのスペックや構成パーツの特徴
CQB
・全長:662~745mm
・重量:2700g
レシーバー
Avalon刻印の入ったオーソドックスなM4タイプのレシーバー形状となるが、VFCの表面処理の良さは健在。質感はオリジナルモデルでも高い水準を保っている。セレクターはアンビ仕様となり、マグキャッチボタンは大型で延長されたものになっている。
ハンドガード
Avalonシリーズでは唯一のM-LOKハンドガードを備える。形状も細めで握りやすく扱いやすいハンドガードと言えるだろう。
アウター/インナーバレル
CQBモデルでは大型の特徴的なフラッシュハイダーを備えているが、バレル長も抑えられているため取り回しはとても良い。インナーバレルは275mmとなっている。
ストック
通常形状のストックチューブにVFCオリジナルのQRSストックが付属する。クレーンストックのような形状だがデザインは凝っており、バッテリーはチューブ内にスティック型を収める形になる。
モデルによって2面性を備えるSABERだが、使用する場所やプレーヤーを選ばないCQBモデルは個性も出せて特にお勧めしたいモデルと言える。アタッカーとして敵陣まで攻め上がるシチュエーションでの相棒として選んでもらいたい電動ガンだ。
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