XCR-L、ロビンソンアーマメント社のライフルを、VFCが電動ガン化したモデルだ。この記事では、スペックや構成パーツの特徴を、2018年の掲載時点の内容で整理する。
XCR-Lの要点まとめ
- 実銃は、ロビンソンアーマメント社が開発
- VFCが正式ライセンスを取得し、初期型を再現
- MINIとMICROの2ラインナップ
- M4系のスタンダードマガジンが使用可能
- ハンドガード一体型のアッパーは、アルミCNC製
VFC電動ガン 本体・内部パーツ レビュー
XCR-L
VFC電動ガン XCR-Lについて
VFC電動ガンのラインナップの中でも、かなり特殊な1丁となるXCR-L。基本的な操作方法や構成はM4に準拠しているものの、アッパーと一体型のハンドガードやスケルトンタイプのフォールディングストックの採用、M4よりも少し高めのトップレールなど特徴的な形状を持つ電動ガンである。実銃はロビンソンアーマメント社による開発で、他のVFC電動ガン同様正式ライセンスを取得し、現行型ではなく初期型のモデルを電動ガン化している。
XCR-Lの特徴は、M4に準拠した操作性と、独自の形状の両立だ。つまり、慣れた操作で、個性的な外観を楽しめる。
また、トップレールは、M4よりも少し高めだ。そのため、光学機器を載せるときは、高さを意識したい。
MINIとMICROの2ラインナップを用意している。バレルも適度に短く取り回しがよく、インドアフィールドでの使用や初心者にもお勧めの電動ガンである。
また、MINIとMICROは、全長と重量が異なる。そのため、使うフィールドに合わせて選べる。
特殊部隊に使われることを想定して開発された特別なモデル
XCR-Lは、ロビンソン・アーマメント社によって2003年にUSSOCOM(アメリカ特殊作戦軍)が行ったトライアルへの提出用に開発されたが、FN SCARに破れてしまった。しかしその後も開発は続行され現在でも民間市場で販売が続けられている銃である。USSOCOMの要求に応えるべく開発されたせいか、形状や拡張性などにおいてFN SCARと似たような特徴が見られ、劣った点なども見当たらない。
なお、USSOCOMのトライアルは、2003年に行われた。ただし、採用されたのはFN SCARだ。
軍では採用されなかったXCR-Lであるが、特殊部隊に使われることを想定した開発がなされているため使い勝手の良さなどは考え抜かれた設計であり、電動ガンとしてのVFC XCR-Lにもその雰囲気はそのまま再現されている。
その後も、民間市場で販売が続いた。例えば、パーツや形状を少しずつ変えながら、現存している。
XCR-Lが向くプレーヤー
装備としては合わせづらいマイナーな電動ガンかもしれないが、民間系装備でゲームに参加するプレーヤーなどには逆に渋いチョイスとしてアリな選択ではないだろうか。
トップレールが高いなど、独自の形状は、他の電動ガンと被りにくい。一方、軍用装備で揃えたい方には、合わせづらい面がある。
次の写真は、VFCのXCR-Lの全体像だ。ハンドガード一体型のアッパーが、特徴的に見える。
XCR-Lのスペックや構成パーツの特徴
XCR-L MINI
・全長:515~735mm
・重量:2700g
XCR-L MICRO
・全長:475~650mm
・重量:2430g
| 項目 | XCR-L MINI | XCR-L MICRO |
|---|---|---|
| 全長 | 515~735mm | 475~650mm |
| 重量 | 2700g | 2430g |
全長に幅があるのは、ストックを折りたたんだ状態と、展開した状態があるためだ。なお、MICROの方が、全長も重量も小さい。
さらに、レシーバーの表と裏を、それぞれ確認できる。ロアレシーバーまでメタル製なので、頑丈な作りだ。
レシーバー
ハンドガード一体型のアッパーレシーバーはアルミCNCで製作。ロアレシーバーも同じくメタル製で非常に頑丈に作られている。正式ライセンスにより形状・刻印ともにリアルに再現されている。ブラックカラー以外にメタル調のグレーカラーもラインナップされており、軍用ライフルとは違った雰囲気を楽しめる。
アッパーとハンドガードが一体なので、ガタつきにくい構造だ。また、ロアもメタル製なので、頑丈に仕上がっている。
マガジンはスタンダードM4系のマガジンが使用できる。
マガジンは、スタンダードM4系だ。そのため、手持ちのマガジンを活用しやすい。
モデルによってはバッテリーが内臓できないため、その場合はバッテリーケースを用意する必要がある。バッテリー配線はハンドガードの一番手前の穴より出ている。
バッテリーを内蔵できないモデルもある。その場合は、バッテリーケースを使う。一方、配線はハンドガードの一番手前の穴から出す。
グリップ
VFC電動ガンの特徴である薄めに作られたA2グリップで、握り心地も良好である。
グリップは、VFC電動ガンに共通の、薄めのA2タイプだ。そのため、手の小さな方も、握りやすい。
写真は、XCR-L初期型のストックだ。スケルトンタイプで、折りたたみに対応する。
ストック
XCR-L初期型のスケルトンタイプのフォールディングストックを再現。伸縮はできないものの、程よい長さで構えやすい。
伸縮はできないが、長さは程よい。そのため、構えたときに安定しやすい。
トライアルでFN SCARに敗れるという悲しいスタートとなったXCR-Lだが、民間向けに進化を遂げいまだにパーツや形状を少しずつ変えながら現存するコンバットライフル。独特の雰囲気を演出したいサバゲーマーにも、取り回しのよいフォルムは初心者や女性にも、幅広く使用できる電動ガンである。
XCR-Lは、民間向けに進化を遂げた。一方、電動ガンでは、初期型の雰囲気が再現されている。
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XCR-Lに関するよくある質問(Q&A)
Q. XCR-Lとはどんな電動ガン?
ロビンソンアーマメント社の実銃を、VFCが電動ガン化したモデルだ。初期型を再現している。
Q. XCR-Lのラインナップは?
MINIとMICROの2種類だ。バレルが適度に短く、取り回しがよい。
Q. MINIとMICROの全長・重量は?
MINIは515~735mmで2700gだ。一方、MICROは475~650mmで2430gだ。
Q. XCR-Lは、なぜFN SCARと似ている?
USSOCOMの要求に応えて開発されたためだ。そのため、形状や拡張性が似ている。
Q. マガジンは何が使える?
スタンダードM4系のマガジンが使える。ただし、バッテリーが入らないモデルもある。
Q. ストックは伸縮できる?
伸縮はできない。XCR-L初期型のスケルトンタイプのフォールディングストックを再現している。
Q. 初心者や女性にも向く?
向く。バレルが短く取り回しがよいので、インドアフィールドでも使いやすい。





