GHK M4 ガスブロ のメンテナンス ポイントを解説(給弾不良の原因と加工・対策編)
こんにちは!ORGA AIRSOFT トレポン・ガスブロ担当の安藤です。
大変ご好評頂いておりますORGA GHK M4 ガスブロ コンプリートも出荷本数が300本を超え、既にGHK M4を所有されている
お客様の持ち込みカスタムや、その他修理やオーバーホールのご依頼も増えてきました。
優れた実射性能とルックスを持つ GHK M4 を安心してサバゲーで運用頂けるよう役立つメンテナンス情報を公開させて頂きたいと思います。
第1回となる今回は、給弾不良の原因について解説したいと思います。
給弾不良の事例
どのガスブロであっても給弾不良は起こりやすい問題の一つですが、GHK M4 ガスブロ も一部給弾不良となる個体が存在します。
原因は個体によって様々あります、これまでお問合せや修理依頼で頂いた中で多い事例は下記の通りです。
1:バレルエクステンションの位置
GHK M4 純正のアッパーレシーバーでは少ない問題ですが、一部の社外品レシーバーに見られる症例です。
アッパーレシーバーのバレルナット基部の寸法が短く、それに伴いバレルエクステンションがアッパー内側に入り過ぎてしまいます。
この状態ではローディングノズルがBB弾をローディングしながら前進する際、バレルエクステンションの下部に当たり
給弾不良やBB弾の破損が発生します。
また、ボルトキャリアの位置も正しい位置ではないためブローバックや初速のバラツキにもつながる極めて重要なポイントと言えます。
2:アッパーとロアーの組み合わせ
同じGHK製品であっても、生産時期の異なるアッパーとロアーレシーバー組み合わせで稀に起こる問題です。
アッパー側のボルトキャリア位置とロアー側のマガジンの位置関係が合わず、正常にローディングノズルがBB弾を給弾できず、
BB弾を砕いてしまうなどの不具合を引き起こします。
ブローバックも阻害することもありますので、動きがおかしい場合はマガジンを手前や奥に傾けたりし変化があるか確認を行って下さい。
3:マガジンリップの割れによる保持不良
GHK M4 のマガジンリップはBB弾を保持するタイトな作りとなっています。しかしながらBBローダーでBB弾を装填する力や、
マガジン本体の落下による衝撃でリップに微細な亀裂が入ってしまうとBB弾の給弾不良を引き起こす場合があります。
破損したリップは純正品へ交換を行うか、またはORGA AIRSOFTオリジナルのアルミニウムリップへの交換をお勧めします。
頑丈なアルミニウム製ですので、落下などの衝撃を加えない限りは長期間安心してお使い頂けます。
こちらのマガジンについての加工は、GHK M4 調整と注意点に掲載していますのでご覧下さい。
湿気や経年劣化で膨らんでしまったバイオBB弾や、製造過程での成型不良弾は給弾の際に、バレルエクステンションと
ノズルの間に挟まりBB弾が砕けてしまうことがあります。砕けたBB弾はボルトキャリアが動く力で
ローディングノズルやチャンバーを変形させてしまうなどダメージを与えてしまいます。
ノズルに凹みが出来てしまうと正しくBB弾を給弾することができないだけでなく、全体的な動作不良につながります。
また、ノズルは消耗部品でもありますので変形が認められた場合は交換をお勧めします。
ORGA GHK M4 コンプリートでも採用する、RA-TECH GHK M4ノズルは先端にスチールパーツを組み合わせた
高強度パーツとなっています。NPASも内蔵していますので初速調整も可能!GHK M4ユーザー必須アイテムです。
加工で給弾不良解消!?
ノズルの下部がバレルエクステンションに干渉する場合は、フィーディングランプの延長加工を行います。
ランプを拡張することでノズルとの干渉を避け、BB弾をより下の位置から迎え受けるようにします。
バレルエクステンションとノズルが干渉している状態で発射を続けてしまうと、パーツが変形してしまい最悪の場合
パーツ交換を要することになりますので、早めの対策をお勧めします。
今回の記事は給弾不良についてご説明させて頂きましたが、これからも痒い所に手が届く記事を出していこうと思いますので是非ご覧下さい!
また加工や記事についてのお問い合わせは、ホームページのお問い合わせフォームからお願い致します。
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