GHK M4の使用上の注意について
こんにちは!ORGAの安藤です。
今回は、GHK M4のメンテナンスや使用時、気を付ける点や細かい調整について
書いていこうと思います。
※BLOGを書くにあたりGHK MK18MOD1を基に書いておりますので
違うモデルなどはORGAホームページのお問い合わせからご質問宜しくお願い致します。
・HOP調整
GHK M4タイプは全てに共通してアウターバレルの根元にHOP調整ダイヤルがあります。
アウターバレルの締め込みテンションでチャンバーを固定していますので
基本的にHOP調整はマイナスドライバーなど工具を使用しないと硬くて調整する事が難しいです。
GHK M4 ORGAガスブロコンプリートではTNT製のチャンバーを使用している為
ダイヤルが渋くて動き鈍かったりせず、樹脂から金属製のダイヤルに変更になっているので破損してしまう可能性は低くなっており安全にHOP調整が行えます。
HOP調整ダイヤルの固さですが順番をつけると下記の様になります。
硬い 純正>>メイプルリーフ>TNT 柔らかい
・メンテナンス
内部パーツはほぼスチールパーツになっておりますので稼動して擦れている箇所から
少しずつ錆びてきますので実銃同様に擦れている場所等に油を添付する形となります。
ピンポンチなどを使用してテイクダウンを行い、ボルトキャリアを取り出して頂きノズル周辺の余分な汚れや油分を拭いて取り除いて下さい。
・可動部など汚れをパーツクリーナーなどを使用して取り除く(又はふき取る)
・クリーニングした箇所に刷毛等使用して油を添付します。
基本的には上記の方法でメンテナンスを行いますので難しい作業ではありません。
・弾道調整
これはHOP調整のお話ではなく個体差によってチャンバーのセット位置及びチャンバー内のパッキンの微妙な傾きによりHOPがかかる直前に僅かに弾道軸がズレてしまう物もありますので
対策を兼ねた調整の仕方を書いていきます。
手順
1:ハンドガードを外す。
2:バレルナットを緩めてアウターバレルを外します。
3:チャンバーにアクセス
チャンバーには左右に穴があり、其処にイモネジがはいっており
イモネジのテンションでインナーバレルを固定しているので緩めるだけでインナーバレルがフリーになりチャンバーを本体にはめたままインナーバレルを弄るだけで微調整が可能です。
弾道軸が曲がってしまう方とは逆にインナーバレルを回りして頂き微調整をして頂ければと思います。
調整したらアウターバレルを取り付け、バレルナットで固定をしましたら1度試射をして弾道確認を行います。
弾道がダメなら、同じ作業を繰り返します。
調整後は逆手順でハンドガードを元に戻して終了となります。
・マガジンリップ加工
個体によってボルトキャリアの動線が微妙にズレている個体がありマガジンリップに干渉し破損する物があります。
解決方法としましては、マガジンリップを斜め45度の角度で削る事によって干渉を防ぐ事が出来ます。
干渉が続きますとリップの真ん中から亀裂が入り弾を保持する事出来なくなります。
保持が甘いとブローバックした振動で弾がリップから飛び出し弾詰まりや破損につながる可能性が高い為早めの対策及び加工をお勧め致します。
亀裂(リップのセンター)
亀裂(リップのセンター)
加工(斜め45度に削る)
リップは樹脂製ですのでホームセンターなどで大きめのヤスリをご用意頂き、削って頂ければ簡単に加工が出来ます。
ご自身で加工難しい場合、不安な場合弊社にて作業の方承れますので是非ご利用ください。
※調整にあたり気が付いた点につきまして随時OUTLINEの方更新していきますので
チェックの方宜しくお願い致します。
より詳しい事が知りたい場合は弊社ホームページよりお問い合わせください。