凄いのは内部だけではない?! GHK DDM4 PDW の外装をチェック!
GHKでは初となる民間AR15モデルというだけでなく、これまでの設計から大きな改良を受けV3となった内部パーツやCO2パワーソースによる激しいリコイルなど、大きな期待と共にリリースされたEMG / GHK DDM4 PDW CO2ガスブロ。以前のGHK M4シリーズからの改良点や当店のコンプリートV3対応については、既に記事をアップしているのでそちらをお読みいただければと思います。
GHK DDM4 PDW ガスブローバックが遂に登場します!
ORGA GHK M4ガスブロコンプリートV3が完成
今回は、GHKの新たな一面を見せつけた外装についてご紹介していきたいと思います。
セラコート仕上げのDD刻印レシーバー
これまで武骨なアルマイト仕上げが特長でもあったGHKですが、DDM4では一転して上質なセラコートが施工されています。アーマーブラックのマット仕上げで、見る角度によってはグレー掛かった色味。(画像では光の反射でアルマイトの方が明るく見えてしまいますが…)ハンドガードやストックのアルマイトとの対比が見事なバランスを生み、民間モデルらしい精巧さを再現する事に成功しています。
また、ダニエル・ディフェンス(DANIEL DEFENSE)の特徴でもあるアッパーの白彫刻印もセラコートに映えます。アッパー刻印はモデル名と使用弾薬である.300BLK(300ブラックアウト)を表しています。
マグウェルにはもちろんダニエル・ディフェンスの深彫刻印が入っており、こちらもクッキリとした仕上がり。セレクター表記はSAFE/SEMI/AUTOとなっています。
レシーバーのトップレールは、スロットのサイドを丸く抉ったディテールも再現。操作系パーツはM4A1流用が見られる中、カスタムではどうにもできない部分だけはしっかりと手が入っているあたり、ダニエル・ディフェンス正式ライセンスの名に恥じない製品と言えるでしょう。
GHK DDM4 PDW 各部のディテール
ハンドガード
DDM4 PDWの象徴とも言えるのがMFR XL 6.0″ ハンドガードです。通常のMFRとは異なり、使用頻度が低いであろう下斜め方向のM-LOKは排除され、大き目なライトニングホールがデザイン上でもアクセントになっています。適度な太さで握りやすいだけでなく、特徴的なマズルデバイスであるリニアコンペンセイターがぴったりと収まる統一されたフォルムがPDWらしさを決定づけます。実銃パーツでは単体販売のMFR XLに6インチの設定はなく、実質的にDDM4 PDW専用のハンドガードとなっています。
ハンドガードの固定はRISシリーズと同様で、バレルナットを固定パーツで挟み込むダニエル特有のシステムを継承。M-LOK搭載という現代的なディテールながら、ダニエル・ディフェンスがカッコイイと言われる所以であるバレルと並行したボルト留めの伝統が引き継がれています。
リニアコンペンセイター
実銃においては、弾薬の燃焼ガスは射手にとって非常に有害なものです。銃身が短いPDWでは至近距離でガスが拡散することになるため、通常のフラッシュハイダーやマズルブレーキではなく、ガスを前方に遠ざけるよう設計されたリニアコンペンセイターが装着されます。GHK DDM4 PDWでは、このリニアコンペンセイターを裏面のディテールに至るまで細かく再現。スチール製で質感もリアルですが、ハンドガードとの一体感もあってPDWならではの雰囲気をより強いものとしています。
リニアコンペンセイターは14mm逆ネジ対応となっており、時計回りに取り外すことで好みのハイダーやサプレッサーに交換することも可能です。同じくスチール製のアウターバレルはハンドガードから2mm程度出たところからスレッドが切られているため、ハンドガードの内径に縛られることなくお好みのサプレッサーに交換することも可能です。
DD刻印スチールボルトキャリア
大幅な改良を受けてV3へと進化したボルトキャリアには、ダニエル・ディフェンスのロゴマークが刻印されています。カスタム経験のある方なら、エジェクションポートからマーキングが見えるとついつい嬉しくなってしまう経験は誰でもあるはず!画像ではわかりづらいかもしれませんが、黒染めされたスチールボルトキャリはレシーバーのセラコートとの質感や色の差がハッキリしており、存在感も抜群です。
重量感のあるボルトキャリアが奏でるスチールの金属音は言わずもがな。GHKらしさはしかっりと残しつつ、動作面でもブラッシュアップされフルスチールのコントロールパーツとの相性も最高です。当記事は外装についての内容をメインとしていますが、撃ち味についても触れてしまいたくなるほど、V3の、そしてDDM4 PDWの完成度は素晴らしいです。
CQBストック
DDM4 PDWのストックにはマキシム・ディフェンス(MAXIM DEFENSE)タイプのCQBストックが装着されます。鍛造アルミで作られたストックは軽いのに強度があり、ワイヤーストックであることを忘れるくらい、CO2の強烈なリコイルを容易に受け止めることができます。5段階に長さ調整が可能で、伸縮も非常にスムーズ。肩付面のハニカムテクスチャも角が程よく立ち、滑りを抑制します。
ストック基部にはQDスリングスイベルソケットが配置され、ワンポイントスリングにも、ハンドガードのソケット併用でツーポイントスリングにも対応します。
GHK DDM4 PDWの特徴的なディテールや外装についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。一部、完全再現とはいかないパーツもありますが、実物グリップにも対応できるガスブロですのでお好みでカスタムするのも良いかと思います。
これまでの武骨さから打って変わり、美しさすら感じる各パーツの完成度には正直驚きを隠せません。だからといって、V3となった内部パーツの性能やCO2パワーソースを受け止める強固な作りなど、GHKの良い部分もしっかり継承しています。
現在、GHK DDM4 PDWは予約期間を終え通常販売を開始しておりますが、V3仕様での他モデル展開も控えているでしょうし、一度メーカー在庫がなくなると次回はいつ生産されるかわかりません。特に、PDWのようなショートライフルをモデルアップするのは珍しいことですので、コンパクト系がお好みの方はお早めに入手されることをオススメします!
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※GHK DDM4 PDWはCO2に合わせたセッティングとなっております。リキッドチャージ式マガジンでは安定しませんのでご注意ください。
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