ダニエル・ディフェンスが民間向けPDWをリリース

ダニエル・ディフェンスが民間向けPDWをリリース
ダニエル・ディフェンスが民間向けPDWをリリース
 

ダニエル・ディフェンスが民間向けPDWをリリース
セルフ・ホームディフェンス用途でも広がりを見せる.300BLK弾

ハンドガードなどに代表される銃器パーツの製造からはじまり、いまやライフルそのもの製造でも高品質、高精度で評価が高い銃器メーカー、ダニエル・ディフェンス(Daniel Defense)。近年、優れた静音性能や互換性、ストッピングパワーによりミリタリーや法執行機関でも注目を集める.300BLK弾仕様のライフルを、シューティングやセルフディフェンスやホームディフェンスなどにも広めるべく民間向けや法執行機関向けに製造してきたが、2019年末には遂に.300BLK弾の本領発揮とも言えるPDW(Personal Defense Weapon)モデルをリリースした。

DDM PDW

ダニエル・ディフェンスが発表したDDM4 PDWはバレルを7インチ、全長も527mmとする非常にコンパクトなARピストルで、ストックをMaxim DefenseのCQB Pistol Brace(アームブレース)とすることでピストルとして登録できる。現在のところ、単体では発売されていない6インチのMFR XLフラットフロントハンドガードを備え、サイレンサーを取り付けるとピッタリとハンドガードとの隙間を埋めるよう設計されている。その姿はハニーバジャーを連想させるに難くなく、.300BLK弾を使用するライフルらしい佇まいだ。別バージョンとして、アームブレースではなくワイヤーストックを備えたSBRモデルもリリースされているが、こちらは銃規制も厳しく所持をするのは中々ハードルの高いモデルとなるだろう。

ダニエルディフェンス

2000年設立ながら5年後にはアメリカ軍によるRIS2レールシステムの採用により大きく業績を伸ばしたダニエル・ディフェンスは、2009年から自社でライフル製造をスタートさせている。現在でも標準モデルとなっているDDM4と呼ばれるM4クローンは大々的なミリタリー等での採用こそないものの、民間だけでなく法執行機関などでも使用が見受けられ、ハイクオリティなライフルとして同社の評価を高めている。

プロフェッショナルの現場でも今後広く使用が見込まれる.300BLK弾へ対応したPDWモデルを出すことで、軍や警察機関などからの受注も期待があるのかもしれない。トレンドとなっている銃器カテゴリに参入を続ける中堅銃器メーカーの動向に今後も注目をしていきたい。

 
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