東京マルイ グロック G17 Gen5 MOS の進化点と仕様を解説

東京マルイ グロック G17 Gen5 MOS の進化点と仕様を解説
東京マルイ グロック G17 Gen5 MOS の進化点と仕様を解説
 

東京マルイのG17 Gen5 MOSは、ガスブロハンドガンです。Gen5の特徴とMOSを再現しました。さらに、シリンダー容量を約20%増やした新エンジンを搭載します。そのため、ドットサイトを載せても力強いリコイルです。

この記事では、原文の紹介に加えて、発売の経緯や仕様もまとめました。また、再販の情報も追記しています。

G17 Gen5 MOSの要点まとめ

  • 発売は2023年12月19日です。2月24日のマルフェスONLINEで発表されました。
  • 新ブローバックエンジンは、シリンダー容量を約20%アップしています。
  • ブリーチを簡素化し、シリンダーを後方へ延長してロングストローク化しました。
  • ハンマー周りを刷新し、スライドを引いたときの抵抗が少なくなっています。
  • マガジンもアップグレードされ、ガス容量が増えました。
  • MOS対応で、同梱のプレートからマイクロプロサイトを搭載できます。
  • 仕様は、全長202mm、重量676g、装弾数25+1発です。
  • 2025年4月に再販が決定し、4月30日に再販されたと報じられました。

注目の新製品! 東京マルイ グロック G17 Gen5 MOS が遂にリリース!

2023年2月24日のマルフェスONLINEで発表された新製品 東京マルイ グロック G17 Gen5 MOS が発売となり、オルガエアソフトでも販売を開始しました。東京マルイのガスブロハンドガン G17シリーズと言えば、2006年に発売されたGen3モデルの頃から確実な動作性と素直な弾道でサバイバルゲームにおいても定番中の定番。そのためサードパーティー製カスタムパーツも豊富で、ユーザー数の多さやカスタムの多彩さにおいては他に類を見ないモデルと言えます。

発売日は、2023年12月19日です。なお、使用するBB弾は6mmの0.2〜0.25gです。また、メーカーは18歳以上を対象としています。

東京マルイ自身もG17への思い入れは並々ならぬものがあるようで、Gen3 → Gen4 → Gen5 MOS とモデルアップを続ける中でガスブロシステムも進化を遂げています。特に、今回のGen5については目を見張るアップデートが多く、素晴らしい内容となっているので詳しく見ていきましょう。

Gen3は2006年の発売でした。Gen4を経て、Gen5 MOSに至ります。つまり、約17年かけて進化してきたシリーズです。

東京マルイ グロック

TOKYO MARUI G17 Gen5

 

一番の進化ポイントはブローバックエンジン

実銃におけるグロックG17 Gen5は、Gen3からGen4になった時と比べ機能面や外観の変更点が非常に多く、MOS(Modular Optic System)が登場したのもGen5からとなります。(その後Gen4でもMOSモデルが登場しています)。そのため 東京マルイ グロック G17 Gen5 においてもMOS機能の搭載に目がいくところではありますが、最も注目すべき点はリコイルエンジンの進化でしょう。

実銃のGen5 MOSには、いくつかの特徴があります。たとえば、GLOCKマークスマンバレルとnDLC仕上げです。さらに、フロントセレーションと左右両用のスライドストップを備えます。加えて、アダプタープレートでレッドドットを載せられます。

シリンダー容量の約20%アップ

普通に考えれば、MOS機能の再現のためにシリンダー容量は削られそうなものですが、今回のアップデートではむしろシリンダー容量をGen4よりも約20%アップしており、これまでの 東京マルイ グロック シリーズを凌ぐハードリコイルを実現しています。

アップ幅は、Gen4に比べて約20%です。一方、スライドの高さはMOSの分だけ削られています。そのため、エンジン全体を再設計して容量を確保したと考えられます。

G17 Gen5 ブローバックエンジン

Gen5のブリーチとシリンダーの構造

これまでのマルイ製G17ではスライドの内側にまずブリーチ(マルイパーツ名で言うところのピストン)があり、ブリーチに内包されるかたちでノズルシリンダーが収まっていました。しかし、Gen5ではブリーチの形状が大幅に見直され、ノズルシリンダーやピストンカップの保持というの最低限の機能に抑えられています。Gen5のブリーチに外殻的な要素はほとんどなさそうです。結果的にノズルシリンダーはスライド内めいいっぱいまで拡大され、MOSで高さを削られても充分すぎるほどの容量を確保しています。

ブリーチはハンマーを起こす役割などガス圧以外にも力のかかるパーツで、特に樹脂製スライドにおいては強度を保つための重要な存在ですが、G17 Gen5ではスライド素材の強化やハンマー周りの設計も刷新されていることから、必要最低限のところまでそぎ落としているようです。そしてこれはスライド重量の軽量化にも繋がっています。また、シリンダーは後方に延長されロングストローク化も果たしています。

ブリーチを簡素化すると、スライドが軽くなります。さらに、ノズルシリンダーを大きく取れます。なお、ここでの構造の説明は、原文の筆者の見立てを含みます。

東京マルイ G17 Gen5 シリンダー

Gen5のブローバックの体感

あらゆる手を尽くしてエンジンの強化が行われたのはやはり、スライドにドットサイトを搭載しても全く影響しない、力強いブローバックを実現するためでしょう。試射をして感じるのは、スライドは軽いはずなのにリコイルはズシッと重め。そして今まで筆者が触れてきたどのリキッドチャージ式ガスブロよりもブローバックが鋭いです。

リコイルの強さは、シリンダー容量とストロークで決まります。たとえば、容量が大きいほど、1発に使えるガスが増えます。ただし、ガスの種類や気温でも体感は変わります。そのため、使用ガスは専用のものを選びましょう。

メーカーも、同型のガスブロの中で最も強いリコイルをうたっています。そのため、MOSにドットサイトを載せても、動作に影響しにくい設計です。

驚くべき進化はハンマーブロックにも

マルイG17 Gen5の推しポイントはハンマーブロックにもあります。この鋭いブローバックを実現しているのはリコイルエンジンの強化によるものだけではありません。これまで幾度となく設計の改善が行われてきた 東京マルイ グロック ですが、これまでほぼ手付かずであったハンマー周りもGen5では大きくメスが入っています。

東京マルイ グロック G17 Gen5のスライドを引いた時、引っ掛かりのないスムーズさに驚愕しました。これまでのマルイグロックシリーズもスライドの動きはスムーズでしたが、ブリーチがハンマーを超える時の抵抗が少なからず感じられました。しかしGen5については、ハンマーが起きている状態では全くと言っていいほど抵抗がありません。ハンマーを起こすとき以外、ブリーチに触れているのはトリガーバーくらいのもので、スライドにはハンマーの負荷が掛からないように設計し直されています。

ガスブロのハンマーは、マガジンのバルブを叩く部品です。そのため、動きが安定するほど、発射も安定します。ただし、ここでの評価は、原文の筆者の試射による感想です。

東京マルイ G17 Gen5 ハンマー

異形ローラーとシア周りの工夫

マルイのグロックにはこれまで正円のハンマーローラーが用いられてきましたが、Gen5では異形ローラーが採用されています。ただ、異形ローラーだけであればサードパーティー製パーツや海外製グロックでも既に見られるもので、そんなに目新しいものではありません。恐らく最大の改善点はシア周りで、ハンマーが起きてシアが掛かったあとのハンマーの戻り量が極めて少なく抑えられています。そしてそのことが異形ローラーの効果を最大限に活かしています。そのため、起きているハンマーがスライドにほぼ触れることなく、スムーズなブローバックを実現しているのです。

この緻密な設計は、簡素化されたブリーチにも大きく貢献しているポイントと言えそうです。

従来モデルとの違いを表で確認

次の表は、原文の紹介をもとに整理したものです。

項目 従来のマルイ製G17 G17 Gen5 MOS
シリンダー容量 Gen4まで Gen4より約20%アップ
ブリーチ ノズルシリンダーを内包する形 最低限の機能に簡素化
ハンマーローラー 正円 異形ローラー
スライド シボ加工 高耐久カーボン入り樹脂
マガジン Gen4まで ガス容量アップ、注入ノズルを隠せるフロアプレート
光学機器 対応なし 同梱プレートでマイクロプロサイトを搭載

なお、各項目の評価は、ORGAスタッフの試射に基づきます。そのため、個体差や使用環境で感じ方は変わります。

東京マルイ G17 Gen5 ハンマーブロック

その他の特長

リコイルエンジンやハンマーブロックの進化以外にも 東京マルイ グロック G17 Gen5には特筆すべき “買い” ポイントが多数ありますが、既存情報が多いこともありますので、オルガエアソフト的な視点でのオススメポイントに絞っていくつかご紹介します。

ここからは、外観、マガジン、MOSの順に見ていきます。そして、最後に仕様を整理します。

スライドの質感と外観

まずはスライドの質感。高耐久カーボン入り樹脂で作られたスライドは表面の仕上げが大変素晴らしく、これまでのシボ加工スライドとはまるで別格。グレー寄りのカラーリングはフレームとの見た目の相性が良く、近年の実銃グロックさながらの雰囲気を醸し出すことに成功しています。敢えて言えば、フレームのテカりがもう少し抑えられていれば…というところは否めませんが、総合的に見た外観の完成度は今までのマルイ製グロックとは比較にならないほど高いものとなります。

メーカーによると、スライドには高耐久カーボン入りの樹脂が使われています。また、バックストラップは2種類×S/Mの計4種類が付属します。そのため、手の大きさに合わせて握りを調整できます。

グリップは、実銃のGen5と同じく、フィンガーグルーブを廃止した形状です。さらに、スライドストップは左右どちらからも操作できます。

東京マルイ グロック17

マガジンのアップグレード

もう1つのポイントはマガジンです。注入ノズルを隠せるようになったフロアプレートはグロックのロゴが刻印され、フォロワーのオレンジカラーについても実銃を意識した憎い演出ですが、やはりガス容量アップという機能面でのアップグレードは特筆ものです。

ガス容量が増えたのはシンプルに喜ばしいところですが、それ以上に、ガスの気化スペースが大きくなったことでブローバックを更に安定させています。ホビーショーで公開された切断モデルを見る限り、ガスはマガジンの半分くらいまでで吹き返すように設計されており、今までの様にMAXまで注入しても初弾から充分なパワーを得られます。マガジン単体で見てもこれは “買い” と言えるポイントでしょう。

メーカーは、新エンジンに合わせてマガジンをアップグレードしたと案内しています。また、スペアマガジンには、バージョン2.0が用意されています。

マルイ G17マガジン 2.0

MOSとドットサイトの搭載

肝心のMOSについては、同梱されるプレートを使用することでマルイのマイクロプロサイトが搭載可能。ここについてはメーカーとして純正パーツ対応のみとなるのは致し方ないところ。実サイトや実準拠のレプリカを搭載したい場合は、サードパーティーパーツを利用しましょう。

MOSは、スライド上部のマウント部から光学機器を載せる仕組みです。メーカー純正のオプションは、別売りのマイクロプロサイトです。

メーカーの付属品には、マウントスペーサーとマイクロサイト用ネジがあります。そのため、純正サイトなら、そのまま取り付けられます。ただし、サイト自体は別売りです。

東京マルイ G17 Gen5 MOS 用ドットサイトマウントはこちら

なお、スライドを交換すれば、他のオプティクスマウントも選べます。次の章で、NOVESKE DMスライドを紹介します。

東京マルイ グロック G17 Gen5 MOS の仕様

      全長:202mm
インナーバレル長:97mm
      重量:676g(空マガジン含む)
     装弾数:25+1発
  パワーソース:HFC134a、HFO1234ze

次の表は、メーカーの公式情報を整理したものです。つまり、公式ページを基準にしています。

項目 内容 備考
全長 202mm メーカー公式ページと一致
インナーバレル長 97mm 複数の紹介記事で一致
重量 676g(空マガジン含む) メーカー公式ページと一致
装弾数 25+1発 複数の紹介記事で一致
使用ガス HFC134a、ノンフロンのHFO1234ze 専用ガスを使用
付属品 バックストラップ4種類、マウントスペーサー、マイクロサイト用ネジなど メーカー公式ページより
対象年齢 18歳以上 メーカー表記

なお、18歳未満の方は、使用も購入もできません。また、ガスは専用のものをお選びください。

NOVESKE カスタムスライドセットも販売中!

東京マルイ グロック G17 Gen5 MOS 用のカスタムスライドも注目の製品です。Dytacからは正式ライセンスのNOVESKE DM(ダイレクト・マウント)スライドが登場しており、純正スライドではできなかった実銃さながらのオプティクス・ローマウントを実現。

NOVESKEスライド自体のカッコ良さだけでなく、実力性能的にも満足いただけるダイレクトマウントをお楽しみいただけます!

そのほかのカスタムパーツ

ORGAの商品ページには、DETONATOR製のカスタムスライドセットがあります。また、ANGRY GUN製のRMRタイプのオプティックマウントプレートもあります。さらに、DytacとEMGのNOVESKE DMスライドセットも並びます。そのため、純正風から実銃風まで選べます。

DMは、ダイレクト・マウントの略です。オプティクスを低い位置に載せられると紹介されています。

NOVESKE DM スライド

2025年4月 遂に再販が決定!

この記事は元々ファーストロット発売後に制作しましたが、その後1年以上再販がされずやきもきされていた方も多い事でしょう。ですが2025年4月、ようやく再販のアナウンスがされました!当店としてもできるだけ多く確保したいところですが、人気商品のため実際にどれだけ入荷できるかまだ分かりません。

再販開始については改めてX(Twitter)にポストしますのでチェックをお願いします。下記商品ページで「再入荷お知らせ登録」もお忘れなく!

その後、2025年4月30日に再販されたと報じられています。つまり、発売から約1年4か月ぶりの再販でした。また、再販ロットも、バックストラップがS/M各2種類付属です。

ただし、在庫は変動します。そのため、最新の入荷状況は、商品ページでご確認ください。

再販の知らせは、ORGAのXでも案内されます。そのため、公式アカウントもご確認ください。また、商品ページの再入荷お知らせ登録も便利です。

購入前のチェックポイント

購入前に、次の点を確認しましょう。

  • 対象年齢は18歳以上です。
  • 使用ガスは専用のものを選びます。
  • ドットサイトを載せるなら、プレートの対応を確認します。
  • スペアマガジンは、バージョン2.0もあります。

なお、最新の価格は、商品ページに表示されます。そのため、ここでは記載していません。

東京マルイ グロック G17 Gen5 MOS 商品ページはコチラ!

スペアマガジン バージョン2.0はコチラ!

G17 Gen5 MOSに関するよくある質問(Q&A)

Q. G17 Gen5 MOSはいつ発売されましたか?

2023年12月19日です。なお、2月24日のマルフェスONLINEで先に発表されました。つまり、発表から発売まで約10か月でした。

Q. MOSとは何ですか?

Modular Optic Systemの略です。スライド上部のマウント部から、ドットサイトを載せられます。なお、実銃では、Gen5からMOSが登場しました。

Q. どんなドットサイトを載せられますか?

同梱のプレートで、マイクロプロサイトを搭載できます。ただし、サイトは別売りです。また、実サイトや実準拠のレプリカは、サードパーティーパーツが必要です。

Q. ブローバックはGen4より強いですか?

はい。シリンダー容量がGen4より約20%アップしています。そのため、これまでのグロックシリーズを凌ぐハードリコイルです。さらに、ロングストローク化も図られました。

Q. 装弾数と使用ガスを教えてください。

装弾数は25+1発です。また、使用ガスはHFC134aまたはHFO1234zeです。なお、メーカーは専用ガスを指定しています。

Q. 対象年齢はありますか?

18歳以上です。つまり、18歳未満の方は使用も購入もできません。

Q. バックストラップは付属しますか?

付属します。2種類×S/Mの計4種類です。そのため、手の大きさに合わせて選べます。なお、グリップにフィンガーグルーブはありません。

Q. 再販はされましたか?

2025年4月に再販が決定し、4月30日に再販されたと報じられました。ただし、在庫は変動するため、商品ページでご確認ください。

Q. カスタムスライドはありますか?

DytacからNOVESKE DMスライドが登場しています。また、正式ライセンス品です。さらに、オプティクスのローマウントを実現します。

Q. 実銃のGen5 MOSには、どんな特徴がありますか?

GLOCKマークスマンバレルとnDLC仕上げを備えます。また、フロントセレーションと左右両用のスライドストップもあります。さらに、アダプタープレートでレッドドットを載せられます。

Q. MOS対応でも、サイトは付属しますか?

付属しません。マイクロプロサイトは別売りです。そのため、別途ご用意ください。

Q. ハンマーブロックの進化とは何ですか?

シアが掛かった後のハンマーの戻り量を、小さく抑えています。そのため、起きたハンマーがスライドにほぼ触れません。さらに、異形ローラーと組み合わせて、動きを滑らかにしています。

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