さよなら89式?!令和2年度には自衛隊で新小銃が採用か?

さよなら89式?!令和2年度には自衛隊で新小銃が採用か?
さよなら89式?!令和2年度には自衛隊で新小銃が採用か?
 

さよなら89式?!
令和2年度の自衛隊予算に新小銃の取得費用が盛り込まれる

89式5.56mm小銃、略して「89式」は皆さんご存知の自衛隊で制式化されている自動小銃・アサルトライフルだ。その名の示す通り、1989年に配備開始され今尚自衛隊や海上保安庁、警察庁などで第1線のライフルとして活躍している。

89式

しかし配備から30年経った今、性能こそ高いものの20mmレールが無かったり銃身長にバリエーションがない、ストックが伸縮できない、初期に生産された89式は耐用限界を迎えているなどの問題も散見される。また昨年、89式を設計・製造した豊和工業が秘密意匠制度に基づいて出願していた新型自動小銃の意匠が公開されるなど、89式の世代交代がこのところ噂されていた。

新型小銃の意匠

それが今回、防衛省が明らかにした令和2年度の予算請求において新小銃3282挺を10億円にて取得するとの情報が掲載された。新小銃の内容については明確な情報は無く、豊和工業が公開したものが採用されるのか、海外製アサルトライフルが採用されるのかはまだ謎のままだ。

防衛省の意向によれば新小銃は「耐環境性」「火力性能」「拡張性」に優れるものを整備するとしており、自衛隊にも現代的なアサルトライフルの配備が進むのではと期待が高まっている。

自衛隊海外演習

一方で今年も富士総火演や海外でもアメリカ軍との共同訓練など各地で89式が見られる機会が続いた。

89式の製造数は12万挺に達しており、数年ですぐさま入れ替えられるというものではない。一般の目にも触れやすい国内海外の演習などでは当然日本のメイン小銃として今後もしばらく活躍が見られるのは確かだろう。

 
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89式を構える自衛隊員

自衛隊演習