ライジング・サンダー:陸自とアメリカ陸軍の共同演習はじまる

ライジング・サンダー:陸自とアメリカ陸軍の共同演習はじまる
ライジング・サンダー:陸自とアメリカ陸軍の共同演習はじまる
 

ライジング・サンダー:実動訓練
陸自とアメリカ陸軍の共同演習はじまる

陸上自衛隊普通科部隊に必要な戦術や戦闘要領の訓練を実施し、隊員や部隊の能力向上や日米の連携強化を図る国際的な共同演習「ライジング・サンダー」実動訓練がアメリカ ワシントン州ヤキマ演習場にてはじまった。

この演習は毎年行われているもので、日米協力や即応性を高め両軍間の強力な関係を築くためにも重要なものとして位置づけられている。訓練期間は準備や撤収も含めて2019年8月22日~9月21日まで行われるが、8月30日にはオープニングセレモニーが行われた。

ライジングサンダー

陸自とアメリカ陸軍

訓練に参加するのは陸上自衛隊第25普通科連隊約120名と、アメリカ陸軍第33歩兵旅団の約380名。自衛隊は実戦経験と言う意味では他国の軍に劣る部分はあるかもしれないが、技術や練度という点においては一目置かれている面もあり、ライジング・サンダーにおいても自衛隊がアメリカ軍から学ぶというよりは互いに情報交換をし合い学び合うという姿勢の演習となるようだ。

また、有事の際の2国間の戦術的な調整や相互の運用性の強化、さらには異国文化交流を通したパートナーシップの構築など、実践的な部分と関係的な部分の2面性を持った日米にとって意味の深い目標がライジング・サンダーにはあるようだ。

日米共同実動訓練

陸上自衛隊では演習実施の主要装備として
・89式5.56mm小銃
・5.56mm機関銃MINIMI
・対人狙撃銃
・01式対戦車誘導弾
・中距離多目的誘導弾
を使用すると公表し、ライジング・サンダーでは実際に実弾訓練も行われるとのこと。
今年の演習では中距離多目的誘導弾による移動ターゲットへの射撃や、日米のドローンによる情報を使用した市街地を含む戦闘射撃などが特色として挙げられており、現代戦に対応した実動訓練が行われる。

※演習の写真については過去のライジング・サンダーからの抜粋になります。

 

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