Mk48は、FNハースタル社のミニミから派生した、7.62mm弾仕様の軽機関銃だ。ここでは、FNアメリカが新型のMod2を発表した、掲載時点(2019年5月)の内容を整理する。
Mk48 Mod2の要点まとめ
- ミニミから派生した、7.62×51mm NATO弾の軽機関銃
- 新型のMod2は、6.5mmクリードモア弾を使う試作品
【実銃ネタ】ミニミ派生の軽機関銃、Mk48の新型が発表される
FNハースタル社が生んだ名軽機関銃「ミニミ」から派生したMk48。もともと5.56x45mm NATO弾を使用するミニミ(M249:Mk46)に対し、7.62×51mm NATO弾を使用するモデルとして誕生した。派生元はミニミであるが、用途としてはM60機関銃(Mk43)の後継機として採用された機関銃がMk48だ。
この軽機関銃は、2003年にUSSOCOMの制式装備になった。そして、現在も、陸軍のレンジャーや海軍のSEALsが使っている。
Mod2と6.5mmクリードモア弾
MK48はUSSOCOM(アメリカ特殊作戦軍)による配備で最新型はMK48Mod1が各地の特殊部隊の元で使用されているが、今回FNアメリカが発表したMK48Mod2は6.5mmクリードモア弾を使用する。
Mod2は、SOFIC 2019で、FNアメリカが試作品として公開した。そのため、開発はまだ途中の段階だ。
6.5mmクリードモア弾は口径こそ7.62×51mm NATO弾よりも小さいものの、2017年に行われたUSSOCOMでの狙撃銃によるテストにおいて7.62×51mm NATO弾よりも2倍の命中率・1.5倍の有効射程距離・風による影響を1/3に減少・低反動と高性能さを実証しており、今回のMk48Mod2での6.5mmクリードモア弾の採用もこの結果からきているのもではないかと思われる。
6.5mmクリードモア弾は、風の影響を受けにくく、反動が軽いとされる。ただし、これはメーカーや専門家の見解だ。
Mod2の改良点
弾薬の違い以外にも、調整可能なチークパッド付ストックの他、チャージングロッド、シアー、ハンドガード、バイポッド、給弾トレイラッチの改善がなされ、全体的にアップグレードが施される。バレル交換とアップグレードキットの導入によってMk48Mod1をMod2バリアントモデルとして使用することも可能とのこと。
チャージングハンドルは、ロック式になった。また、シアは2段ノッチに改良された。さらに、フィードトレイラッチは、再装填でカバーが開かないよう頑丈になった。
Mod1からMod2への換装
Mk48における改良はM249(Mk46)シリーズにも適用されているとのことだが、分隊支援火器としてはM249(Mk46)の一部がM27 IARに置き換わる計画が進行中であり、M249は継続使用はされるものの軍用軽機関銃としては今後Mk48がより日の目を浴びることになりそうだ。
既存のMod1は、アップグレードキットとバレル交換で、Mod2仕様に変えられる。ただし、これは開発完了後の話で、作業は整備担当者が行う。
なお、本記事は、掲載時点の発表をもとにしている。そのため、最新の仕様は、メーカーの発表で確認したい。
Mk48に関するよくある質問(Q&A)
Q. Mk48とは何ですか?
ミニミから派生した、7.62×51mm NATO弾の軽機関銃だ。また、USSOCOMが採用している。
Q. Mk48はなぜ採用されたのですか?
M60機関銃(Mk43)の後継機として採用された。そのため、用途はミニミと少し異なる。
Q. Mod2の特徴は何ですか?
6.5mmクリードモア弾を使う試作品だ。また、ストックやハンドガードなどが改良されている。
Q. Mod2は、実際に配備されましたか?
掲載時点では試作品だ。そのため、開発はまだ完了していない。
Q. Mod1をMod2にできますか?
アップグレードキットとバレル交換で、換装できるとされる。ただし、開発完了後の話だ。
Q. ミニミとの違いは何ですか?
使う弾が違う。ミニミは5.56mm弾で、Mk48は7.62mm弾を使う。
Q. 6.5mmクリードモア弾の利点は何ですか?
風の影響を受けにくく、反動が軽いとされる。ただし、メーカーや専門家の見解だ。









