クリスベクターは、KRYTACが発売した電動ガンです。この記事では、メカボックスの分解からシリンダー、ピストン、インナーバレルの交換までのチューン手順を、写真付きで紹介します。以下は、2019年4月の掲載時点の情報です。
クリスベクターの電動ガンチューンの要点まとめ
- クリスベクターは、アッパーとロアーを3か所のピンで分解できる
- シリンダーはFULLタイプに交換し、飛距離を狙う
- ピストンは、耐久性の高いメタルTeethピストンに交換する
- HOPは面HOPに加工し、集弾性を高める
| 部位 | 使用パーツ |
|---|---|
| シリンダー | J-ARMAMENT アルミ FULLシリンダー |
| ピストン | J-Armament製14歯メタルTeethピストン |
| スプリング | SHS製M100スプリング |
| インナーバレル | ORGA LEX05バレル(155mm) |
| 面HOP | ORGA DIMENSION フラットHOP |
KRYTAC KRISS VECTOR 電動ガン チューン
KRYTAC製クリスベクターの電動ガン
今回はKRYTAC KRISS VECTOR(クリスベクター) 電動ガンのチューンをご紹介させて頂きます。
KRYTACは、KRISS USAのエアソフト部門です。そのため、外観は実銃に近く、内部のチューンで性能面も高められます。
クリスベクターの実銃とスーパーVシステム
実銃としてのクリスベクターは実銃メーカーであるKRISS USAとピカティニー造兵廠が次世代の45口径のSMGとして共同開発されました。
高威力の45口径はフルオート時の跳ね上がりが大きくSMGでは制御のし辛さがネックとなっておりました。
しかしクリス スーパーVという反動吸収システムを組込む事で銃の反動が真後ろに集中し、上部への反動が極力抑えこむ事に成功致しました。
このKRISS USAのエアソフト部門であるKRYTAC社から発売されたのですから外観はまさに実銃そのものといった完璧な出来栄えで
その外観に見合った飛距離や集弾性が欲しいとの声にお応えして内部チューンを施します。
ここでは、メカボックス、シリンダー、インナーバレルを順番に見直します。そのため、電動ガンの内部チューンの流れも、あわせて確認できます。
クリスベクターの分解は3か所のピンを抜くだけ

それではチューン作業に入ります。
アッパーレシーバーとロアーレシーバーの分解は実銃と同じく3ヶ所のピンを抜くだけ。
ピンを抜くだけで、アッパーとロアーに分かれます。そのため、外したピンは、なくさないように保管してください。
クリスベクターの基盤とヒューズの位置

KRISS VECTORのチューンは以前にもご紹介をしておりますので詳細な分解方法は電動ガン KRYTAC KRISS VECTOR SMGの分解と内部構造よりご覧下さい。
アッパーレシーバー裏側に20Aヒューズとトリガーと連動している端子接続基盤が組込まれております。
アッパーレシーバー裏側の基盤は、トリガーと連動しています。そのため、分解の際は、配線を引っ張らないように注意してください。
クリスベクターのカットオフレバーと発射モード

取出しメカボックスの右側面です。
カットオフレバーが外側に付いておりセクターギアが1回転する度に検知スイッチを1回押す仕組みとなっております。
これによりセミ―オート、2バースト、フルオートと制御しています。
モーターを取り出す為にモーター押さえを外します。
カットオフレバーの位置は、組み戻しの際に重要です。そのため、写真で記録しておくと安心です。

組込みの時の為にカバーの向きや配線の取り回し方を覚えておきましょう。
クリスベクターのメカボックスを開ける

8ヶ所のネジを外しメカボックスを開けます。
しかしネジが多いですね・・・。
ネジの数が多いため、外したネジは、場所ごとに分けて保管してください。そのため、組み戻しの際も、迷わず作業できます。

この様にシリンダーは横ではなく斜めに配置されています。
それに合わせギアやモーターも独特の配置となっています。
インナーバレルが短い為真ん中辺りに加速ポートが付いてるシリンダーです。
右最上部に配置されいる基盤がFET内蔵の専用基盤でこの基盤が先程のアッパーにあった基盤接続端子と繋がります。
シリンダーが斜めに配置されているため、一般的な電動ガンとは、ギアの並びが異なります。そのため、分解の際は、パーツの位置を写真で記録しましょう。
クリスベクターのギアとシム調整

一旦シリンダー周りやギアを取り外し洗浄します。
このギアは強化タイプの18:1ギアです。
スパーが通常のものより薄く出来ているのでギアの交換は行わない方が無難です。
いつもの様にシム調整を行いグリスアップも行います。
ギアの交換は行わず、洗浄とシム調整で整えます。なお、グリスアップは、ギアの動きを確かめながら進めてください。
クリスベクターのFULLシリンダーとメタルピストン

シリンダーは飛距離を稼ぐ為にFULLシリンダーに変更します。
今回はJ-ARMAMENT アルミ FULLシリンダーを使用します。
FULLシリンダーは、容量が大きく、飛距離を稼ぐのに向いています。そのため、今回のチューンの中心となるパーツです。

ピストンは耐久性向上の為にJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。
メタルTeethピストンは、耐久性の高いタイプです。そのため、強いスプリングを使う場合にも、安心して組み込めます。

シリンダー内やノズル内側にグリスアップを行いシリンダー周りを組上げます。
クリスベクターのメインスプリング交換

メカボックスを閉じてからメインスプリングを組込みます。
SHS製M100スプリングを使用します。
スプリングの強さの指標である「M~~~」という表記ですが
これは統一規格ではなく各メーカーが勝手につけています。
ですので同じ「M100」スプリングでも強さはバラバラですのでご注意ください。
M100という表記は、メーカーごとに強さが異なります。そのため、スプリングを選んだ後は、必ず初速を測定して確認してください。
クリスベクターのチャンバー周りのチューン

次にチャンバー周りのチューンです。
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。
インナーバレルとHOPアームは、チャンバーの中に収まっています。そのため、チャンバーを分解して取り出します。

インナーバレルはORGA LEX05バレルを使用し、今回は純正バレルと同長の155mmにカットして使用します。
インナーバレルは、純正と同じ155mmにカットして使います。そのため、チャンバーやアウターバレルを、そのまま使えます。
クリスベクターの面HOP加工

面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用しHOPアームに接着します。
面HOPは、BB弾を面で押さえる方式です。そのため、フラットHOPの接着位置は、慎重に合わせてください。
チャンバー周りを組みアウターバレルに差し込みメカボックスと組み合わせます。
分解とは逆の工程で全て組込み、初速や弾道をチェックしチューンは終了となります。
クリスベクターのチューンのまとめ
今回のチューンでは、シリンダー、ピストン、インナーバレル、HOPを組み替えました。そのため、飛距離と集弾性を、バランス良く高められる構成です。
クリスベクターのチューンに関するよくある質問(Q&A)
Q. KRYTACのクリスベクターとはどんな電動ガンですか?
KRISS USAのエアソフト部門であるKRYTACが発売した電動ガンです。外観は実銃に近い仕上がりです。
Q. クリスベクターの分解は難しいですか?
アッパーとロアーは、3か所のピンを抜くだけで分解できます。そのため、外装の分解は簡単です。
Q. メカボックスの特徴は何ですか?
シリンダーが斜めに配置され、FET内蔵の専用基盤を備えています。そのため、ギアやモーターも独特の配置です。
Q. シリンダーは何に交換しますか?
飛距離を稼ぐため、J-ARMAMENTのアルミFULLシリンダーに交換します。
Q. ギアは交換したほうが良いですか?
交換しないほうが無難です。スパーが通常より薄く作られているためです。
Q. M100スプリングは、どのメーカーも同じ強さですか?
同じ強さではありません。M100という表記は、各メーカーが独自につけています。
Q. インナーバレルは何ミリにカットしますか?
純正バレルと同長の155mmにカットして使います。
Q. 面HOPにするには何が必要ですか?
ORGA DIMENSIONのフラットHOPを用意し、HOPアームに接着します。









