【実銃ネタ】 カラシニコフ USA からAKアルミニウムストックが登場

【実銃ネタ】 カラシニコフ USA からAKアルミニウムストックが登場
【実銃ネタ】 カラシニコフ USA からAKアルミニウムストックが登場
 

カラシニコフ USA がKUSA Premiumシリーズより新しいAK用アルミニウムストックを2種発表

カラシニコフ コンツェルン(Kalashnikov Concern)のアメリカ輸入窓口として設立され、現在では独立した経営を行う カラシニコフ USA より、アルミニウム製のAK用ストック2種が新たに発表された。アルミをメイン素材としつつも、オプションで一部パーツに木製パーツ(と思わしきもの)が用意されるなど、現代的なデザインとAKらしさが組み合わされた斬新なストックだ。

Kalashnikov USA

カラシニコフ USA は現在ロシアとの接触を禁じられており、事実上 カラシニコフ コンツェルンとは別の企業となっている。そのためAK12など最新のAK-200シリーズではなく、輸出向けのAK-100シリーズの7.62mm×39弾仕様 AK-103 のクローンであるKR-103や、PP-19-01 VityazのクローンであるKP/KR-9、サイガ12のクローンであるKS-12をメインに製品展開している。

今回新たに追加されたストックはKR-103用に設計されており、AK12に比べ世代的な古さは否めないAK-100シリーズを昇華させる先進的な機能とデザインが特長。また、ほぼ全てのAKMに互換性があるとのこと。先述の通り カラシニコフ コンツェルン とは別企業であるため、アメリカ市場向けに独自に開発されたユニークなストックとなっている。

カラシニコフ TELESCOPING STOCK

 

ベースモデルは2機種

KUSA Premiumシリーズ自体、 カラシニコフ USA が独自に進める比較的新しいアクセサリーシリーズであり、プラスチックパーツを木製化するキットや、木製ハンドガードにM-LOKスロットを備えたキットなど、本国にはないアイデアが目を惹く。今回追加されたアルミニウムストックは、伸縮式のTELESCOPING STOCK-BILLETと折り畳み式のMETAL SIDE FOLDING STOCKの2種となるが、どちらもオプションによりチークパッドとバットパッドに木製と思しき木目調のパーツを選ぶことが可能だ。

カラシニコフ USA フォールディングストック

カラシニコフ USA 木製パーツ

TELESCOPING STOCK-BILLET

伸縮式ストックのTELESCOPING STOCK-BILLETは カラシニコフ USA オリジナルのデザインで、KR-103のサイドフォールディング機構は失うものの、強固に固定されたベース部からバットパッドが9段階に長さ調節可能。ベース素材は6061アルミ合金で、デフォルトで光学機器搭載に適した高さのチークパッドが装着される。

カラシニコフ テレスコーピングストック

アルミ素材部分はセラコートで仕上げられ、ブラック、ダークアース、グレー、オリーブドラブグリーンの4色から選択可能。オプション変更可能なチークパッドとバットパッドはブラック、アンバーハニー、ロシアンレッド、ラスティックブラウンの4色から選択可能。また、チークパッドについてはアイアンサイトでの照準に適したローハイトなモデルも用意されている。

カラシニコフ アルミニウムストック

Kalashnikov AluminumSTOCK

METAL SIDE FOLDING STOCK

折り畳み式ストックのMETAL SIDE FOLDING STOCKも カラシニコフ USA オリジナルとなり、こちらは伸縮機能はないがデフォルトのストックと同じようにフォールディングストックとなっている。素材やカラーの選択肢は伸縮式と同じで、チークパッドとバットパッドのオプション利用についても共通となっている。

カラシニコフ フォールディング アルミストック

カラシニコフ メタルサイドフォールディングストック

 

カラシニコフ USA に対するAKファンの反応

冒頭でも軽く触れたが、 カラシニコフ USA は2014年より、ロシアのウクライナへの軍事介入への制裁によりロシア側との接触を禁止されている。そのため全て自社工場で生産したアメリカ製AKを販売している。

カラシニコフ コンツェルンとの繋がりが絶たれたことにより独自の製品開発を余儀なくされるなか、オリジナルパーツにてAKの浸透に尽力するものの、AKファンにとってはロシアンAKの人気は根強く、今回のプロダクトについてもSNS上では「ロシアコピーに徹するべき」「おとなしくZenitCoのクローンを作ればもっと売れるだろう」と反応は冷ややかだ。

ただし、これはアンチによる書き込みが目立つ側面もあるのではと筆者は分析する。ロシア情勢により カラシニコフ USA の立たされている状況は決して良好とは言えないが、一定数のAKファンが同社に注目しているのは確かであり、この様な新しい試みはアメリカの銃市場でも受け入れられてくるのではと予測できる。

現に、TELESCOPING STOCK-BILLETやMETAL SIDE FOLDING STOCKへのLike数はこれまでの投稿を上回るペースで増えており、今後アメリカンAKとして カラシニコフ USA が大きく跳ねる可能性を示唆している。最近では カラシニコフ USA がエアガンメーカーへライセンス供与するケースもあり、エアソフト業界でもこれらのカスタムパーツが登場する日が近いかもしれない。

オルガエアソフトで取扱っているAK電動ガン一覧はコチラ!

オルガエアソフトで取扱っているAKガスブローバック一覧はコチラ!

AKの定番カスタムパーツ Zenitタイプの商品一覧はコチラ!

カラシニコフ アメリカ

 
カラシニコフ USA KP-9

 
ORGAの新入荷・再入荷商品はコチラ!

ORGA AIRSOFT Yahoo店はコチラ!
ORGA AIRSOFT 楽天市場店はコチラ!