ハンドサインを使ってみよう

ハンドサインを使ってみよう
ハンドサインを使ってみよう
 

ハンドサイン

サバゲーでの意思疎通の方法として、今まで無線機の使い方などを解説してきたが、もう一つ覚えておくと便利なのがハンドサインである。ハンドサインというのは、お互いの距離が近い範囲内で言葉を使わず手だけで命令・意思疎通を図る手段だ。ミリタリーや警察モノの映画やドラマでよく見かけると思うが、そういった作品を見て分かる通り、音を立ててはならない状況で活用するものである。他にも音が聞こえないダイビングの世界などでも使われている。
サバゲーでの運用にも当然向いており、どこで敵と対面するかわからないインドアフィールドや、アウトドアフィールドでもCQBエリアや建物への侵入など隠密性の求められる場面で役に立つ。

正式なハンドサインを覚える必要はない

ハンドサインは軍や法執行機関などごとに数多くの種類が存在し、またそれぞれの中に多くのサインがあるため、とてもじゃないが覚えきれるものではない。ましてやそれをサバゲーをする仲間全員が正しく覚えられるか、というとそれもあまり現実的ではない。
「ハンドサイン」「特殊部隊」などでネット検索すると実際に現場で使われているハンドサインが出てくるが、何もこれらを全て使いこなさなければならないわけではない。実際のハンドサインの中からサバゲーで使いやすいものをいくつかピックアップしても良いし、仲間内で分かりやすく覚えやすいオリジナルのハンドサインを創作しても良いのだ。

ハンドサインを積極的に使うと動きも戦略的に

無線などと同じく、ハンドサインも仲間内で決めごとを作っておけば積極的に使うようになるだろう。
こういう形を作れると、それまでバラバラに動いていたチームが自然にお互いの動きや作戦を理解し効果的に動けるようになる。こうなるだけでサバゲーでの生存率やkill率は格段に上がるだろう。
音を立てずに意思疎通するのももちろんだが、意識的にチーム内で連絡を取り合う形を取れるだけでサバゲーの楽しみ方がぐっと広がるだろう。