ARP556カスタムの実例を紹介します。G&G製電動ガンARP556に、飛距離と集弾性を上げるチューンを行いました。ストックパイプも交換し、クレーンストックを組んでいます。
ARP556カスタムの要点まとめ
- ARP556は、ETUとMOSFETを搭載したVer.2系の電動ガン
- 今回は、ストックパイプ交換と飛距離・集弾性アップが目的
- シリンダーはJ-ARMAMENT アルミ FULLシリンダーに交換
- セクターギアのみ、J-Armament製18:1強化ギアのものに変更
- インナーバレルはMagnusHDバレルで、長さは260mm
- サプレッサー装着のため、バレル長を気にせず調整できた
| 部位 | 使用パーツ・内容 | ポイント |
|---|---|---|
| シリンダー | J-ARMAMENT アルミ FULLシリンダー | 加速ポート付きから交換して飛距離を狙う |
| セクターギア | J-Armament製18:1強化ギアのセクターギア | スパーとベベルは純正を使用 |
| メインスプリング | ORGA AXISスプリング 従来電動ガン用 | |
| ストックパイプ | KING ARMS 電動ガン用 ストックパイプ M4/M16系 | クレーンストックを組むために交換 |
| インナーバレル | MagnusHDバレル(260mm) | サプレッサー装着前提で長さを調整 |
| HOPラバー | ORGA DIMENSION フラットHOP | HOPアームに接着 |
G&G電動ガン ARP556 カスタム

今回はG&G製電動ガンARP556のチューンです。
オーナー様のご希望でストックパイプを交換しクレーンストックを組みたいとのご希望があり、また飛距離・集弾性UPもご希望でしたのでそれに沿ったチューン行いました。
サプレッサー装着ですのでインナーバレル長は少々長くなっても気にせず調整が出来ます!
今回はサプレッサーを付けるため、インナーバレルが先端から出ても問題ありません。そのため、バレル長は260mmで調整できました。
ARP556カスタムの分解手順:アッパーとロア

それでは作業を始めます。
いつもの様にフレームロックピンを抜いてアッパーとロアを分解します。
上下レシーバーの分解は、フレームロックピンを抜くところから始まります。ARP556の分解は、ORGAの別記事でも詳しく解説しています。そのため、初めての方はあわせて読むと安心です。

ストックパイプを外したらグリップ、ボルトストップ、マガジンキャッチ、トリガーロックピン、フレームロックピン(R)を外します。
ARP556カスタムでメカボックスを取り出す

これでメカボックスが取り出せます。
セレクターカムやアンビ用連結ギアを外しメカボックスネジを外します。

メカボックスを開けるとトリガー下にETUがあります。
スイッチ、トリガー、配線、FETのASSYセットがG&GからG&G E.T.U 2.0 AND MOSFET 3.0+VERTICAL TRIGGER リア配線として販売されています。
キットになっているので破損した時はポンと取り換える事が出来て便利です。
それ以外は通常のVer.2パーツの構成となります。
メカボックス内のパーツを外し洗浄します。
ETUのキットは、スイッチ、トリガー、配線、FETがひと組です。そのため、破損時はキットごと交換できます。一方、トリガーもETU対応の専用品なので、通常のVer.2用とは互換しません。
ARP556カスタムの軸受けとシリンダー交換
軸受けは、ギアの回転を安定させる部品です。ただし、接着剤が固まるまで待つ必要があります。そのため、シム調整は固まってから行います。

シリンダは加速ポート付きシリンダーでしたので飛距離を稼げるJ-ARMAMENT アルミ FULLシリンダーに交換します。

それ以外のパーツは純正品を使いシリンダー周りを組み上げグリスアップを行います。
ARP556カスタムでセクターギアを18:1に交換

純正セクターギアは3枚カットの13枚歯仕様です。
これですとピストン後退量が減りエアー量が少ないのでフロストロークのJ-Armament製18:1強化ギアのセクターギアを使用します。
スパーとベベルは純正品を使用しシム調整やグリスアップを行います。
純正は、3枚カットで13枚歯のセクターギアです。一方、J-Armament製18:1のセクターギアは、標準の16枚歯です。そのため、ピストンの後退量が増え、エア量を確保できます。

メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
潤滑材はBREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN HPプロ ガンオイル 金属連結部潤滑材を使用します。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
メインスプリングはORGA AXISスプリング 従来電動ガン用を使用しました。
メインスプリングには、ORGA AXISスプリングを使いました。Axisチューンは、中距離とレスポンスを重視する構成として紹介されています。ただし、狙う飛距離によって選ぶスプリングは変わります。
ARP556カスタムでメカボックスを組み上げる

メカボックスを閉じてアンビ用連結ギアやセレクターレバー内側のカムなども組込みます。
ロアレシーバーにメカボックスを組込みロア周りのパーツも組み直します。
ARP556カスタムのストックパイプとクレーンストック

ストックパイプはKING ARMS 電動ガン用 ストックパイプ M4/M16系を使用します。

プレートが必要なのでノンブランド VLTORタイプ スリングスイベル 電動ガン用 Type-Aを使用しました。
ストックパイプの根元には、スリングプレートが必要です。今回は、VLTORタイプのスリングスイベルを使いました。ただし、取り付けるストックによって必要な形は変わります。
ARP556カスタムのチャンバーとインナーバレル

次にフロント周りのチューンです。
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPを取り出します。
ホップアームの固定ピンを外すと、チャンバーを分解できます。ピンは横から見るとT字型で、片方からしか抜けません。そのため、ピン穴の小さな側から叩いて抜きます。

インナーバレルはMagnusHDバレルを使用します。
インナーバレル長は260mmにて調整しました。

HOPラバーはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
DIMENSIONフラットHOPは必ずHOPアームに接着しましょう。

全てを組込みアッパーとロアを組み上げます。
クレーンストックはオーナー様からご提供頂いた品を組込みました。
ワイヤーストックから変わると印象がガラっと変わります!
ARP556カスタムの初速調整と試射
初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
国内では、0.989J以上のエアソフトガンは準空気銃として所持が禁止されています。そのため、初速は必ず基準内に収めます。なお、パワーアップだけを目的にした改造は、違法となるおそれがあります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。
ARP556カスタムに関するよくある質問(Q&A)
Q. ARP556とは、どんな電動ガンですか?
G&Gオリジナルデザインの電動ガンです。また、ETUとMOSFETを搭載しています。
Q. ARP556のメカボックスは、Ver.2ですか?
標準的なVer.2タイプです。ただし、セレクターギアは専用品です。
Q. ARP556カスタムで、シリンダーは何に交換しましたか?
J-ARMAMENT アルミ FULLシリンダーに交換しました。純正は加速ポート付きでした。
Q. 純正のセクターギアは、何が違いますか?
3枚カットの13枚歯仕様です。一方、J-Armament製18:1のセクターギアは、標準の16枚歯です。
Q. インナーバレルは、何mmにしましたか?
MagnusHDバレルを使い、260mmで調整しました。サプレッサー装着のため、長めにできました。
Q. ARP556の初速は、どう調整しますか?
インナーバレルの長さで調整します。基本的に、短いと初速は低く、長いと高くなります。
Q. ARP556カスタムでストックはどうしましたか?
まず、ストックパイプを交換しました。そして、クレーンストックを組みました。








