先進的ライフルが酷評?F2000は魅力的なのか最悪なのか

先進的ライフルが酷評?F2000は魅力的なのか最悪なのか
先進的ライフルが酷評?F2000は魅力的なのか最悪なのか
 

先進的ライフルが酷評?F2000は本当に最悪なのか
ガンレビュアーによってこき下ろされるF2000の魅力を探る

今まであえて誰も触れてこなかったのか、無視されていたのか…。先進性のあるブルパップ式ライフルとして2001年にベルギーFN社からデビューした「F2000」はスロベニアやサウジアラビア、インド、パキスタンなどで採用されているが、先を行き過ぎた設計のためなのか奇抜にも受け取れるデザインのためなのか、あまり日の目を浴びる存在とは言い難い道を歩んできた。

そんなF2000をついに面と向かってこき下ろす人物が現れた。それはアメリカで様々な銃器のレビューをするYouTubeチャンネル「Military Arms Channel:MAC」だ。数えきれないほどある現用の軍用ライフルとしてはF2000は最悪だというのが彼の言い分だ。

F2000

そんなMACによるF2000のレビュー動画はこちら。

細かな批判の要約についてはミリブロニュースでも取り上げられている。

なぜこのようなライフルが何ヶ国かで採用されているのか理解に苦しむ、というのがMACによる評価で散々な言われようである。

しかし良いところも少しはあるようで、まずはF2000タクティカルの存在。スタンダードのF2000では専用スコープやスリングの取り付け位置などライフルの重要性の1つである汎用性に問題があるが、その点はF2000タクティカルでは改善されているという。

また、デザインやメカニズムは先進的であるし撃っていて飽きることもないとの評価もしていて、しっかりとフォローもされている。

F2000タクティカル

このような特殊な銃器をG&G ARMAMENTは電動ガン化しているのが面白い。CYBERGUNによる正式ライセンス取得のためリアル刻印リアル形状にもこだわったエアガンだ。ちなみにG&Gはイギリス軍の迷銃L85をモデルアップしているなど、ブルパップ式ライフルには少々こだわりがあるようだ。事実、G&GのF2000の電動ガンは手に持ってみるとそのクオリティの高さを感じずにはいられない。

F2000は実際はモジュール式を採用した先見性のあるライフルで、必要に応じてパーツ類を装備できたり将来的には火器統制システムを搭載することを想定している。デザインもP90などを設計したFNらしく人間工学に則った設計で、右利き左利きに関係なく取り回しできるよう排莢を前方とするなど他のライフルにはない機構が取り入れられている。

F2000tactical

MACには酷評であったスタンダード型F2000の1.6倍スコープも、エアガンとして捉えれば悪いものでもない。G&Gではスコープ部分も再現されているが視界もクリアで、程よい倍率はサバゲーにおいては非常に使い勝手が良さそうだ。

ブルパップ式のためバレル長も気にならず狭いCQBフィールドなどでも活躍するシチュエーションは多そうだ。マニアックなミリタリー装備という風に捉えられそうなF2000ではあるが、近未来的なデザインはオリジナル装備やスポーツ系装備でもミリタリー以外のスタイルにも合わせやすい。

 
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