東京マルイEVOLTでサバゲー定例会に参戦!果たしてその結果は?!フィールドで見えてきたEVOLTの真の姿
EVOLTサバゲー実戦のレポートです。東京マルイの電動ガン エボルトを定例会に持ち込み、弾速・集弾性・トリガーレスポンスを検証しました。
前回の記事では外装チェックや準備~試射までの一連の操作を通して、東京マルイEVOLT M4A1カービンの仕様や機能についてご紹介しましたが、今回は実際にサバゲーで使用してきた模様をレポートしたいと思います。
店内で試射しただけではロングレンジの弾道など本当の実力は測りにくいですし、タイミング良くサバイバルゲームに行く予定があったので、デモ機を持ち込んでシューティングレンジでの試射や実際にゲームでも使用してみました。
つまり、今回はフィールドでの実戦レポートです。
こちらが今回のサバゲーの一枚です。
店内試射の写真も再掲します。
今回お邪魔したフィールドは、千葉県印西市にあるサバイバルゲームフィールド・ヘッドショット様。シューティングレンジでの撮影許可やフォトアルバムから筆者を撮っていただいた写真の使用許可も頂きました。誠にありがとうございます!
写真は今回お邪魔したフィールドです。
通常の定例会への参加でしたので、皆さんがサバゲーで使う時と全く同じ環境での実践チェックになりました。そこで明らかになったEVOLTの実力とは?!
EVOLTサバゲー実戦レポートの要点まとめ
まず結論です。EVOLTは、集弾性が際立っていました。ただし、トリガーレスポンスはカスタム機に劣ります。
- 弾速はホップ最大で最高87.1m/s、実戦の設定では83m/s台(0.25g BB弾使用)
- 30mまでのターゲットはほぼ必中、40mでも風の中で約8割が着弾
- 本体は数字以上に軽く感じ、ガンロックが楽
- トリガーレスポンスは弱点だが、実戦では大きな差を感じなかった
- 実銃に近い操作は、安全面とフィールド運用に役立つ
| 項目 | 結果 | 補足 |
|---|---|---|
| 弾速(ホップ最大) | 最高87.1m/s、平均86m/s台 | 0.25g BB弾使用。フィールドの弾速計測での値 |
| 弾速(実戦の設定) | 83m/s台 | ホップを効かせた状態。ホップ最小時と同程度 |
| 30mターゲット | ほぼ必中 | シューティングレンジでの試射 |
| 40mターゲット | 風の中で約8割が着弾 | ターゲットの直径は約25~30cm |
| 本体の重さ | 数字以上に軽く感じた | マガジン込みで2,700g(当店記載の値) |
| トリガーレスポンス | 標準的な電動ガン+α | 電子トリガーとマイクロスイッチの恩恵 |
目次
EVOLTサバゲー実戦の弾速チェックとホップ調整
ロングレンジを狙える集弾性
EVOLTサバゲー実戦で益々分かる好弾道
ゲーム中に感じるトリガーレスポンスの差は?
EVOLTサバゲーにベストマッチなリアル操作!
EVOLTをサバゲーで使ってみた総評
サバイバルゲームフィールド・ヘッドショット
EVOLTサバゲー実戦の弾速チェックとホップ調整
前回の記事で触れたEVOLTへのバッテリーセットやマガジンへのBB弾装填などは、セーフティーエリアでも全く問題なく行えました。バッテリーの脱着については、フィールドへのお出掛け前に一度練習はした方が良いかと思います。それでは早速、弾速チェックを受けに向かいます。
つまり、フィールドでは弾速計測が最初の関門です。まず、バッテリーの準備を済ませておきましょう。また、事前に練習しておくと現場で慌てません。
ここで、フィールドでの流れを表にします。
| 順番 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | バッテリーとマガジンを準備する | 脱着は事前に練習しておく |
| 2 | 弾速計測を受ける | ホップ調整後の状態で計測 |
| 3 | シューティングレンジで試射する | 弾道を見ながらホップを調整 |
| 4 | ゲームに参加する | 広いフィールドは飛距離優先の設定 |
| 5 | 退場時に空撃ちする | 残弾ありならマガジンを抜いて1回可 |
EVOLTのホップ最大での計測結果
EVOLTを店内で試射した時点で実は「ホップを掛けると初速が上がる」という事が確認されたため、MAXまで初速が上がる状態にホップ調整ダイヤルを合わせて計測をお願いしました。その結果は…
なんと、最高値で87.1m/s!(0.25g BB弾使用)試射時ここまで出たっけ?!(弾速計の誤差や環境差と思われます)
平均で86m/s台であったこともあり、スタッフさんも「いい数値ですね!すごい調整!」とお気遣い頂きましたが、内心、ギリギリの数値だったのでかなり焦りました。実際は箱出し未調整ですしね…笑
ただし、フィールドの規定値は場所ごとに異なります。そのため、必ず現地の基準を確認しましょう。なお、計測値には誤差が出ることもあります。
ちなみに、スタッフさんは「いい数値」と評価してくれました。ただし、筆者は内心ギリギリで焦りました。
EVOLTの実戦では83m/s台に落ち着いた
しかし、実際にゲームに参加する時にはここまでの高い初速にはなりませんでした。と言うのも、初速測定後にそのままシューティングレンジで試射すると弾道はまだまだホップが弱い状態。広いフィールドに合わせ、飛距離優先の少し浮き上がる弾道に調整したところ、初速はホップダイヤル最小時と同じ位の83m/s台に落ち着きました。
つまり、ホップを効かせると初速は下がりました。ちなみに、広いフィールドでは飛距離を優先しました。
こちらはシューティングレンジでの試射の様子です。EVOLTを構える姿勢がよく分かります。
EVOLTのホップの強さと初速の関係
ホップ調整ダイヤルをゼロから少し強めると一旦初速は上がりますが、更に適正ホップまで強めると初速は扱いやすい数値まで落ちる様ですね。まさか流速仕様なのでは?!という疑念もあったためフィールドの弾速チェックで87が出た時はビビりましたが、胸を撫でおろしました。
ちなみにホップの掛け具合は、水平弾道で30~35m、ホップの浮き上がりで40~45m、落下しながら50mで足元着弾くらいのイメージに調整しています。
しかし見事なセッティングです。弾道の伸びを見ても流速ではなさそうでしたが、どんなホップ強度でも規制値をオーバーせず、しかも適正ホップで初速が落ち過ぎないという完璧さ。これを東京マルイが狙って設計していたとすれば…恐るべしです。
まず、ホップを少し強めると初速が上がります。次に、適正ホップまで強めると初速が下がります。つまり、適正ホップが初速の落ち着きどころです。ただし、これは当店デモ機での傾向です。
| 状態 | 初速(0.25g BB弾) | 弾道の目安 |
|---|---|---|
| ホップ最小 | 83m/s台 | ― |
| ホップ最大に調整して計測 | 最高87.1m/s、平均86m/s台 | ― |
| 適正ホップ(実戦の設定) | 83m/s台 | 水平弾道で30~35m、浮き上がりで40~45m、落下しながら50mで足元着弾 |
つまり、規制値を超えにくい設計と感じました。そのため、フィールドでも安心して使えます。ただし、個体差の可能性は残ります。
ロングレンジを狙える集弾性
初速がバッチリだったので、そのままシューティングレンジで遠距離の弾道も確認しました。
つまり、ヘッドショットのレンジは調整に適しています。また、他のお客さんに配慮しやすい広さでした。
さらに、レンジの奥にも空間があります。そのため、長射程狙いの調整もしやすいのです。ちなみに、最長ターゲットは45mです。
ヘッドショットのシューティングレンジは最長のターゲットで45m。さらにその奥もいくらか空間があるので、広大なフィールドに適した長射程狙いのホップ調整もしやすいです。一度に大人数が利用できる横幅も広い設計で、じっくり調整を行いたいプレーヤーには有難いレンジです。私も他のお客さんにご迷惑を掛けることなく試射や撮影ができました。
EVOLTサバゲー向け40mターゲット検証
EVOLTは30mまでのターゲットはほぼ必中とあまりの余裕っぷりでしたので、さらにその先の40mターゲットで動画を撮ってみました。ちなみにターゲットの直径は大体25~30cmくらい。
映像では、40m先を狙う様子を確認できます。
つまり、40mは頭ほどの大きさを狙う距離です。ちなみに、ターゲットの直径は約25~30cmです。
EVOLTサバゲーの風の中での集弾性
撮影当日は少し風が吹いていて、シューティングレンジでもBB弾が左から右に流れてしまうので、都度風向きや流される位置に合わせながらの試射となりましたが、むしろその環境がEVOLTの性能の高さを実証できたかもしれません。
普通、風に煽られると遠方ではどうしても集弾性が落ちてしまいますが、EVOLTは全弾同じ様に風で流れ、全体を通しても8割程は着弾しました。また8割と言っても風が強い中での試射であることを踏まえるとかなり良い数字です。無風だったら恐らく40mでもほぼ全弾的中できるくらいのポテンシャルを持っていると思います。
つまり、風があっても弾の散りは小さめでした。ただし、風の強さは当日の条件次第です。そのため、数値は参考値として見てください。なお、重い弾ほど風に強いとされています。
| 距離 | 結果 | 補足 |
|---|---|---|
| 30mまで | ほぼ必中 | 「あまりの余裕っぷり」と筆者は感じた |
| 40m | 全体の約8割が着弾 | 風が強い中での試射。BB弾は左から右へ流れた |
| 弾の流れ方 | 全弾が同じように流れた | 風向きに合わせて狙いを補正 |
| ターゲット | 直径約25~30cm | ヘッドショットのレンジ(最長45m) |
EVOLTサバゲー実戦で益々分かる好弾道
シューティングレンジでの結果を踏まえると、EVOLTをゲームで使用したらすんごい事になるんじゃないかと期待が膨らみます。もちろん筆者の腕前も問われますが…笑
つまり、ここからが実戦レポートです。まず、普段使いのPTWと比べていきます。なお、比較はあくまで筆者の体感です。
ちなみに筆者は普段、WIDEBOREシリンダー、コンプリートチャンバー、ブラシレスモーターを組み込んだSYSTEMA PTW 従来ギアボックス型を使用しています。テイクダウンできることからトレポンになぞらえ「マルポン」とも呼ばれるEVOLTですので、両者比較も交えてのフィールドレビューをお伝えしたいと思います。
ちなみに、筆者の普段使いはシステマPTWです。また、ブラシレスモーターを組み込んでいます。そのため、比較対象としては高いレベルです。
ということで早速、EVOLTを手にフィールドイン!
写真はフィールドインした場面です。ここからゲームが始まります。
EVOLTサバゲー本体は数字以上に軽い
まずスタート地点までの移動中に感じたのがEVOLT本体の軽さです。私が普段使っているPTWが激重&フロントヘビーなせいもありますが、EVOLTのマガジン重量も含めた2,700gという数字以上に軽く感じます。
EVOLTはマガジン単体でも300g超えですし、店内で試射している時も特別軽いイメージは無かったのですが、いざサバゲーだ!となると違うものですね。重心とグリップの位置関係が良いのでしょうか。特にフロント周りはアルミアウターバレルやプラ製のハンドガードで軽く、サポートハンド側の負荷は極めて少ないです
ちなみに、マガジン単体で300gを超えます。それでも、実戦では軽く感じました。
チャージングハンドルも忘れずに引いておき、いざゲームスタート!
つまり、数字以上に軽く感じたのです。そのため、長時間の移動でも疲れにくいと感じました。ただし、感じ方には個人差があります。
EVOLTサバゲー街型フィールドでの立ち回り
ヘッドショットは広大な敷地に2階建ての建物が無数に並ぶ街型フィールド。各建物の小窓に潜む敵プレーヤーをいかに攻略できるかが勝敗のカギになります。
つまり、建物ごとに狙い方が変わります。そのため、集弾性の高さが活きました。
建物内にいるプレーヤーはこまめに隠れてしまいますし、特に2階に向け射角を付けてガンロック(敵が潜む位置に照準を合わせ出てくるのを待つ戦術)をキープをするのは私のPTWでは中々に体力を削られます。その点EVOLTはガンロックも非常に楽でいいですね。
顔や身体を僅かしか出さないプレーヤーからヒットを奪うのは至難の業ではありますが、EVOLTの集弾性の良さが功を奏し、いつもよりヒットを取り易い。ん~これはスゴイ。
まず、建物の小窓が最大の攻略ポイントです。また、2階へ射角を付けるガンロックが多くなります。そのため、本体の軽さが活きる場面でした。
こちらはガンロックをしている場面です。2階の窓を狙う姿勢に注目です。
集弾性とカスタムPTWの違い
EVOLTの弾道は流石に、筆者のフルカスタムPTW程の伸びや直進性(風や射角等の影響の受けにくさ)はありません。しかし初弾の着弾ズレを考慮して狙う位置を調整すると、2発目、3発目は面白い様に思い通りの場所にBB弾が飛んでいきます。集弾性(グルーピング)がとんでもなく良いです。
尚、風の影響を受けると言ってもそれはカスタムガンとの比較であり、標準的な電動ガンと比べれば全然力強い弾道です。
私のPTWも遠方の散りは抑えている方ですが、数十メートル先で顔半分も出さない敵プレーヤーに一発必中とはいきません。毎回ダブルタップ、トリプルタップで対応していく感じです。
つまり、直進性はPTWが上でした。ただし、集弾性ではEVOLTが優れていました。
目視修正後の狙いが決まる
対してEVOLTは、目視修正後の狙いがドンピシャで決まりやすいです。1発目で建物内の敵が隠れてくれたら狙いを修正しガンロック。次に顔を出した時にはヒット、みたいなケースが結構ありました。
風や射角の影響でレティクルと弾道がズレていても、毎弾同じズレ方になるので精密な射撃が可能。無風平地であれば、軍配はEVOLTに上がるでしょう。これが箱出しのままのエアガンとは…恐ろしい子!
そのため、ダブルタップに頼る場面が減りました。つまり、1発目の着弾を見て修正すれば当たります。なお、これは筆者の感想です。
| 項目 | EVOLT(箱出し) | 筆者のカスタムPTW |
|---|---|---|
| 重さの印象 | 軽く感じる | 重くフロントヘビー |
| 弾道の伸び・直進性 | PTWに及ばない | 風や射角の影響を受けにくい |
| 集弾性 | 非常に良く、毎弾同じズレ方をする | 遠方の散りは抑えているが、一発必中は難しい |
| トリガーレスポンス | 標準的な電動ガン+α | ブラシレスモーターで上 |
| ガンロック | 非常に楽 | 体力を削られる |
ゲーム中に感じるトリガーレスポンスの差は?
EVOLTの唯一と言ってもいい弱点はトリガーレスポンスでしょう。筆者のPTWはブラシレスモーター化しているため、一層EVOLTは分が悪いです。ただこれがサバゲーでの活躍に大きな差を生むかと言ったら、正直な感想はNO!
つまり、レスポンスは唯一の弱点と筆者は見ています。ただし、実戦では大きな差を感じませんでした。
電子トリガーとマイクロスイッチ
EVOLTのトリガーレスポンスは標準的な電動ガンに毛が生えた程度のものですが、ダブルタップやトリプルタップの指の動きにもしっかりと付いてきて、トレポンと同じ感覚でトリガーを引いても全く問題ありません。スタンダード電動ガンならとっくにセミロックしていたでしょう。
つまり、標準的な電動ガンより一歩進んだ印象です。ただし、ブラシレス機とは差があります。
M-SYSTEMにより電子トリガー化やマイクロスイッチ化された恩恵は非常に大きいですね。指を完全に戻さなくても速射が可能なうえトリガーの重さで非常に連続操作しやすい。これまでのマルイ製電動ガンのイメージがガラッと変わるでしょう。
つまり、指を戻し切らなくても速射できます。また、トリガーの重さが連続操作を助けます。
動画でトリガー操作の様子を確認できます。
※マイク性能により発射音の高音部がカットされています。
EVOLTサバゲーのクイックピークとバリケード戦
今回は至近距離での撃ち合いとなるシチュエーションがほぼなかったため、レスポンスがモノを言うクイックピーク(遮蔽物から一瞬だけ顔とエアガンを出すと同時に射撃するテクニック)をそんなに試せませんでしたが、大きく遅れを取ることは無さそうに感じます。
ブラシレスモーターやプリコックと対等に戦えるとは流石に断言しませんが、バリケードから出るタイミングとトリガーを引くタイミングを調整すれば、バリケード越しの近距離戦でも充分応戦できると思います。
日頃PTWに慣れている筆者でもEVOLTは扱いやすく、終始違和感なくゲームを楽しむことができました。
つまり、近距離戦の検証は今回限定的でした。そのため、断言は避けています。ただし、タイミング次第で応戦できる印象です。
EVOLTサバゲーにベストマッチなリアル操作!
EVOLTの実射性能について述べてきましたが、電動ガンなのにガスブロの様な実銃シミュレートが出来ることもセールスポイントですよね。その辺りの操作がサバゲーでどう影響するでしょうか。
ここで、安全面とゲーム面に分けて整理します。
| 機能 | 安全面のメリット | ゲームでのメリット |
|---|---|---|
| マガジンなしでは空撃ち不可 | 不注意による誤射を減らす | ― |
| チャンバーにBB弾が残らない | 弾抜き忘れの事故を防ぐ | ― |
| チャーハンやボルトリリース操作が必要 | 誤操作での発射を防ぐ | 操作した実感が得られる |
| オートストップ | ― | 最後の1発が分かりやすい |
| 残弾ありでマガジンを抜くと1回空撃ち可 | ― | フィールドアウト時に使える |
結論から言うと、サバゲーで使用する際にも最適な機能であると断言します!何故かと言うと、安全対策もゲーム中の使いやすさもフィールドでの運用にも、各機能が効果的に活かされているシーンが多かったからです。具体的な実例と共にご紹介しましょう。
EVOLTサバゲーのセーフティーエリアでの安全性
1つ目はセーフティーエリアでの安全面。セーフティーエリアではマガジン未装着、弾抜き、セレクター管理、トリガー管理、銃口管理と何重もの安全策を講じるのは当たり前ですが、それでもユーザーの不注意による事故はゼロにならないのが現実です。
まず、マガジンを抜きます。次に、弾抜きとセレクター管理を行います。さらに、トリガーと銃口の管理も忘れません。
しかしEVOLTでは「マガジンをセットしなければ空撃ちすらできない」「チャンバーにBB弾が残らない」「チャージングハンドルやボルトリリース操作をしないと動作しない」というリアルな挙動が、不注意による誤射の危険性を大幅に減らしてくれます。
こういった所も東京マルイの設計意図があるのだろうな、とつくづく感心します。
つまり、何重もの安全策が基本です。ちなみに、一般的なルールではマガジンを抜いてセーフティーをかけます。ただし、ルールはフィールドごとに異なります。
写真はヘッドショットのセーフティーエリアです。
オートストップで残弾ゼロが分かる
ゲーム中のリアルシミュレートの恩恵は、やはりマガジン内のBB弾を撃ち切った際のオートストップ機能でしょう。
次世代電動ガンをはじめ珍しい機能ではありませんが、EVOLTの場合は最後の1発を撃ったことが分かりやすく直ぐにリロード動作に移行できます。ボルトリリースレバーがカッチリしているので、操作した感もまた気分を盛り上げてくれる要素の1つになっています。
つまり、撃ち切った瞬間が分かりやすいのです。そのため、リロードへの移行がスムーズでした。
残弾ありでマガジンを抜いた時の空撃ち
またEVOLTのリアルシミュレートは細かな所まで再現されています。残弾がある状態でマガジンを抜くと、実銃と同じ様にチャンバーに一発だけ装填されていると仮定して1回だけ空撃ちができます。実際にはチャンバーにBB弾が残っていないので発射はされません。
実銃と同じ動きを再現しただけなのかもしれませんが、これが意外なところでも使えます。それがフィールドアウトする時の空撃ち。
サバゲーで最も多いフィールド退出理由はヒット者退場でしょう。ゲーム中にヒットされたプレーヤーは残弾があるケースが多いでしょうし、フィールドから出る際にちゃんと空撃ち操作ができるのは周囲に誤解も与えない素晴らしい機能です。
つまり、ヒット後の退場時に役立ちます。ただし、残弾がない場合は話が変わります。
撃ち尽くした場合の空撃ち
その反面、全弾撃ち尽くしてしまった場合は空撃ちができないという問題もあります。スタッフさんにEVOLTであることを申告しトリガー操作で動かないところをみせればOKになるかもしれませんが…。
もしそれがダメなら、マガジンハウジング内の検知レバーを指で押しながらチャーハン操作すれば1回空撃ちができます。マガジンのAUTO STOPスイッチをOFFにしてマガジンを差してから一度動作させ、再度マガジンを抜いて空撃ちをしてもよいでしょう。これだけはちょっと面倒!
そのため、事前にスタッフへ相談すると安心です。なお、ルールはフィールドごとに異なります。
写真はフィールドアウト時の空撃ちの場面です。
| 場面 | 対処 | 補足 |
|---|---|---|
| 残弾ありでマガジンを抜く | そのまま1回空撃ちできる | チャンバーに1発あると仮定した動き。BB弾は発射されない |
| 全弾撃ち尽くした | スタッフに申告し、トリガー操作で動かないことを見せる | OKになるかはフィールド次第 |
| 上記がダメな場合 | マガジンハウジング内の検知レバーを押しながらチャーハン操作 | 1回空撃ちできる |
| 別の方法 | AUTO STOPスイッチをOFFにして一度動作させ、マガジンを抜いて空撃ち | 少し面倒 |
EVOLTをサバゲーで使ってみた総評
EVOLTの最も素晴らしい点はとにもかくにも「集弾性」でしょう。スタビライザーノズル恐るべしです。針の穴を抜く様な精密射撃は特筆すべき性能と言えます。テストのつもりでサバゲーに持ち込みましたが、結局楽しくて一日中使ってました。
つまり、評価の中心は集弾性です。特に、スタビライザーノズルの効果を実感しました。
メーカー箱出しでここまでの弾道を見せらつけられると正直、弾道精度向上のカスタムは不要でしょう。
そのため、弾道目的のカスタムは優先度が低いです。一方、レスポンスや耐久性は改良の余地があります。
当店ではまだシリンダー・チャンバー・ギアボックスの研究は進んでいませんが、もしカスタムやパーツ開発するとしてもレスポンスアップやトリガーストロークの短小化、壊れやすいプラパーツの耐久性アップ、インドア仕様向けのデチューンがメインになってくるかと思います。
つまり、改良の方向性は限られます。ちなみに、候補はレスポンスや耐久性などです。
| 良かった点 | 気になった点 |
|---|---|
| 集弾性がとんでもなく良い | トリガーレスポンスはカスタム機に劣る |
| 本体が軽く、ガンロックが楽 | 壊れやすいプラパーツの耐久性は未知数 |
| リアル操作が安全面で活きる | 全弾撃ち尽くした時の空撃ちが少し面倒 |
| 箱出しでも弾道精度向上のカスタムは不要と感じた | 専用バッテリーなど、揃える物が多い |
写真はサバゲーで扱いやすいEVOLTです。
安全面から見たビギナー適性
マガジンをセットしてセレクターを切り替えてもすぐには撃てないなど操作が複雑な様にも思えますが、これはリアルシミュレートという点は勿論、安全面においても歓迎すべき仕様だと思いました。
初心者向きではないとの意見もありそうですが、慣れないうちは安全管理が疎かになりがちなビギナーに初めてのエアガンとしてもオススメできる製品だと感じました。簡単に動作できてしまう従来の電動ガンの方が事故が起きやすいと思うのが理由です。
つまり、動作が複雑な点は安全装置でもあります。そのため、安全管理を学ぶ素材になります。
EVOLTサバゲーはベテランからビギナーまで
サバゲーはゲームそのものを楽しむよりも前にまず、安全ルールを学ぶ必要があるスポーツです。EVOLTはセーフティーエリアでの事故を未然に防ぎやすく、安全管理を学ぶのにも適した素材と言えます。
性能やリアルシミュレートにおいては、ベテランプレーヤーの新しい相棒・中堅プレーヤーのステップアップモデルとして太鼓判を押します!そして安全性や容易なバッテリー管理においてはビギナープレーヤーにもお薦めです。筆者としては、EVOLTはあらゆるサバゲーマーにオススメできる電動ガンだと感じました。
まず、ベテランには新しい相棒になります。次に、中堅にはステップアップモデルです。そして、ビギナーには安全面が心強い一本です。
EVOLTの発売日と価格(確定情報)
M4A1カービンは2025年12月24日に発売されました。価格は90,000円(税抜)、99,000円(税込)です。また、リコイル付きのRS FPR MK 4は2026年5月27日に発売されました。こちらは120,000円(税抜)、132,000円(税込)です。ただし、在庫は店舗ごとに異なります。
| モデル | 発売日 | 価格(税抜) | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| EVOLT M4A1カービン | 2025年12月24日 | 90,000円 | 99,000円 |
| EVOLT RS FPR MK 4 | 2026年5月27日 | 120,000円 | 132,000円 |
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サバイバルゲームフィールド・ヘッドショット
最後になりましたが、お世話になったサバイバルゲームフィールド・ヘッドショット様についてもご紹介しておきましょう!
ここからは、フィールドの紹介です。
関東エリアのサバゲーのメッカ、千葉県印西市にある老舗ユニオングループの一員で、今回お邪魔したヘッドショットのほか、お子様やファミリー向けのファミさばを開催しているリトルヘッドショット、様々なルートで膠着の少ない近接戦が楽しめるU-BOXの3つのフィールドを運営されています。
フィールドの特徴
本家ヘッドショットは非常に広大なアウトドアフィールドで、巨大なキャットウォーク(2階建て構造の足場)を中心に何棟もの2階建ての建物が並んでいます。また外周には濃い目のブッシュエリアもあり、複雑なシチュエーションが絡む飽きの来ないフィールドです。
こういったキャットウォークがセンターにあるフィールドは攻略が難しく、それを挟んでの撃ち合いに終始する単調なゲームが多くなりがちですが、ヘッドショットのキャットウォークは防衛ラインを引くことが難しい構造になっており、毎回違ったゲーム展開が楽しめます。
つまり、毎回違うゲーム展開が楽しめます。ちなみに、市街地タイプのアウトドアフィールドです。
写真は巨大なキャットウォークです。
サービスとアクセス
セーフティーエリアではお昼のカレー以外にも午前中からサイドメニュー販売があったり(曜日によって異なる可能性あり)とサービスは充実。
私は日曜定例会に参加しましたが、オーナーをはじめスタッフさん達は明るく丁寧な対応で、趣のある特殊ゲームも挟むなど1日を通し楽しめました。定例会は予約なしでも飛び込み参加できますが、人気のあるフィールドなので土日は結構混み合います。確実に参加したければご予約をお薦めします。
京成酒々井駅まで無料の予約送迎もあるので、車がない方でも行きやすくなっております。気になる方は是非遊びに行ってみてください。
ちなみに、送迎は京成酒々井駅の西口からです。ただし、送迎は予約制です。そのため、利用前に公式サイトで確認しましょう。
| 項目 | 内容 | 出典・備考 |
|---|---|---|
| 所在地 | 千葉県印西市 | サバゲー情報サイトおよび当記事 |
| タイプ | アウトドア(市街地) | 2階建ての建物が並ぶ街型フィールド |
| 運営 | ユニオングループ | 当記事の記載 |
| 送迎 | 京成酒々井駅から無料送迎(予約制) | 利用前に公式サイトで確認 |
| 定例会 | 予約なしでも参加可能 | 土日は混み合うため予約がおすすめ(当記事の記載) |
EVOLTサバゲー実戦の事前チェック
まず、現場で慌てないための準備をまとめます。特に、バッテリー脱着は事前の練習が大切です。そのため、表で順に確認しましょう。
| 確認項目 | 内容 | 理由 |
|---|---|---|
| バッテリーの脱着 | フィールドへ出る前に一度練習する | テイクダウンが必要なため |
| BB弾の装填 | マガジンアダプターを使う | セーフティーエリアで手早く準備できる |
| 弾速計測 | ホップを調整した状態で受ける | ホップで初速が変わる傾向があるため |
| ホップ調整 | 広いフィールドでは飛距離優先に合わせる | 水平30~35m、浮き上がり40~45mが目安 |
| 空撃ちの方法 | フィールドアウト時の手順を確認する | 撃ち尽くすと空撃ちできないため |
| フィールドの規定 | 初速や運用ルールを確認する | フィールドごとに異なるため |
なお、前回の仕様&機能チェックも参考になります。
東京マルイEVOLTに関するよくある質問(Q&A)
Q. EVOLTサバゲー実戦での初速はどうでしたか?
ホップ最大の設定で最高87.1m/sでした。ただし、実戦の設定では83m/s台に落ち着きました。なお、いずれも0.25g BB弾の値です。つまり、ホップを効かせると初速は落ち着きます。そのため、規制値に不安がある方も安心です。
Q. 集弾性はどれくらい良いですか?
30mまでのターゲットはほぼ必中でした。また、40mでも風の中で約8割が着弾しました。特に、全弾が同じ方向へ流れた点が印象的です。そのため、風を読めば当てやすいと感じました。
Q. EVOLTは軽く感じますか?
はい、数字以上に軽く感じました。特に、アルミアウターバレルとプラ製ハンドガードで前側が軽いです。そのため、サポートハンドの負担が少なくなります。つまり、ガンロックも楽になります。
Q. カスタムPTWと比べてどうですか?
直進性はPTWが上です。一方、集弾性はEVOLTが優れていました。また、目視修正後の狙いが決まりやすいです。ただし、これは筆者の体感です。
Q. トリガーレスポンスは問題ありませんか?
標準的な電動ガンに毛が生えた程度です。ただし、ダブルタップにも付いてきました。そのため、実戦で大きな差は感じませんでした。なお、至近距離戦の検証は限定的です。
Q. フィールドアウト時に空撃ちはできますか?
残弾があれば、マガジンを抜いて1回できます。ただし、BB弾は発射されません。つまり、周囲に誤解を与えにくい操作です。
Q. 全弾撃ち尽くすと空撃ちできませんか?
そのままではできません。そこで、スタッフに申告して動かない状態を見せましょう。また、検知レバーを押しながらチャーハンする方法もあります。ただし、少し手間がかかります。
Q. ビギナーにもおすすめですか?
はい、おすすめできます。マガジンなしでは空撃ちできないなど、安全面が手厚いからです。ただし、操作の流れは事前に覚えましょう。また、慣れないうちは安全管理を丁寧に行いましょう。
Q. 発売日と価格を教えてください
M4A1カービンは2025年12月24日の発売です。価格は99,000円(税込)です。なお、税抜は90,000円です。また、リコイル付きのRSは2026年5月27日の発売です。











