東京マルイEVOLTでサバゲー定例会に参戦!果たしてその結果は?!フィールドで見えてきたEVOLTの真の姿
前回の記事では外装チェックや準備~試射までの一連の操作を通して、東京マルイEVOLT M4A1カービンの仕様や機能についてご紹介しましたが、今回は実際にサバゲーで使用してきた模様をレポートしたいと思います。
店内で試射しただけではロングレンジの弾道など本当の実力は測りにくいですし、タイミング良くサバイバルゲームに行く予定があったので、デモ機を持ち込んでシューティングレンジでの試射や実際にゲームでも使用してみました。
今回お邪魔したフィールドは、千葉県印西市にあるサバイバルゲームフィールド・ヘッドショット様。シューティングレンジでの撮影許可やフォトアルバムから筆者を撮っていただいた写真の使用許可も頂きました。誠にありがとうございます!
通常の定例会への参加でしたので、皆さんがサバゲーで使う時と全く同じ環境での実践チェックになりました。そこで明らかになったEVOLTの実力とは?!
目次
EVOLTの弾速チェックとホップ調整
ロングレンジを狙える集弾性
ゲームで使ってみると益々分かるEVOLTの好弾道
ゲーム中に感じるトリガーレスポンスの差は?
EVOLTのリアル操作はサバゲーにベストマッチ!
EVOLTをサバゲーで使ってみた総評
サバイバルゲームフィールド・ヘッドショット
EVOLTの弾速チェックとホップ調整
前回の記事で触れたEVOLTへのバッテリーセットやマガジンへのBB弾装填などは、セーフティーエリアでも全く問題なく行えました。バッテリーの脱着については、フィールドへのお出掛け前に一度練習はした方が良いかと思います。それでは早速、弾速チェックを受けに向かいます。
EVOLTを店内で試射した時点で実は「ホップを掛けると初速が上がる」という事が確認されたため、MAXまで初速が上がる状態にホップ調整ダイヤルを合わせて計測をお願いしました。その結果は…
なんと、最高値で87.1m/s!(0.25g BB弾使用)試射時ここまで出たっけ?!(弾速計の誤差や環境差と思われます)
平均で86m/s台であったこともあり、スタッフさんも「いい数値ですね!すごい調整!」とお気遣い頂きましたが、内心、ギリギリの数値だったのでかなり焦りました。実際は箱出し未調整ですしね…笑
しかし、実際にゲームに参加する時にはここまでの高い初速にはなりませんでした。と言うのも、初速測定後にそのままシューティングレンジで試射すると弾道はまだまだホップが弱い状態。広いフィールドに合わせ、飛距離優先の少し浮き上がる弾道に調整したところ、初速はホップダイヤル最小時と同じ位の83m/s台に落ち着きました。
ホップ調整ダイヤルをゼロから少し強めると一旦初速は上がりますが、更に適正ホップまで強めると初速は扱いやすい数値まで落ちる様ですね。まさか流速仕様なのでは?!という疑念もあったためフィールドの弾速チェックで87が出た時はビビりましたが、胸を撫でおろしました。
ちなみにホップの掛け具合は、水平弾道で30~35m、ホップの浮き上がりで40~45m、落下しながら50mで足元着弾くらいのイメージに調整しています。
しかし見事なセッティングです。弾道の伸びを見ても流速ではなさそうでしたが、どんなホップ強度でも規制値をオーバーせず、しかも適正ホップで初速が落ち過ぎないという完璧さ。これを東京マルイが狙って設計していたとすれば…恐るべしです。
ロングレンジを狙える集弾性
初速がバッチリだったので、そのままシューティングレンジで遠距離の弾道も確認しました。
ヘッドショットのシューティングレンジは最長のターゲットで45m。さらにその奥もいくらか空間があるので、広大なフィールドに適した長射程狙いのホップ調整もしやすいです。一度に大人数が利用できる横幅も広い設計で、じっくり調整を行いたいプレーヤーには有難いレンジです。私も他のお客さんにご迷惑を掛けることなく試射や撮影ができました。
EVOLTは30mまでのターゲットはほぼ必中とあまりの余裕っぷりでしたので、さらにその先の40mターゲットで動画を撮ってみました。ちなみにターゲットの直径は大体25~30cmくらい。
撮影当日は少し風が吹いていて、シューティングレンジでもBB弾が左から右に流れてしまうので、都度風向きや流される位置に合わせながらの試射となりましたが、むしろその環境がEVOLTの性能の高さを実証できたかもしれません。
普通、風に煽られると遠方ではどうしても集弾性が落ちてしまいますが、EVOLTは全弾同じ様に風で流れ、全体を通しても8割程は着弾しました。また8割と言っても風が強い中での試射であることを踏まえるとかなり良い数字です。無風だったら恐らく40mでもほぼ全弾的中できるくらいのポテンシャルを持っていると思います。
ゲームで使ってみると益々分かるEVOLTの好弾道
シューティングレンジでの結果を踏まえると、EVOLTをゲームで使用したらすんごい事になるんじゃないかと期待が膨らみます。もちろん筆者の腕前も問われますが…笑
ちなみに筆者は普段、WIDEBOREシリンダー、コンプリートチャンバー、ブラシレスモーターを組み込んだSYSTEMA PTW 従来ギアボックス型を使用しています。テイクダウンできることからトレポンになぞらえ「マルポン」とも呼ばれるEVOLTですので、両者比較も交えてのフィールドレビューをお伝えしたいと思います。
ということで早速、EVOLTを手にフィールドイン!
まずスタート地点までの移動中に感じたのがEVOLT本体の軽さです。私が普段使っているPTWが激重&フロントヘビーなせいもありますが、EVOLTのマガジン重量も含めた2,700gという数字以上に軽く感じます。
EVOLTはマガジン単体でも300g超えですし、店内で試射している時も特別軽いイメージは無かったのですが、いざサバゲーだ!となると違うものですね。重心とグリップの位置関係が良いのでしょうか。特にフロント周りはアルミアウターバレルやプラ製のハンドガードで軽く、サポートハンド側の負荷は極めて少ないです
チャージングハンドルも忘れずに引いておき、いざゲームスタート!
ヘッドショットは広大な敷地に2階建ての建物が無数に並ぶ街型フィールド。各建物の小窓に潜む敵プレーヤーをいかに攻略できるかが勝敗のカギになります。
建物内にいるプレーヤーはこまめに隠れてしまいますし、特に2階に向け射角を付けてガンロック(敵が潜む位置に照準を合わせ出てくるのを待つ戦術)をキープをするのは私のPTWでは中々に体力を削られます。その点EVOLTはガンロックも非常に楽でいいですね。
顔や身体を僅かしか出さないプレーヤーからヒットを奪うのは至難の業ではありますが、EVOLTの集弾性の良さが功を奏し、いつもよりヒットを取り易い。ん~これはスゴイ。
EVOLTの弾道は流石に、筆者のフルカスタムPTW程の伸びや直進性(風や射角等の影響の受けにくさ)はありません。しかし初弾の着弾ズレを考慮して狙う位置を調整すると、2発目、3発目は面白い様に思い通りの場所にBB弾が飛んでいきます。集弾性(グルーピング)がとんでもなく良いです。
尚、風の影響を受けると言ってもそれはカスタムガンとの比較であり、標準的な電動ガンと比べれば全然力強い弾道です。
私のPTWも遠方の散りは抑えている方ですが、数十メートル先で顔半分も出さない敵プレーヤーに一発必中とはいきません。毎回ダブルタップ、トリプルタップで対応していく感じです。
対してEVOLTは、目視修正後の狙いがドンピシャで決まりやすいです。1発目で建物内の敵が隠れてくれたら狙いを修正しガンロック。次に顔を出した時にはヒット、みたいなケースが結構ありました。
風や射角の影響でレティクルと弾道がズレていても、毎弾同じズレ方になるので精密な射撃が可能。無風平地であれば、軍配はEVOLTに上がるでしょう。これが箱出しのままのエアガンとは…恐ろしい子!
ゲーム中に感じるトリガーレスポンスの差は?
EVOLTの唯一と言ってもいい弱点はトリガーレスポンスでしょう。筆者のPTWはブラシレスモーター化しているため、一層EVOLTは分が悪いです。ただこれがサバゲーでの活躍に大きな差を生むかと言ったら、正直な感想はNO!
EVOLTのトリガーレスポンスは標準的な電動ガンに毛が生えた程度のものですが、ダブルタップやトリプルタップの指の動きにもしっかりと付いてきて、トレポンと同じ感覚でトリガーを引いても全く問題ありません。スタンダード電動ガンならとっくにセミロックしていたでしょう。
M-SYSTEMにより電子トリガー化やマイクロスイッチ化された恩恵は非常に大きいですね。指を完全に戻さなくても速射が可能なうえトリガーの重さで非常に連続操作しやすい。これまでのマルイ製電動ガンのイメージがガラッと変わるでしょう。
※マイク性能により発射音の高音部がカットされています。
今回は至近距離での撃ち合いとなるシチュエーションがほぼなかったため、レスポンスがモノを言うクイックピーク(遮蔽物から一瞬だけ顔とエアガンを出すと同時に射撃するテクニック)をそんなに試せませんでしたが、大きく遅れを取ることは無さそうに感じます。
ブラシレスモーターやプリコックと対等に戦えるとは流石に断言しませんが、バリケードから出るタイミングとトリガーを引くタイミングを調整すれば、バリケード越しの近距離戦でも充分応戦できると思います。
日頃PTWに慣れている筆者でもEVOLTは扱いやすく、終始違和感なくゲームを楽しむことができました。
EVOLTのリアル操作はサバゲーにベストマッチ!
EVOLTの実射性能について述べてきましたが、電動ガンなのにガスブロの様な実銃シミュレートが出来ることもセールスポイントですよね。その辺りの操作がサバゲーでどう影響するでしょうか。
結論から言うと、サバゲーで使用する際にも最適な機能であると断言します!何故かと言うと、安全対策もゲーム中の使いやすさもフィールドでの運用にも、各機能が効果的に活かされているシーンが多かったからです。具体的な実例と共にご紹介しましょう。
1つ目はセーフティーエリアでの安全面。セーフティーエリアではマガジン未装着、弾抜き、セレクター管理、トリガー管理、銃口管理と何重もの安全策を講じるのは当たり前ですが、それでもユーザーの不注意による事故はゼロにならないのが現実です。
しかしEVOLTでは「マガジンをセットしなければ空撃ちすらできない」「チャンバーにBB弾が残らない」「チャージングハンドルやボルトリリース操作をしないと動作しない」というリアルな挙動が、不注意による誤射の危険性を大幅に減らしてくれます。
こういった所も東京マルイの設計意図があるのだろうな、とつくづく感心します。
ゲーム中のリアルシミュレートの恩恵は、やはりマガジン内のBB弾を撃ち切った際のオートストップ機能でしょう。
次世代電動ガンをはじめ珍しい機能ではありませんが、EVOLTの場合は最後の1発を撃ったことが分かりやすく直ぐにリロード動作に移行できます。ボルトリリースレバーがカッチリしているので、操作した感もまた気分を盛り上げてくれる要素の1つになっています。
またEVOLTのリアルシミュレートは細かな所まで再現されています。残弾がある状態でマガジンを抜くと、実銃と同じ様にチャンバーに一発だけ装填されていると仮定して1回だけ空撃ちができます。実際にはチャンバーにBB弾が残っていないので発射はされません。
実銃と同じ動きを再現しただけなのかもしれませんが、これが意外なところでも使えます。それがフィールドアウトする時の空撃ち。
サバゲーで最も多いフィールド退出理由はヒット者退場でしょう。ゲーム中にヒットされたプレーヤーは残弾があるケースが多いでしょうし、フィールドから出る際にちゃんと空撃ち操作ができるのは周囲に誤解も与えない素晴らしい機能です。
その反面、全弾撃ち尽くしてしまった場合は空撃ちができないという問題もあります。スタッフさんにEVOLTであることを申告しトリガー操作で動かないところをみせればOKになるかもしれませんが…。
もしそれがダメなら、マガジンハウジング内の検知レバーを指で押しながらチャーハン操作すれば1回空撃ちができます。マガジンのAUTO STOPスイッチをOFFにしてマガジンを差してから一度動作させ、再度マガジンを抜いて空撃ちをしてもよいでしょう。これだけはちょっと面倒!
EVOLTをサバゲーで使ってみた総評
EVOLTの最も素晴らしい点はとにもかくにも「集弾性」でしょう。スタビライザーノズル恐るべしです。針の穴を抜く様な精密射撃は特筆すべき性能と言えます。テストのつもりでサバゲーに持ち込みましたが、結局楽しくて一日中使ってました。
メーカー箱出しでここまでの弾道を見せらつけられると正直、弾道精度向上のカスタムは不要でしょう。
当店ではまだシリンダー・チャンバー・ギアボックスの研究は進んでいませんが、もしカスタムやパーツ開発するとしてもレスポンスアップやトリガーストロークの短小化、壊れやすいプラパーツの耐久性アップ、インドア仕様向けのデチューンがメインになってくるかと思います。
マガジンをセットしてセレクターを切り替えてもすぐには撃てないなど操作が複雑な様にも思えますが、これはリアルシミュレートという点は勿論、安全面においても歓迎すべき仕様だと思いました。
初心者向きではないとの意見もありそうですが、慣れないうちは安全管理が疎かになりがちなビギナーに初めてのエアガンとしてもオススメできる製品だと感じました。簡単に動作できてしまう従来の電動ガンの方が事故が起きやすいと思うのが理由です。
サバゲーはゲームそのものを楽しむよりも前にまず、安全ルールを学ぶ必要があるスポーツです。EVOLTはセーフティーエリアでの事故を未然に防ぎやすく、安全管理を学ぶのにも適した素材と言えます。
性能やリアルシミュレートにおいては、ベテランプレーヤーの新しい相棒・中堅プレーヤーのステップアップモデルとして太鼓判を押します!そして安全性や容易なバッテリー管理においてはビギナープレーヤーにもお薦めです。筆者としては、EVOLTはあらゆるサバゲーマーにオススメできる電動ガンだと感じました。
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サバイバルゲームフィールド・ヘッドショット
最後になりましたが、お世話になったサバイバルゲームフィールド・ヘッドショット様についてもご紹介しておきましょう!
関東エリアのサバゲーのメッカ、千葉県印西市にある老舗ユニオングループの一員で、今回お邪魔したヘッドショットのほか、お子様やファミリー向けのファミさばを開催しているリトルヘッドショット、様々なルートで膠着の少ない近接戦が楽しめるU-BOXの3つのフィールドを運営されています。
本家ヘッドショットは非常に広大なアウトドアフィールドで、巨大なキャットウォーク(2階建て構造の足場)を中心に何棟もの2階建ての建物が並んでいます。また外周には濃い目のブッシュエリアもあり、複雑なシチュエーションが絡む飽きの来ないフィールドです。
こういったキャットウォークがセンターにあるフィールドは攻略が難しく、それを挟んでの撃ち合いに終始する単調なゲームが多くなりがちですが、ヘッドショットのキャットウォークは防衛ラインを引くことが難しい構造になっており、毎回違ったゲーム展開が楽しめます。
セーフティーエリアではお昼のカレー以外にも午前中からサイドメニュー販売があったり(曜日によって異なる可能性あり)とサービスは充実。
私は日曜定例会に参加しましたが、オーナーをはじめスタッフさん達は明るく丁寧な対応で、趣のある特殊ゲームも挟むなど1日を通し楽しめました。定例会は予約なしでも飛び込み参加できますが、人気のあるフィールドなので土日は結構混み合います。確実に参加したければご予約をお薦めします。
京成酒々井駅まで無料の予約送迎もあるので、車がない方でも行きやすくなっております。気になる方は是非遊びに行ってみてください。











