AK-12の耐久性は?実弾の連続発射テストの結果が驚くべきことに

AK-12の耐久性は?実弾の連続発射テストの結果が驚くべきことに
AK-12の耐久性は?実弾の連続発射テストの結果が驚くべきことに
 

AK-12の耐久性は?実弾の連続発射テストの結果が驚くべきことに

AK-12はカラシニコフ・コンツェルン(Kalashnikov Concern:旧イズマッシュ[Izhmash])が開発・製造するAKシリーズ第5世代にあたるアサルトライフル。2011年に開発され将来的にはロシア連邦軍の主力小銃として採用される予定である。

AK-12は世界で最も多く使われた軍用銃として伝説な存在であるAK-47の最新型だけあって、基本的な性能面や高い耐久性についても注目されているアサルトライフルだ。ロシア連邦軍の歩兵システム向上プロジェクトであるラトニク計画のテストをパスして選定されるなどロシア国内での評価も上々なようである。そんな中、開発会社であるカラシニコフ・コンツェルンが自ら運営するカラシニコフ・メディアでAK-12の耐久テストを公開した。

AK-12耐久テスト

この耐久テストは5.45x39mm弾仕様のAK-12を使用し、30連マガジンを次々と入れ替えながらフルオート射撃を連続して行うというもの。単純なテストではあるが、ライフルにとって負荷が掛かるフルオート射撃を銃が壊れるまで続けるというのは、メーカーとしても基本性能を最も示しやすい内容である。

射撃を続けるとAK-12は300発くらいまでは全くもって余裕、300発半ばくらいからバレルやマズルブレーキが赤みを帯び始める。500発を超えたあたりでハンドガードが燃え始めるもののその後もフルオートに耐え続け、最終的には680発を撃ったっところでガスチューブやバレルが破損した。ここまで高い熱を帯びるほど連続した射撃を繰り返したものの、ボルトやレシーバー、レシーバーの内部メカニズムにはほとんど影響がなく信頼性の高さが実証されている。

カラシニコフ

AK12

AK-12はラトニク計画に対しカラシニコフ・コンツェルンが満を持して送り込んだアサルトライフルでったものの、長い間A545(AEK-971)との間で主力小銃の座が争われ、初期段階のモデルでは性能に疑問が持たれることも多かったようである。2017年にはラトニク計画の装備に関する全テストが終了したと報道され、カラシニコフ・コンツェルンによってロシア連邦軍での主力小銃としての採用が行われる予定であると発表された。

 
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