AAC(Advanced Armament CORP)ライフルの「消音」を追求するサイレンサーブランド

AAC(Advanced Armament CORP)ライフルの「消音」を追求するサイレンサーブランド
AAC(Advanced Armament CORP)ライフルの「消音」を追求するサイレンサーブランド
 

AAC(Advanced Armament CORP)とは?
ライフルの「消音」を追求するサイレンサーブランド

AAC(Advanced Armament CORP)とは、サイレンサー(サプレッサー)を主軸に様々なライフルやピストルのパーツ類の製造・販売を手掛けるアメリカ・アラバマ州の銃器アクセサリメーカーである。レミントンを親会社としており拠点もレミントンのアラバマ工場敷地内に構えている。

AAC サイレンサー サプレッサー

AACの設計するライフル用サイレンサーはそのほとんどをフラッシュハイダーとの組み合わせによりクイックに装着できるようにされている。ねじ込み方式とQD方式の2種類が存在するが、いずれもほんの数秒間の間に脱着が可能で、サイレンサーとしては革新的なモデルとして知られている。

AACは最高の消音デバイスを作り出したいという共通の想いを持った銃器愛好家たちによって1994年に設立された企業で、誕生したサプレッサーは創立から早い段階で軍での採用や民間市場において商業的に成功を収めている。今では法執行機関などの特殊部隊でも多く使われ、サイレンサーのスタンダードとも言うべき地位を築いている。

AACライフル

銃の静粛性の追求という意味では、サイレンサーの開発だけに留まらず弾薬やライフルの研究にも熱心なメーカーで、後述する.300 BLK弾など大きな業績を残す企業である。ナイツ(KAC:Knight’s Armament)とも関りが深く、URXハンドガードにAAC刻印を入れ自社ライフルに使用するなど公的機関などでも通用する製品にも余念がない。

AAC サイレンサー サプレッサー

 

ハニーバジャーの誕生

AACと言えばサプレッサーメーカーとしてのイメージが強いが、親会社がレミントンであるということもあり弾薬の開発なども行っている。AACとレミントンが共同で開発した弾薬が「.300 BLK弾」であり、高威力且つ静粛性を追い求めたサイレンサーメーカーらしい設計コンセプトの弾薬となっている。

そして、この弾薬の性能を最大限に高め、使用用途にベストなライフルとして開発されたのが有名なPDWコンセプトのライフル「ハニーバジャー」である。

ハニーバジャーは、AACの親会社であるレミントンの経営不振や設計者であるケビン・ブリティンガムの解雇問題の末、近しいコンセプトの銃がSIG SAUERのモジュラーライフルMCXとして登場するなど日の目を見ない運命を辿ることになる。

.300 BLK弾という優秀な弾薬を開発しておきながら、それを運用する最適なライフルの開発に難航したAACであるが、2015年にはレミントンからという形で法執行機関向けモデルが出展されている。結局のところ、ハニーバジャーはAACを解雇されSIGの元を去ったケビン・ブリティンガムが新たに設立した新会社「Q」によって新しく開発されている。

ハニーバジャー

サイレンサーがメインプロダクトのAACであるが、前述の通り弾薬やライフルの開発も行うなどその技術力や研究能力は非常に高いものを持っている。代名詞でもある定番サイレンサー「M4-2000」などはミリタリーでもLEでも使用される実績を持ち、多くの特殊部隊で使われた。

同社のロゴマークはサイレンサーのベースとなるBLACKOUTフラッシュハイダーからデザインされており、やはり創立のきっかけとなったサイレンサーや銃器の消音へのこだわりは今尚続く同社の誇りとなっている。

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