ARCTURUS AK12 PEバージョンは、PERUN製の電子トリガーを搭載した電動ガンです。電子トリガーにより、2点バーストを含む4つのファイヤーモードを使えます。
AK12 PEと電子トリガーの要点まとめ
- AK12 PEは、ARCTURUSのフラッグシップとなる電動ガンです。
- PEバージョンだけが、PERUN製の電子トリガーを搭載します。
- セレクターは、SAFE、AUTO、2点バースト、SEMIの4ポジションです。
- 通常版とMEバージョンは、マイクロスイッチ式です。
- 実銃のAK12は、2018年1月にロシア軍へ制式採用されました。
- トップカバーはピン式で、ドットサイトやスコープを載せやすい設計です。
- 在庫と再入荷時期は変動するため、商品ページで確認してください。
アークタウラス のフラッグシップとなった AK12 PE
アークタウラス の製品ラインナップの中でも、リアル刻印・リアルディテールという外観上の素晴らしさと、PERUN製電子トリガー搭載による実射性能の高さを両立したハイエンドモデルとして君臨する AK12 電動ガン PEバージョン。
ORGAの別記事では、PEエディションにPERUN V3 MOSFETが使われると紹介しています。ETUは、Electronic Trigger Unitの略です。
以前から存在する通常バージョン、MEバージョンもアウターパーツの完成度は同等となりその人気は高いものであったが、それに加え内部パーツまでアップグレードされた PEバージョン はいまや アークタウラス ( ARCTURUS )のフラッグシップと言っても過言ではない。
通常版とMEバージョンは、マイクロスイッチ式です。一方、PEバージョンは、PERUN製のV3 MOSFETを採用しています。そのため、設定できる項目が大きく異なります。
そんな アークタウラス AK12 PE の魅力を改めて探っていこう。
電子トリガーの設定は、本体の操作だけで進められます。そのため、専用の機器を用意する必要はありません。
アークタウラス AK12 PE と他モデルの違い
PEバージョンのみに搭載された電子トリガーによる恩恵が一番大きいのは、 AK12 ならではと言えるバーストモードの実装である。電動ガンでは物理的な制御を加えるのに独自の機構が必要となり、限られた製品でしかバーストモードが搭載されていないケースが多い。アークタウラス AK12 でも PEバージョン以外はバーストポジションがフルオートとして置き換えられており、独自の4つのファイヤーモードの実現は AKファンの悲願でもあったことだろう。
4つのファイヤーモードとは、SAFE、AUTO、2点バースト、SEMIです。そのため、セレクターは4ポジションになります。
電子トリガーでできる設定
当然、バーストポジションだけでなくトリガー感度やプリコック設定など、電子トリガーの機能を余すことなく搭載しているので、ユーザーのお好みのセッティングに調整することが可能だ。
電子トリガーは、トリガーの動きを検知して、モーターへの通電を制御します。そのため、設定で動きを細かく変えられます。例えば、バッテリーは7~17Vの範囲で使えます。
設定中の表示は、LEDの色で行われます。また、異常は、LEDの点灯パターンで知らせます。
- 発射モードの切り替え
- アクティブブレーキ設定
- プリコック設定
- 発射レート低減設定
- トリガー感度設定
- バッテリー警告

※写真はV3 HYBRIDとなり、ARCTURUS AK12 PE 搭載バージョンとは異なります。
電子トリガーの供給事情と購入の目安
ただ、 PERUN とのコラボにより実現した PEバージョンだが、世界的な半導体不足の影響が尾を引いているのかアークタウラス搭載分の電子トリガー納入が追い付かないようで、2023年生産分からは別メーカーの電子トリガーへ置き換えになる可能性があるとのことだ。まだ詳細は明らかにされていないが、電子トリガー搭載バージョンの再生産自体も少々間が開く可能性もあるため、電子トリガー搭載バージョンの AK12 が欲しい方、特に PERUN V3 ETU バージョンが欲しい方は今のうちにご購入されることをお勧めする。
2023年生産分からの置き換えは、記事公開当時の見込みです。そのため、現在の仕様や在庫は、商品ページでご確認ください。
| 項目 | 通常版・MEバージョン | PEバージョン |
|---|---|---|
| トリガー | マイクロスイッチ式 | PERUN製V3 MOSFET ETU |
| バーストポジション | フルオートに置き換え | 2点バーストを実装 |
| 内部パーツ | 標準仕様 | アップグレード済み |
| アウターパーツ | リアル刻印・リアルディテール | 同等 |
実銃 第5世代AKの特長とは?
2010~2011年にロシア国防省がプロトタイプを公開したAKシリーズの最新型が AK12 である。
AK12は、イズマッシュが、ロシア軍のラトニク計画向けに進めた開発から生まれました。なお、プロトタイプの公開時期は、資料により表記が分かれます。
量産型とAK400の関係
プロトタイプと量産型では大きな違いがあるが、生産コストの兼ね合いからか比較的今までのAKシリーズに近いモデルが制式採用されている。量産型は、初期の AK12 プロトタイプをベースに開発され2016年に公開されたAK400のプロトタイプをベースにしているのだ。
つまり AK12 の派生で生まれたライフルが(コストまで含めて考えると)素晴らしく(実際、AK400はシークレットサービスや保安庁特殊部隊に向けに開発されている)、本流の AK12 の最終生産型にフィードバックしたことになる。
量産型は、2016年9月に公開されました。そして、2018年1月に制式採用されています。
AK12の主な特徴と派生型
ラトニク計画は、ロシア軍の兵士装備を近代化するプログラムです。AK12とAK-15は、この計画に対応して開発されました。
AK12 はAKシリーズにおいては画期的とも言えるトップレールが標準装備されたことにより、現代アサルトライフルとしての市民権をようやく得た感はあるが、ロシア軍でも進む戦術データリンクシステム、通称ラトニク計画に対応するべくアクセサリー類の拡張機能は必須の仕様と言えるだろう。
初期プロトタイプから比べるとかなりコスタダウンした感はあるものの(プロトタイプが豪華すぎた?)、ハンドガードのフリーフロート化(バレルとハンドガードが干渉せず外力が弾道に影響を与えない仕様)やAR15タイプの伸縮ストックなど、AKらしいシンプルさと現代アサルトライフルらしい佇まいが融合した、独特の雰囲気が漂う。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| セレクター | SAFE、AUTO、2点バースト、SEMIの4ポジション |
| レール | トップカバー上にピカティニーレール |
| ハンドガード | フリーフロート |
| ストック | 折りたたみ式で、4段階に伸縮 |
| 口径 | 5.45×39mm(標準型) |
| 派生型 | AK-15(7.62×39mm)、AK-19(5.56×45mm NATO)、AK-308(7.62×51mm NATO) |
使用弾薬と近年の改良
使用弾薬はAKらしく5.45×39mmとなるが、バリエーションが多岐に渡りNATO弾を含む複数の弾薬に対応。それぞれモデル名を変更してモデル展開している。
近年では何万丁レベルでの調達も完了しておりロシア軍への配備が進むが、一方で2022年2月から続くウクライナ侵攻では多数のAK12がウクライナ軍によって鹵獲され使用されているという。
2023年型では、2点バーストが廃止されました。また、チークライザーが加わり、セレクターも両手で操作できるようになりました。一方、ARCTURUSのAK12 PEは、4ポジションのセレクターを備えます。
AK12 に最適なライフルアクセサリーは?
一部の玄人サバゲープレイヤーを除き、エアガンにおいてもドットサイトやスコープなど光学照準器の使用は一般的となっている現在、サバゲープレイヤーの半数はコスプレも兼ねた装備であり、できれば実銃と同じドットサイトを搭載したいという方がほとんどであろう。
ロシア系照準器のレプリカとしては、NOVUSの1P87があります。詳しくは、NOVUSドットサイト 1P87 レプリカの魅力をご覧ください。
AK にはやはりロシア製照準器を載せるのが順当というわけだが、悲しいかな、ロシアの光学機器メーカーNPZやKOBRAをはじめレプリカは非常に少なく、アクセサリーまで完コピした AK のビルドはなかなか難しい。
ただ、近年のロシア軍特殊部隊ではAimpoint(エイムポイント)やEOTech(イオテック)など西側の照準器が搭載されているケースもあり、現代化された AK12 にとっては特に弊害はないと言えるだろう。
AKに使えるARストックとパーツ
また、カラシニコフ・コンツェルンのアメリカ輸入窓口であったカラシニコフUSAは、現在はロシアとの接触が禁じられアメリカ国内工場にてAKを生産している(そのためアメリカでのメーカーによる AK12 の販売はない)が、同社でも生産されるAK103やサイガ12にはオプションとしてARストックが用意されており、トルコのDLG Tacticalのストックや、 SBA3 スタビブレース などが使われている。
他にも BCM や ARISAKA DEFENSE など普通にオプションとして取り扱われており、ロシア軍装備の完全再現こだわらなければ、あまりAKだからと選択肢を狭めずに使えるアクセサリーパーツは何も考えずに導入してしまうのもアリだ。
カラシニコフUSAのAK向けアルミニウムストックは、ORGAの別記事で紹介しています。そのため、ストック選びの参考にしてください。
| パーツ | 例 |
|---|---|
| 光学機器 | Aimpoint、EOTech |
| ストック・ブレース | DLG Tactical、SBA3 スタビブレース |
| その他のオプション | BCM、ARISAKA DEFENSE |
実銃で改善されたポイントはエアガンでも完コピ?
AK近代化の最大のネックはトップカバーが「カバー以外に使いようがない」ことだろうか。多少なりともガタつくため光学機器の搭載に難儀するポイントであったが、 AK12 ではその点を解消すべく固定方法が改良されている。
2023年型では、トップカバーの固定がさらに改良されました。そのため、実銃でも固定方法が課題だったことが分かります。
実際の所、プロトタイプではヒンジの採用によりかなり実用的な固定具合となり、トップカバー上に設けられたピカティニーレールは現代版AKの象徴であったが、量産版ではピンによる固定方式に変更となり、現場では精度の問題が取りざたされているとか。
アークタウラスの AK12 電動ガンでももちろんピン式となるが、こちらは恐らく実銃よりも全然しっかりしているのが面白い。バッテリー脱着のためユーザーは頻繁にトップカバーを開け閉めすることになるが、ビクともしない設計には脱帽するだろう。存分にドットサイトやスコープを搭載して、現代AKを堪能して欲しい。
購入前に確認したいこと
アークタウラス AK12 PEバージョンを軸に話をしてきたが、現在オルガエアソフトでは MEバージョン の AK12 と AK12K(カービンモデル) の2モデルも販売中だ。どれも在庫僅かとなってきており、また再入荷についてもいまのところ2023年春頃と予想されるため、検討中の方は在庫切れとなる前にお早目にチェックして頂きたい。
本文の「2023年春頃」は、記事公開当時の見込みです。そのため、在庫と再入荷時期は、商品ページで確認してください。
国内仕様の推奨バッテリーは、7.4VのLiPoです。なお、設定方法は、ARCTURUS PEエディションのETUマニュアルで解説しています。
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AK12 PEと電子トリガーに関するよくある質問(Q&A)
Q. AK12 PEバージョンとは何ですか?
ARCTURUSのAK12のうち、PERUN製の電子トリガーを搭載した上位モデルです。
Q. 電子トリガーで何が変わりますか?
2点バーストが使えます。また、トリガー感度やプリコックを設定で調整できます。
Q. 通常版やMEバージョンとの違いは何ですか?
通常版とMEは、マイクロスイッチ式です。一方、PEは電子トリガーで、バーストポジションが2点バーストになります。
Q. セレクターは何ポジションですか?
4ポジションです。SAFE、AUTO、2点バースト、SEMIの順で切り替わります。
Q. 電子トリガー搭載版は、今も買えますか?
在庫は変動します。そのため、商品ページでご確認ください。本文の入荷予定は、記事公開当時の見込みです。
Q. 使えるバッテリーを教えてください。
電子トリガーは、7~17Vの範囲で使えます。ただし、国内仕様の推奨は、7.4VのLiPoバッテリーです。
Q. 実銃のAK12は、いつ採用されましたか?
2018年1月に、ロシア軍へ制式採用されました。量産型は、2016年9月に公開されています。
Q. 実銃のAK12の口径は何ですか?
標準型は、5.45×39mmです。また、AK-15、AK-19、AK-308などの派生型があります。
Q. 電子トリガーの設定は、どう行いますか?
本体の操作だけで進められます。また、設定中の表示は、LEDの色で確認できます。
Q. ドットサイトは載せられますか?
はい。実銃のAK12は、トップカバー上にピカティニーレールを備えます。ARCTURUSのAK12 PEも、ピン式のトップカバーで、しっかり固定できます。
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