G28のMagnusチューンを紹介します。VFC製電動ガンのG28 DMRを、飛距離と耐久性を意識して仕上げました。分解から初速調整までの流れを整理します。
G28 Magnusチューンの要点まとめ
- G28は、HK417とメカボックスが共通のVFC製電動ガン
- 軸受けはORGA SUS420 8mm軸受けに交換して接着
- ギアはJ-Armament製18:1強化ギア、給弾対策にセクターチップ
- シリンダーはMagnusシリンダーセット、バレルはMagnusバレル
- サマリウムコバルトモーターで、ハイレートスプリングでもレスポンスを保つ
| 部位 | G28チューンの内容 |
|---|---|
| 軸受け | ORGA SUS420 8mm軸受け |
| ギア | J-Armament製18:1強化ギア+セクターチップ |
| シリンダー・ピストン | MagnusシリンダーセットVer2~Ver6、J-Armament製14歯メタルTeethピストン |
| ノズル | でんでんむしM4用 |
| タペットプレート | GUARDER タペットプレート Ver.2用 |
| モーター | 東京マルイ サマリウムコバルトモーター |
| インナーバレル・HOP | Magnusバレル、ORGA DIMENSION フラットHOP |
ORGAの別記事では、アメリカ陸軍のM110A1を紹介しています。これは新型の分隊マークスマンライフルです。また、ベースはHK417(G28)とされています。
VFC製電動ガン G28 DMR Magnusチューン

今回はVFC製電動ガン G28 DMRのMagnusチューンのご紹介です。
実銃としてのG28 DMRはHK417の民間向けモデルであるMR308をベースにドイツのH&K社が開発した半自動式狙撃銃です。
DMRとは「Designated Marksman Rifle」の略称でアメリカ陸軍の歩兵小隊に属し、主として800メートル以内の標的に対してより正確な射撃をするために訓練された歩兵がDesignated Marksman(選抜射手)呼ばれその為の狙撃銃となります。
G28の分解:アッパー・ロア・メカボックス

それでは作業を開始します。
フレームロックピン(F)を外しアッパーとロアを分解します。
分解の前に、バッテリーとマガジンを外します。また、BB弾が残っていないか確認します。そのため、作業中にBB弾が散らばる心配が減ります。

グリップエンドを外しモーター配線の立ち上げ方を確認します。
両方の配線とも後方から立ち上げています。
モーターを取り出しグリップを外します。

左側のセレクターレバーを外します。
トリガーロックピンも外します。

ストックパイプの下部に小さな穴があるのでそこに六角レンチを差し込み中のネジを外します。
ネジを緩めたらメカボックスが取り出せます。
ストックパイプ下部の小さな穴からネジを外すのが、G28の特徴です。通常のM4系とは外し方が違います。そのため、他機種の手順をそのまま当てはめないようにします。
G28のメカボックスを開ける

メカボックス後部に雌ネジが切ってありここにネジが入り固定されます。
スプリングガイド固定のネジも外しておきます。

FET基盤はジョイントコネクターとバッテリーコネクターの中間にあります。
FET基盤は、ジョイントコネクターとバッテリーコネクターの間にあります。そのため、配線を引っ張らないよう注意します。

VFC G28のメカボックスはVFC HK417と共通となります。
メカボックス下部のモーター挿入部のパーツを外します。
G28のメカボックスは、VFC HK417と共通です。そのため、HK417用の情報も参考にできます。ただし、パーツを選ぶ前に、適合を確認します。

トップのパーツを外したら前後のネジを外しメカボックスを開けます。
G28の軸受けを交換する

トリガー周りが外にあるので内部はスッキリですね。
内部のパーツを外し軸受けも外します。
VFCは軸受けがしっかり接着してあるので外側から内側に太めのポンチで叩いて外すと楽です。
VFCの軸受けは、しっかり接着されています。そのため、外側から内側へ、太めのポンチで叩くと外しやすいです。ただし、叩き過ぎはメカボックスを傷めます。

軸受けを外した後は穴の周りに残っている接着剤やグリスなどを綺麗に掃除します。
接着剤が硬くなっている事が多いので細いマイナスドライバーなどでカリカリ削り落とします。
古い接着剤が残ると、新しい軸受けが傾く原因になります。そのため、穴の周りを丁寧に掃除します。

軸受けは「ORGA SUS420 8mm軸受け」 を使用し接着します。
組込み方の詳細はブログに電動ガンへの軸受け組込み時の注意点につきましてとして掲載しておりますのご覧下さい。
G28に強化ギアとセクターチップを入れる

ギアはJ-Armament製18:1強化ギアと給弾不良対策としてセクターチップを使用します。
ギアの材質はスチール製で耐久性があり、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。
G28のシム調整とグリスアップ

続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
ギアのクリアランスは0.05~0.1mm程度を目安にして下さい。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
シム調整のコツはYouTubeにて動画をUPしておりますのでシム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!をご覧ください。
シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
BREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリスを使用し少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。
G28にMagnusシリンダーセットを組み込む

シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプのMagnusシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
ピストンも耐久性向上の為にJ-Armament製14歯メタルTeethピストンをノズルは集弾性向上の為でんでんむしM4用を使用しシリンダー周りを組み上げます。
タペットプレートもGUARDER タペットプレート Ver.2用を使用し耐久性UP!
シリンダ周りのグリスアップはBREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリスを使用し、指でシリンダー内に薄く塗り延ばします。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
G28のメカボックスを組み上げる

メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
潤滑材はBREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN HPプロ ガンオイル 金属連結部潤滑材を使用します。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツにも使用可能です。
メカボックスを閉じてレシーバーに組込みグリップも組付けます。
ガンオイルは、金属同士が擦れる部分に使います。ただし、塗り過ぎると汚れが溜まります。そのため、少量ずつ塗ります。

最近はカスタムの定番となってきました東京マルイサマリウムコバルトモーターを組込みます。
サマリウムコバルトモーターを組み込めばハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを損なうことなく使用出来ます。
テストドライブ行いロア周りのチューンは終了です。
サマリウムコバルトモーターは、トルクのあるモーターです。そのため、ハイレートスプリングでもレスポンスを保ちやすくなります。
G28のインナーバレルとHOPラバー

続いてチャンバー周りのチューンです。
チャンバーを分解してインナーバレルとHOPアームを取り出します。
チャンバーを分解する前に、BB弾が残っていないか確認します。そして、小さなパーツは小皿に分けて保管します。

インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。

HOPラバーはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
DIMENSIONフラットHOPは必ずHOPアームに接着しましょう。
接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。
G28の初速調整と試射
チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
フロント周りをアッパーに組み込んでロアと組み上げ初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行い、基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
国内では、0.989J以上のエアソフトガンは準空気銃として所持が禁止されています。そのため、初速は必ず基準内に収めます。
初速調整が終わったら室内での作業は終了となりロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。
G28に関するよくある質問(Q&A)
Q. G28とは、どんな銃ですか?
H&K社が開発した半自動式の狙撃銃です。ベースは、HK417の民間向けモデルMR308です。
Q. DMRとは、何の略ですか?
Designated Marksman Rifleの略です。また、選抜射手が使う精度重視の狙撃銃を指します。
Q. G28のメカボックスは、HK417と共通ですか?
はい、共通です。そのため、HK417用の情報も参考にできます。
Q. G28の右側のセレクターレバーは、外しますか?
外さなくて大丈夫です。つまり、右側はダミーのセレクターレバーです。
Q. G28の軸受けは、どう外しますか?
外側から内側へ、太めのポンチで叩きます。なぜなら、VFCの軸受けは、しっかり接着されているためです。
Q. G28のギアのクリアランスの目安は?
0.05~0.1mm程度が目安です。また、メカボックスを閉じてセクターを回し、抵抗なく回る状態が理想です。
Q. G28のシリンダーは何を使いましたか?
ボアアップタイプのMagnusシリンダーセットVer2~Ver6を使いました。そして、ピストンはJ-Armament製14歯メタルTeethです。
Q. G28の初速は、どう調整しますか?
インナーバレルの長さで調整します。基本的に、短いと初速は低く、長いと高くなります。









