Avalonは、VFCのオリジナル電動ガンシリーズだ。この記事では、Avalon CALIBUR CQCのAxisチューンを、分解から組み上げと試射まで整理する。
Avalon CALIBUR CQCのAxisチューンの要点
- AvalonシリーズはVFCのオリジナルで、VR16シリーズより上のグレード
- メカボックスはVer.2タイプで、アンビ機能とQDスプリングガイド付き
- 軸受け、ギア、シリンダー、ピストン、ノズルなどを強化パーツに交換
- VFC製チャンバーは、二発給弾の防止加工を施す
| 項目 | 使用したパーツ |
|---|---|
| 軸受け | ORGA SUS420 8mm軸受け |
| ギア | J-Armament製18:1強化ギア、セクターチップ |
| シリンダー | MagnusシリンダーセットVer2~Ver6 |
| ピストン | J-Armament製14歯メタルTeethピストン |
| ノズル | でんでんむしM4用 |
| タペットプレート | GUARDER タペットプレート Ver.2用 |
| スプリング | Axisスプリング従来用 |
| モーター | 東京マルイ サマリウムコバルトモーター、SBD |
| バレル | MagnusHDバレル |
| HOPラバー | ORGA DIMENSION フラットHOP |
電動ガン VFC Avalon CALIBUR CQC Axisチューン
今回はVFC製電動ガンAvalon CALIBUR CQCのAxisチューンをご紹介します。
AvalonシリーズはVFCオリジナルモデルでVR16シリーズよりグレードの高いシリーズとなります。
内部構成、外装共にVFCならではの丁寧な造りでハイエンドモデルながらコストパフォーマンスに優れたシリーズです。
Avalonシリーズは、VFCのオリジナルモデルだ。そのため、VR16シリーズよりも上のグレードとして位置づけられている。

Avalonシリーズのロアレシーバーのマガジンハウジング部の刻印は深堀で「Avalon」と彫られており存在感を示しています。
マガジンハウジングの深い刻印は、一目で見分けられる特徴だ。また、細部にこだわった外装は、所有する満足感につながる。
Avalonの分解とメカボックスの取り出し
それでは作業を開始します。
フレームロックピン(F)を外しアッパーとロアを分解します。
分解の最初は、フレームロックピンを外す作業だ。そのため、先にピンの位置を確認してから、アッパーとロアを分けたい。

グリップエンドを外してモーターを取り出してグリップも外します。
グリップエンドを外すと、モーターを取り出せる。そのため、モーターの向きと配線を、先に確認しておきたい。

ロアレシーバー右側です。
右側のセレクターレバーとマガジンキャッチを外します。
セレクターレバーとマガジンキャッチは、左右で外し方が違う。そのため、右側と左側を、分けて作業したい。

こちらが左側です。
ボルトストップとセレクターレバー、トリガーロックピン、フレームロックピン(R)を外してメカボックスを取り出します。
メカボックスを取り出すまでに、外す部品が多い。そのため、ピンやレバーは、種類ごとに分けて保管したい。
Ver.2メカボックスは、従来の電動ガンで広く使われている規格だ。そのため、対応パーツが多く、カスタムしやすい。
セレクターレバーと連結するギアの向きを覚えておきましょう。
AvalonのQDスプリングガイドとFETの確認

最近は定番となりつつあるQDスプリングガイド。
メカボックスを開けないでメインスプリングを交換出来るのは凄く便利ですね。
QDスプリングガイドは、メカボックスを開けずにスプリングを交換できる機構だ。そのため、初速の調整が簡単になる。

メカボックスを開けました。
トリガー下にFETが組込まれています。
基盤がメカボックス内部に収納されているのでスッキリします。
FETは、スイッチ接点への負担を減らすためのユニットだ。また、基盤がメカボックス内にあるため、配線の取り回しがすっきりする。
メカボックス内のパーツを外して洗浄します。
Avalonの軸受けとギアの組み込み

軸受けはORGA SUS420 8mm軸受けに変更します。
SUS420製の8mm軸受けは、耐摩耗性に優れるとされる。そのため、ギアの回転を、長く安定して支えられる。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。
接着剤カスが硬い場合は小さなマイナスドライバー等でガリガリ削り落としましょう。
これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。
軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
軸受けの固定方法をYouTubeで動画をUPしておりますので軸受けの固定!電動ガンの分解やカスタムで必須の軸受け設置を解説!をご覧ください。

ギアはJ-Armament製18:1強化ギアと給弾不良対策としてセクターチップを使用します。
J-ARMAMENTの18:1強化ギアは、スチール製だ。ただし、東京マルイ次世代電動ガンには使えないとされる。
ギアの材質はスチール製で耐久性があり、精度も良くコストパフォーマンスに優れたパーツです。
Avalonのシム調整とギアのグリスアップ

続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
ギアのクリアランスは0.05~0.1mm程度を目安にして下さい。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますのでシム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!をご覧ください。
シム調整が終わったらギアのグリスアップを行います。
少量をギアの歯や軸部分に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。
AvalonのMagnusシリンダーとシリンダーヘッドの組み込み

シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプのMagnusシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
Magnusシリンダーセットは、Ver.2からVer.6などのメカボックスに対応する。また、ロングシューティング向けに設計されている。
メカボの種類によっては少し長さが長い場合がございます。その際はリューター等で削って長さを調整して下さい。
シリンダーヘッドの組込みですがMagnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。
シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。
はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。

ピストンも耐久性向上の為にJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。
14歯のメタルピストンは、ラックギア部がスチール製だ。そのため、ハイレートスプリングとの組み合わせでも、耐久性を保ちやすい。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。
ノズルとタペットプレートの交換

ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしM4用を使用します。
でんでんむしは、M4/M16/G3系の従来電動ガンに対応するノズルだ。そのため、M4系のAvalonにも使える。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。

タペットプレートも強化タイプのGUARDER タペットプレート Ver.2用に変更します。
強化タイプのタペットプレートは、折れにくい。そのため、ハイパワーなカスタムでも、安心して組み込める。

シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
Avalonのメカボックスの組み上げとモーター交換

メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
このガンオイルは金属部分の擦り合う部分は勿論、プラスチックパーツにも使用可能です。

メカボックスを閉じてAxisスプリング従来用を組込みます。
Axisスプリングは、巻き数が多く、ヘタりにくい設計だ。また、バネ鳴りを抑えやすい。レートはM100相当とされる。

メカボックスをロアに組込みグリップを付けます。
最近はカスタムの定番となってきました東京マルイサマリウムコバルトモーターとスイッチ接点保護を手軽に可能にしたSBDの組込みを行います。
サマリウムコバルトモーターを組み込めばハイレートスプリング使用時でもトリガーレスポンスを損なうことなく使用出来ます。
SBDは、スイッチ接点を守る部品だ。そのため、サマリウムコバルトモーターと一緒に組み込むと、ハイレートでも安心できる。
その他の外したパーツ類も組み込みテストドライブを行いロア周りのチューンは終了です。
テストドライブでは、セミとフルの動作を確認する。そのため、ロア周りを組んだ段階で、異音がないかも見ておきたい。
Avalonのインナーバレルの交換

続いてチャンバー周りのチューンです。
チャンバーを分解してインナーバレルとHOPアームを取り出します。

インナーバレルはAxisチューンとの相性が良いMagnusHDバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
またORGA製インナーバレル全てチャンバーパッキンを回転させて装着できる様にサイドにも溝が掘ってあるので面HOP仕様も楽に行います。
二発給弾対策とHOPラバーの取り付け

VFC製チャンバーでは二発給弾が起こりやすいので予め防止加工を施します。
二発給弾は、BB弾が続けて送り込まれる不具合だ。そのため、VFC製チャンバーでは、あらかじめ防止加工をしておきたい。
ブログでも二発給弾対策例として以前に紹介しておりますので是非ご覧ください。

HOPラバーはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ますが、念の為バレルを組まずにHOPだけチャンバーに組込み開口部に当たらずにスムーズにHOPが降りるかチェックして下さい。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPは必ずHOPアームに接着しましょう。
接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。
Avalonの初速調整と試射
チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
これらを組み込んで初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行います。
初速は、測りながらバレルの長さを調整する。そのため、試射の前に、ゲームで使うBB弾の重さを決めておきたい。
基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。
AvalonのAxisチューンに関するよくある質問(Q&A)
Q. Avalon CALIBUR CQCとはどんな電動ガンですか?
VFCのオリジナルシリーズである、Avalonの電動ガンだ。また、VR16シリーズより上のグレードとされる。
Q. Avalonのメカボックスはどんなタイプですか?
Ver.2タイプで、アンビ機能が付いている。また、QDスプリングガイドを備えている。
Q. Axisチューンでは、何を交換しますか?
軸受け、ギア、シリンダー、ピストン、ノズル、タペットプレート、スプリングを交換する。また、モーターとバレルも変更する。
Q. ギアは何を使いましたか?
J-Armament製の18:1強化ギアと、セクターチップだ。また、給弾不良の対策として、セクターチップを使う。
Q. ギアのクリアランスの目安を教えてください
0.05~0.1mm程度だ。また、メカボを閉じて指でセクターを回し、抵抗なく回るかを確認する。
Q. VFC製チャンバーで注意する点はありますか?
二発給弾が起こりやすいため、防止加工を施す。また、ORGAのブログで、対策例が紹介されている。
Q. 初速はどう調整しますか?
インナーバレルの長さで調整する。また、バレルが短いと初速は低く、長いと高くなる。
Q. HOPラバーは接着が必要ですか?
DIMENSIONフラットHOPは、必ずHOPアームに接着する。そのため、使用中のズレを防げる。








