東京マルイ H&K G3 SG/1 チューン

東京マルイ H&K G3 SG/1 チューン
東京マルイ H&K G3 SG/1 チューン
 

G3SG/1は、東京マルイ製の電動ガンだ。この記事では、分解の手順、軸受け・ベベルギア・ピストンの交換、面HOPとインナーバレルのチューンを整理する。内容は2019年3月の掲載時点のものだ。

G3SG/1のチューンの要点まとめ

  • 東京マルイ製電動ガン H&K G3 SG/1のチューンを紹介
  • 軸受け、ベベルギア、ピストンを交換して、耐久性を高める
  • インナーバレルはMagnusHDバレル、HOPはDIMENSIONフラットHOP
  • 初速は、インナーバレル長で調整する
部位 使用パーツ
軸受け ORGA SUS420 6mm軸受け
ベベルギア J-Armament製18:1強化ギアのベベルギア
ピストン J-Armament製14歯メタルTeethピストン
インナーバレル MagnusHDバレル
面HOP ORGA DIMENSION フラットHOP

東京マルイ H&K G3 SG/1 チューン

G3SG/1電動ガンの全体
今回は東京マルイ製電動ガン H&K G3 SG/1のチューンをご紹介させて頂きます。

H&K G3SG/1は、ドイツのH&K社が製造するスナイパーライフルであり、その特性から厳密にはマークスマンライフルに近い存在であります。
ちなみに「SG」とはドイツ語で「Scharfschützen Gewehr」の略で「狙撃銃」という意味となり,要するにG3のマークスマンライフルタイプといったところでしょうか。
「マークスマンライフル」(Designated Marksman Rifle-DMR)とはアメリカ陸軍の歩兵小隊に属し、主として800メートル以内の標的に対してより正確な射撃をするために訓練を受けた歩兵を指し、一般歩兵と狙撃手の中間的存在となる選抜射手(マークスマン)が装備する事が多い銃で500メートル程度までは弾道学的に有効な射程と精度を持ち、光学照準器とバイポッドを持つセミオートマチック式の小銃を指す事が多いです。


G3SG/1のストックの外し方

ストックを固定する基部の2本のピン
それでは早速作業に入ります。
まずストックを固定している基部のピン2本を外します。
これでストックを後方に引き抜けば外せます。

この作業で、ストックが本体から分かれる。そのため、次のロアとアッパーの分解に進める。


G3SG/1のロアとアッパーの分解

マガジンリリースレバー上側のピン
次にロアとアッパーの分解です。
マガジンリリースレバーの上側にあるピンを外します。


ロアレシーバーを後方へスライドさせる位置
ロアレシーバーを後方にスライドさせれば引き抜けます。

ロアレシーバーは、マガジンリリースレバー上側のピンを外してから、後方へスライドして引き抜く。そのため、先にピンの位置を確認しておきたい。


G3SG/1のメカボックスの取り出し

メカボックス後部のガイド
次にメカボックス後部にあるガイドを取り外します。


ガイドを固定している奥のネジ
この様に奥にネジで固定されているのでこれを外します。


グリップエンドを固定する2本のネジ
そしてグリップエンドを外し、モーターとグリップも外します。


セレクターレバーを固定する小さなネジ
最後はセレクターレバーを外します。(分解順序は変わっても問題ありません)
右側のセレクターマークの中心部に小さなネジがあるのでそれを外すとセレクタレバーが引き抜けます。

セレクターレバーは、右側のセレクターマーク中心の小さなネジを外すと、引き抜ける。また、分解の順序は変わってもよいとされている。


取り出したVer.2メカボックス
これでメカボックスが取り出せます。
メカボックス自体はVer.2ですがトリガーやセレクタープレートがM4系用とは異なります。

メカボックスはVer.2だが、トリガーとセレクタープレートがM4系用とは異なる。そのため、M4系用のパーツを、そのまま使えるとは限らない。


G3SG/1のメカボックス内部の確認

強化ギアに変更されたメカボックスの内部
内部はギアが強化タイプに変更してありました。
この黒いタイプのべべルギアはギア音が大きい事があるので後程ベベルギアだけ交換しました。
あとはマルイ純正パーツのままです。

ギアは、強化タイプに変更されていた。ただし、黒いタイプのベベルギアは、ギア音が大きい場合がある。そのため、ベベルギアだけを交換している。


G3SG/1の軸受けとベベルギアの交換

洗浄したメカボックスと軸受け
メカボックス内のパーツを外しパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けは耐久性向上の為にORGA SUS420 6mm軸受けに変更し接着します。
軸受けの固定方法をYouTubeで動画をUPしておりますので軸受けの固定!電動ガンの分解やカスタムで必須の軸受け設置を解説!をご覧ください。

軸受けは、耐久性を高めるために、ORGA SUS420 6mm軸受けに変更して接着する。また、固定方法の動画も、YouTubeで公開されている。


メカボックスに組み込むギアとシム
軸受けの接着剤が固まったらベベルギアだけJ-Armament製18:1強化ギアのベベルギアに変更しシム調整を行います。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますのでシム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!をご覧ください。

ベベルギアは、J-Armament製18:1強化ギアのものに変更し、シム調整を行う。ただし、軸受けの接着剤が固まってから進める。


G3SG/1のグリスアップとピストンの交換

ギアに使うガングリスの容器
シム調整が終わったらギアのグリスアップです。
少量をギアの歯に塗布し筆などで薄く塗り延ばして下さい。

グリスは、少量をギアの歯に塗って、筆で薄く延ばす。そのため、塗り過ぎないようにしたい。


J-Armament製14歯メタルTeethピストン
ピストンも耐久性向上の為にJ-Armament製14歯メタルTeethピストンを使用します。

ピストンには、J-Armament製14歯メタルTeethピストンを使う。そのため、耐久性の向上を狙える。


G3SG/1のピストンヘッドの加工

ピストンヘッド中心のネジ
ピストンヘッドはマルイ純正品を流用しますのでピストンから外さないといけません。
ピストンヘッド先端の中心部をエンドミルで少しザグると+ネジの頭が出てきます。
このネジを外すとピストンヘッドが取り外せます。
工作機械がなくエンドミルが使えない無い場合はカッターなどで頑張ってホジホジしても出てきますので頑張って下さい!

ピストンヘッドは、マルイ純正品を流用する。そのため、ピストンから外す必要がある。また、先端の中心部をエンドミルで少しザグると、+ネジの頭が出てくる。


ピストンヘッド固定パーツの凸型
さらにもうチョットだけ加工を行います。
ピストンヘッドをピストン内から固定しているパーツ(ネジの受け側)です。
J-Armament製14歯メタルTeethピストンには回転防止用の穴が無いのでこの凸型は削り落とします。
もう一つの方法としてはピストンにこの凸型が入る様に穴を開ける方法もありですね。

メタルTeethピストンには、回転防止用の穴がない。そのため、固定パーツの凸型を削り落とす。一方、ピストン側に穴を開ける方法もある。


凸型を削った固定パーツ
そしてピストンヘッドの回転止めとして裏側からマイナスドライバーが入る様に溝を掘ります。

回転止めの溝は、裏側から掘る。そのため、マイナスドライバーで、ピストンヘッドの回転を抑えられる。


G3SG/1のメカボックスの組み上げ

ピストンヘッドを組み込んだピストン
J-Armament製14歯メタルTeethピストンにマルイ純正ピストンヘッドの組込み完了です。

続いてシリンダー内にグリスを薄く塗り延ばしシリンダー周りを組上げます。

その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。

シリンダー周りを組んだら、ノズルの先端を指で押さえ、ピストンを前後させる。そのため、気密漏れの有無を確認できる。


組み込み途中のメカボックス
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
グリスアップをしたらメカボックスを閉じます。

ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りには、潤滑材を塗る。そのため、摩擦が発生する部分を、先に確認したい。


金属連結部用ガンオイルのボトル

この部分にも、金属部分の擦り合う部分やプラスチックパーツに使える潤滑材を使います。


メカボックスを組み込んだロアレシーバー
メカボックスをロアに組込みグリップ周りやセレクター周りも組上げてロアのチューン作業は完了です。
テストドライブを行いモーターの位置調整もしっかり行いましょう。

メカボックスをロアに組み込んだら、テストドライブを行う。また、モーターの位置調整もしっかり行う。


G3SG/1のチャンバーとインナーバレル

チャンバーとインナーバレル
次にチャンバー周りのチューンです。
チャンバーはアッパーとロアを分解すればスルスルと取り出せます。
HOPダイヤルを前方向にスライドさせるとインナーバレル固定用クリップが出てくるのでそれを外すとインナーバレルが外れます。
HOPアームは軸を抜けば外せます。

チャンバーは、アッパーとロアを分解すると取り出せる。また、HOPダイヤルを前方へスライドすると、インナーバレル固定用のクリップが出てくる。


MagnusHDインナーバレル
インナーバレルはMagnusHDバレルを使用しました。
ワイドボアバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
またORGA製インナーバレル全てチャンバーパッキンを回転させて装着できる様にサイドにも溝が掘ってあるので面HOP仕様も楽に行います。

ワイドボアバレルは、内壁にBB弾が当たって回転を乱す事を抑える。そのため、弾道が安定しやすい。


G3SG/1の面HOPの組み込み

HOPアームに取り付けた面HOPラバー
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ますが、念の為バレルを組まずにHOPだけチャンバーに組込み開口部に当たらずにスムーズにHOPが降りるかチェックして下さい。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。

通常のHOPは点でHOPを掛けるが、面HOPは線でHOPを掛ける。そのため、BB弾の回転数が安定する。

通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPはHOPアームに瞬間接着剤で接着して使用します。
接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。

DIMENSIONフラットHOPは、多くのチャンバーにカットなしで使える。ただし、組み込み前に、HOPがスムーズに降りるかを確認したい。


G3SG/1の初速の調整

チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。

チャンバー周りをアッパーに組み込んでロアとアッパーも組込み初速の調整です。
インナーバレル長で初速の調整を行い、初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと低く、長いと高くなります。

初速は、インナーバレルが短いと低く、長いと高くなる。そのため、狙う初速に合わせて、バレル長を選ぶ。

初速調整が終わったら室内での作業は終了となり、ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。

この記事は、2019年3月時点の情報だ。そのため、最新の商品情報は、商品ページで確認してほしい。なお、記事中のBREAKTROUGH製グリスとガンオイルは、2026年10月時点で商品ページが表示されなかったため、リンクを外した。

G3SG/1のチューンに関するよくある質問(Q&A)

Q. G3SG/1とはどんな銃ですか?

ドイツのH&K社が製造する、スナイパーライフルだ。厳密には、マークスマンライフルに近い存在とされる。

Q. SGは何の略ですか?

ドイツ語のScharfschützen Gewehrの略で、狙撃銃という意味だ。

Q. ストックはどう外しますか?

基部のピン2本を外して、ストックを後方に引き抜く。

Q. ロアとアッパーはどう分解しますか?

マガジンリリースレバー上側のピンを外す。その後、ロアレシーバーを後方にスライドさせて引き抜く。

Q. どのパーツを交換しましたか?

軸受け、ベベルギア、ピストンを交換した。インナーバレルはMagnusHDバレルで、HOPはDIMENSIONフラットHOPだ。

Q. ベベルギアだけを交換した理由は何ですか?

黒いタイプのベベルギアは、ギア音が大きい場合があるためだ。その他は、マルイ純正パーツのままだ。

Q. ピストンヘッドはどうしますか?

マルイ純正のピストンヘッドを流用する。中心部のネジを外して、ピストンから取り外す。

Q. 面HOPとは何ですか?

BB弾に対して、線でHOPを掛ける方式だ。通常のHOPは点で掛けるので、面HOPは回転数が安定する。

Q. 初速はどう調整しますか?

インナーバレル長で調整する。同じ条件なら、短いと低く、長いと高くなる。

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