東京マルイ 89式電動ガン 後方配線化

東京マルイ 89式電動ガン 後方配線化
東京マルイ 89式電動ガン 後方配線化
 

東京マルイ 89式電動ガン 後方配線化


今回は東京マルイ89式電動ガンの後方配線化のご紹介です。
89式はハンドガード内にバッテリーを収納するのですがスペースが限られる為使用可能なバッテリーが決まってしまいます。
そこで配線を後方に変更しストックの中にバッテリー収納出来る様にする事で使えるバッテリーのバリエーションが増えます。
また社外製ハンドガードに交換しにバッテリーの収納が上手く出来ない場合にも有効な手段となります。
後方配線化は固定ストックに限定となり折曲ストックでは出来ませんのでご注意下さい。

今回はオーナー様が分解された状態でロア周りのみご送付されて参りました。
こういう場合パーツが足らない事が多いのですが今回は全てパーツが揃っており感嘆致しました。

ORGAでは89式用メカボックスセクターギアスイッチASSYタペットプレートなどのアフターパーツを取り揃えておりますのでご自身で交換をご希望の方は是非お買い求め下さい。



それでは組込みを開始します。
メカボックスを分解しパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けはORGA SUS420 6mm軸受けを使用しキチンと接着します。



シリンダー周りも全て洗浄しBREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN ガングリスを使いグリスアップを行います。
ノズルはでんでんむし89式用を組込みました。



スイッチの配線を後方配線に出来る様にテフロン配線に交換します。



スイッチをメカボックスに組込み、軸受けの接着剤が乾いたらシム調整を行います。
シム調整のコツをYouTubeにて動画をUPしておりますのでシム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!をご覧ください。



その他のパーツもメカボックスに組込みます。
ピストンレールやタペットプレートレール等にはBREAKTROUGH(ブレイクスロウ) BATTLE BORN HPプロ ガンオイル 金属連結部潤滑材を使用します。



メカボックスを閉じて外側のパーツ類も組込みます。
これでメカボックスは完成です。



次に配線を通す穴をロアレシーバー後部に開けます。
配線が噛まない様に慎重に穴位置を合わせながら開けます。
ドリルで小さめの穴を開けてリューターで広げていきました。



メカボックスをロアレシーバーに組込みながら、配線を穴から出します。



次にストックインナーにも配線を通す穴を開けます。
ストックインナーとはストックを固定する為の基部パーツです。



まずは前面の穴です。
配線が通ればいいので大体の大きさで・・・。
ストックインナーはモナカ構造なので左右が分割出来ます。
分割してから加工するとやりやすいです!
今回はフライスを使いましたがリューターや鉄ノコでもイケます!



こちらは後方面の穴です。



配線を通しながらストックインナーをロアレシーバーに組込みます。



次はモーターの交換です。
BTモーターからサマリウムコバルトモーターに変更します。
89式に使われているBTモーターはシャフトカバーの径が少し太いんです。
そのままサマリウムコバルトモーターを入れるとモーターがガタつく可能性が高いのでシャフトカバーを入れ替えます。



ピニオンを一旦外してシャフトカバーを入れ換えたらピニオンをはめ込んで出来上がり!


モーターを組込み、駆動を確認したら完成です。