東京マルイ MP5A5 次世代電動ガンが8月18日に発売決定!

東京マルイ MP5A5 次世代電動ガンが8月18日に発売決定!
東京マルイ MP5A5 次世代電動ガンが8月18日に発売決定!
 

次世代電動ガン初!東京マルイ MP5A5 の発売日が8月18日に決定
これからの次世代電動ガンの在り方を示唆する新要素とは?

東京マルイがスタンダード電動ガンの MP5A5 を発売してから30年の節目となる2021年、次世代電動ガンとしては初となる MP5A5 が発売となる。気になる発売日は8月18日(水)とアナウンスされている。

東京マルイ 次世代電動ガン MP5A5

 

次世代 MP5A5 に搭載される電子制御システム M-SYSTEM

次世代 MP5A5 で最も注目したい点は、東京マルイでは初となる電子トリガーの採用である。

東京マルイの電子制御システムM-SYSTEM(MAGNETICAL FIRE-CONTROL SYSTEM)は次世代電動ガンでは初となる3点バーストモードや動作確認モードを搭載するほか、次世代ならではのオートストップ機能も担う。

射撃時はセクターギアの回転をセンサーで感知しモーターへの通電時間を制御するブレーキ機能が働く。これにより毎回セクターギアが同じ位置で止まるようになり、安定したピストン動作やギアロックの防止にも繋がっている。

M-SYSTEM

他の機能としてはセンサーによる監視機構によりFET破損時の暴発防止、バッテリー電圧低下時の過放電防止、内部メカ異常発生時の動作停止など、多岐に渡る安全機能を搭載している。また、万が一バッテリーの取り外しを忘れてしまった際に回路の消費電力を抑えるスリープ機能も存在。

ヒューズに関してはこれまたマルイ初となる電子ヒューズを搭載。バッテリースペースの拡大や通電ロス削減のほか、セミオートのレスポンス向上にも一役買っている。

M-SYSTEMの開発は今後発売予定のマルイ純正Lipoバッテリーへ対応するためのものでもあるようだ。

これまでアナログな動作制御に頼りがちな東京マルイだったが、機能面で一気に海外メーカー勢に近づいた感がある。弾道性能だけでなくこういった最新の電子制御を開発するあたり、マルイの本気度が伝わってくる製品だ。

東京マルイ 次世代MP5 M-SYSTEM

 

次世代 MP5A5 のリアル動作・操作

次世代電動ガンといえば疑似リコイルやオートストップの存在も気になるところ。 MP5A5 では今までの次世代電動ガン同様、300gのウェイトが採用され、強烈なリコイルを発生する。

オートストップについてはコッキングハンドルを引いて解除する仕組みを取る。マガジンを装着する際はコッキングハンドルを引いてロックを掛け、マガジン装着後にロックを解除することで射撃可能となる。マグチェンジも同様にコッキングハンドルをロックした状態で行う。

実銃のMP5ではローラーロッキング機構の破損を防ぐため、フルロードされたマガジン装着時は次世代 MP5A5 と同様のマグチェンジ方法を取ることが通常のようで、次世代 MP5A5 でもこれを再現したものとなる。尚、次世代 MP5A5 では手順を間違えても破損はしないので安心して欲しい。

コッキングハンドルは素材が見直されているため、コッキングをロック状態から叩いて戻す「HKスラップ」の実践が可能になった。MP5ならではのアクションが楽しめることに喜ぶユーザーも多いのではないだろうか。

MP5A5

 

次世代 MP5A5 の外装パーツのこだわり

外装パーツや本体剛性についてもかなりのこだわりが見られる。次世代 MP5A5 では1990年頃のMP5を再現することに力を注いでいる。

実銃採寸を行いデフォルメ箇所を限りなく削減し、これまでのMP5製品の外装流用はせず全てのパーツを新規に製作。アッパーは亜鉛ダイキャスト製で強度・質感をアップ。フロントASSYはアルミを使い、フロントヘビーにならないよう重量バランスを考慮している。

次世代MP5

金属パーツはCNC加工により精度が高く、アッパーとフロントASSYの繋ぎ目がわからないクオリティーを実現。各部溶接痕は3Dデータで作成し再現しているため非常にリアルだ。実銃に近い粉体塗装を採用し質感も高いのが特徴。粉末状の塗料を吹き付け、静電気で付着させた後焼き入れで固着させるため非常に強固な塗膜となっている。

ハンドガード、ロアフレーム、バットプレート、セレクター、コッキングハンドルは強化ナイロン樹脂を採用。実銃の樹脂パーツを砕いて成分分析を行い、それに近い樹脂を取り寄せて成型するというマルイでも初の試みとなるパーツ製造手法。シボ加工も実銃を元にリアルさを追求して施されており、塗装によるごまかしは行っていない。

MP5A5 レシーバー

素材にこだわったアウターパーツは重量感の近さにも寄与している。電動ガンではMP5は軽量コンパクトなサブマシンガンとしての認識が高いが、実銃では約3,100gと特別軽いモデルではない。次世代 MP5A5 では金属パーツの使用により実銃とほぼ同じ重量を再現。

エジェクションポートはコッキングハンドル操作によりフルオープンすることが可能。ホップ調整もエジェクションポートからチャンバーにアクセスして行う。

バッテリーはハンドガード内に収納するが、ハンドガードの固定方法も実銃と同じ機構を再現しており、今までのMP5よりもかなりガッチリと固定される。

マズルは実銃同様の3LUG形状で、あえて14mm逆ネジではなくリアルさを優先。サイレンサーなどマズルオプションの装着については同梱される3LUGマズルアダプターを使用して装着することとなる。アダプターを介すことで14mm逆ネジ仕様が利用可能だ。

3LUGマズルアダプター

スタンダードMP5との違いでいうとさらに、リアサイトがエレベーション調節可能となり付属する専用治具で上下に調節できるようになった。

ストックについても再設計が行われ、剛性が高くほとんどガタツキの無いクオリティになっているとのこと。

MP5A5 リトラクタブルストック

付属するスプリング式マガジンは装弾数は72発。アウターケースを全溶接加工した豪華仕様で、実銃の90年代MP5に寄せたデザインになる。別売りで200発の多弾マガジンもあるが、こちらに関しては点溶接である。スタンダード電動ガン用のマガジンとの互換性はない。

東京マルイ次世代 MP5A5 マガジン

本ページの内容の多さからも分かる通り、「 次世代 MP5A5 」と銘打ちながらも、実際はかなりの新機構・新技術が盛り込まれた、これまでの次世代を超える機能・こだわりのつまった製品となっている。

またこの MP5A5 を起点に東京マルイでも遂にLipoバッテリーを公式に導入する方向へとシフトするようで、そちらの動向についても注目だ。

東京マルイ 次世代電動ガン MP5A5 の公式メーカーページはコチラ

 

本体仕様

全長:500/660mm
重量:3,100g(空マガジン、バッテリー含む)
インナーバレル長:229mm
装弾数:72発(200連多弾マガジンは別売り)
パワーソース:8.4Vニッケル水素1300mAhミニSバッテリー/東京マルイ 純正LiPoバッテリー(後日発売予定)
付属品:マガジン、リアサイト・アジャストツール、保護キャップ、取扱い注意・説明書、六角レンチ、3LUGマズルアダプター、3LUG ナイツタイプ・スペーサー、3LUG ショートタイプ・スペーサー、チャージャー、チャージングロッド、クリーニングロッド、BB弾(0.2g/200発)、他

 
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