東京マルイ次世代HK416 デルタ Magnusチューン

東京マルイ次世代HK416 デルタ Magnusチューン
東京マルイ次世代HK416 デルタ Magnusチューン
 

この記事では、東京マルイの次世代HK416(デルタカスタム ブラック)のMagnusチューンを、写真付きで紹介します。ストックのミニコネ化から、リコイルウエイトのオミット、面HOPの取り付けまでを順に解説します。以下は、2019年4月の掲載時点の情報です。

HK416 Magnusチューンの要点まとめ

  • 次世代HK416のデルタカスタムを、Magnusチューンで仕上げる
  • ストックをミニコネ仕様にして、Lipoバッテリーを使えるようにする
  • リコイルウエイトをオミットして、集弾性を高める
  • インナーバレルと面HOPで弾道を安定させ、初速はバレル長で調整する
項目 内容(2019年4月時点)
ベース銃 東京マルイ HK416デルタカスタム ブラック
チューン Magnusチューン
バッテリー Lipoバッテリー(ミニコネ仕様)
リコイル リコイルウエイトをオミット
シリンダー Magnusシリンダーセット次世代用
インナーバレル Magnusバレル
面HOP ORGA DIMENSION フラットHOP
初速調整 インナーバレル長で調整

東京マルイ次世代HK416デルタ Magnusチューン

HK416の特徴とMagnusチューンの流れ

東京マルイ次世代HK416の外観(デルタカスタム ブラック)
今回は東京マルイHK416デルタカスタム ブラックのMagnusチューンをご紹介致します。
TANカラーは以前に発売されていましたが今回ブラックの発売を待って購入されそのままチューンを施します。
ブラックカラーで統一されたボディーは精悍さが際立ちますね!

HK416は、東京マルイの次世代電動ガンです。そのため、ブラックの外観を保ったまま、内部をMagnusチューンで仕上げられます。

ここからは、この銃を分解しながら、チューンの手順を順に紹介します。なお、作業は必ず、安全に配慮して行ってください。

HK416の分解:アッパーとロア、ストック


フレームロックピンを外してHK416のアッパーとロアを分解する
それでは早速作業開始です。
フレームロックピンを外してアッパーとロアを分解します。

アッパーとロアを分けると、内部の作業がしやすくなります。そのため、最初に分解の手順を、落ち着いて確認してください。


HK416のチャージングハンドルとダミーボルト一式を外した状態
次世代M4系はチャージングハンドルがメカボックス側に付いてきます。
チャージングハンドルとダミーボルト一式を外します。
メカボックスのピストンレール部の外側にアッパーのガタ止めパーツが左右にあるのでこれも外しておきます。

ガタ止めパーツは、メカボックスの左右に付いています。そのため、外した部品は、無くさないようにまとめておきましょう。


レバーを下げながらストックを引き抜く作業
次にストックを引き抜きます。
このHK416の場合はレバー後方を下に引き下げながらストックを抜きます。
構造としてはレバーが下がるとストッパーピンが押し下げられてストックの調整や引き抜きが可能となります。

レバーを下げた状態で、ストックを引き抜きます。ただし、力任せに引くと破損の原因になるため、構造を確認しながら外してください。

HK416をLipoバッテリーに対応させる


ミニコネ仕様に加工したストック
次にLipoバッテリーを使える様にストックをミニコネ仕様にします。
詳しい方法は東京マルイ 次世代HK417 Magnusチューンでご紹介しております。

ミニコネ仕様にすると、Lipoバッテリーを使えるようになります。そのため、このモデルでも、バッテリーの選択肢が広がります。


Lipoバッテリーが使えるようになったストック
これでLipoバッテリーが使用出来る様になりました。

この加工を行うと、純正バッテリーは使えなくなります。そのため、両方のバッテリーを使いたい方は、コネクターを使う方法も検討してください。

バッファーリングとバッファーチューブ


ヒートガンで温めたバッファーリングをレンチで緩める作業
次にバッファーリングを緩めます。
ネジロックで固定されているのでヒートガンでしっかりと暖めてからレンチを使って緩めます。
レンチと言えばORGA 鋼鉄バッファーリング レンチを発売致しました。
厚みがあり手になじむ形状でハンマーで叩いてもOKな1本あれば一生使えるレンチです。
是非持っておきたい工具です。

バッファーリングはネジロックで固定されているため、ヒートガンで温めることが大切です。また、専用のレンチを使うと、作業が楽になります。


配線カバーを外して配線のハンダを外す作業
配線カバーを外し、配線のハンダも外します。

カバーを外すと、配線とハンダ付けの部分が見えます。そのため、配線の位置を、写真に撮っておくと安心です。


バッファーチューブを回して外す作業
配線をバッファーリングとプレートから抜いて、バッファーチューブを回して外します。

バッファーチューブを外す前に、配線を確実に抜いておきましょう。また、無理に回さず、引っ掛かりがないか確認してください。

HK416のリコイルウエイトをオミットする


バッファーチューブ後部の蓋を外す作業
次にリコイルウエイトのオミット作業を行います。
リコイルは次世代の醍醐味なのですが、サバゲーなどで確実に狙いたい時にはリコイルがある事で集弾性が悪くなったりするのでオミットをするオーナー様も増えております。
バッファーチューブの後部をヒートガンで温めてから後部の蓋を外します。

リコイルウエイトのオミットは、集弾性を重視する方向けのチューンです。そのため、リコイルを楽しみたい場合は、実施しなくても問題ありません。


バッファーチューブから取り出したリコイルウエイト
蓋を外すとバッファーチューブ内にリコイルウエイトが入っていますので取り出します。

リコイルウエイトは、バッファーチューブ内に入っています。そのため、蓋を外したら、慎重に取り出してください。

スプリングガイドを専用品にする


リコイルウエイトを外した後に使うスプリングガイド
リコイルウエイトを外すと純正スプリングガイドは使用出来なくなるので
BIG-OUT BOS スプリングガイド 次世代M4/HK416/417専用を使用します。
以前はVer.2用のスプリングガイドを加工して使っておりましたがこっちの方が加工無しで楽ちんです!
しかも低価格なのでありがたいです。

スプリングガイドを専用品に替えると、加工が不要になります。そのため、作業時間を短縮でき、初めての方でも作業しやすくなります。


スプリングガイド先端の溝を締め込む作業
先端にマイナスドライバーが使える溝があるのでしっかりと締め込む事が出来ます。
これでリコイルウエイトキャンセル作業は完了です。

しっかりと締め込むことが、トラブルを防ぐポイントです。ただし、強く締めすぎないよう、手応えを確認しながら作業しましょう。

メカボックスの取り出し


ロアーレシーバーからメカボックスを取り出す作業
次にロアーレシーバーからメカボックスを取り出します。
とその前にグリップを外した時にアンビ機構のギアがあるので注意して外しておいてください。
マガジンキャッチとトリガーロックピンを外します。
セレクターレバーをSAFEとセミの中間にしてメカボの前側を上に上げます。
ボルトストップボタンを取ってから今度はメカボの後方を持ち上げる様にしてスプリングをかわしながらメカボックスを取り出します。

メカボックスを取り出す手順には、細かい部品が多くあります。そのため、順番を守って、ゆっくり作業を進めてください。


突起が付いた新しいセレクタープレート
最近のロットではセレクタープレートが変わりました。
矢印の部分に突起がある事で下の接点スイッチを確実に押せるようになりました。
このタイプのセレクタープレートになってから接触不良が極端に少なくなりました。

セレクタープレートの形状が変わり、接点スイッチを確実に押せるようになりました。そのため、接触不良の心配が、以前より減っています。

HK416の軸受けとギアの交換


開けたメカボックスと洗浄するパーツ
メカボックスを開けます。
メカボックス内のパーツを取りはずし洗浄します。

メカボックスを開けたら、内部のパーツを洗浄します。そのため、古いグリスや汚れを落として、状態を確認してください。


6mm軸受けを取り付けたメカボックス
軸受けはORGA 6mm軸受け 次世代用を使います。
軸受けの固定方法をYouTubeで動画をUPしておりますので軸受けの固定!電動ガンの分解やカスタムで必須の軸受け設置を解説!をご覧ください。

ギアの軸を支える軸受けは、スムーズな回転に欠かせません。そのため、固定方法を動画で確認してから、設置しましょう。


強化ギアセット
J-ARMAMENT 次世代電動ガン用 強化ギアセットを使います!
純正ギアは耐久性が・・・という方にはお勧めのギアです。

ギアを強化すると、ハイパワーなチューンにも対応しやすくなります。そのため、耐久性を重視する方にも向いています。


グリスアップするギア
次にシム調整です。
シム調整のコツもYouTubeにて動画をUPしておりますのでシム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!をご覧ください。
そしてギアのグリスアップも行います。

シム調整は、ギアの位置を整える大切な作業です。そのため、ギアが軽く回ることを確認してから、グリスを少量だけ塗布してください。

HK416のシリンダーとピストンの交換


Magnusシリンダーセット
シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプのMagnusシリンダーセット次世代用を組込ます。

ボアアップタイプのシリンダーは、飛距離を伸ばしたい方に向いています。そのため、Magnusチューンの中心となるパーツです。


強化ピストン
ピストンは耐久性向上の為SHS製 強化ピストン 次世代電動ガン M4/HK416対応を使用します。
最近このピストンの入荷が止まっております。
代替品と致しましてPROMETHEUS ハードピストン 次世代シリーズ New ver.2用をご利用下さい。

ピストンを強化すると、パワーアップ後の負荷にも耐えやすくなります。ただし、入荷状況は変わるため、在庫は店舗で確認してください。

ノズルとグリスアップ


先端が特殊な形状のノズル
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむし次世代M4用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。

ノズルの先端形状が、集弾性に影響します。そのため、このモデルでも、ロングレンジを狙うチューンの定番パーツです。


シリンダー内にグリスを塗り延ばす作業
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
その際ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。

グリスは、薄く均一に塗り延ばすことがポイントです。また、気密漏れがあると飛距離が落ちるため、必ず確認してください。

HK416のメカボックスの組み込み


メカボックスにパーツを組み込む作業
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
メカボックスを閉じてロアレシーバーに組込みます。

ピストンレールなどの摩擦が起きる部分には、忘れずに潤滑材を塗ります。そのため、メカボックスを閉じる前に、塗り忘れがないか確認しましょう。


エンドキャップの向きに注意して入れるシリンダー
次にメインスプリングとなるMagnusスプリング次世代用を組込みバッファーチューブを取付けます。
Magnusシリンダー次世代用に入っているエンドキャンプですが向きが重要です!
凸側を前方向にして入れて下さい。
逆向きに入れるとリコイルウエイトのシャフトと干渉しピストンが下がりきらない不具合が発生します。

エンドキャップの向きを間違えると、ピストンが下がりきりません。そのため、凸側を前方向にして、必ず確認しながら入れてください。

モーターとSBD


モーターとSBDを組み込む作業
アンビ連結ギアやグリップを付けてたらモーターです。
ハイレートスプリング使用時には東京マルイサマリウムコバルトモーターがお勧めです!
もちろんスイッチ接点保護の為SBDもセットでお勧めです。

ハイレートスプリングを使う場合は、モーターの負荷が大きくなります。そのため、モーター選びも大切です。また、SBDを組み込むと、スイッチ接点を保護できます。


テストドライブ前の組み上げたロアレシーバー
配線をハンダ付けして配線カバー等を取付てストックも付ければテストドライブです。
駆動に問題無ければロアレシーバー周りは完了です。

テストドライブでは、モーターの回転や作動音を確認します。ただし、異音がある場合は、すぐに分解して原因を探してください。

チャンバーとMagnusバレル


分解したチャンバー
次にチャンバー周りのチューンです。
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。

パッキン類は、小さな部品です。そのため、取り外したら、トレーなどにまとめておくと安心です。


チャンバーから取り出したインナーバレルとHOPアーム
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
またORGA製インナーバレル全てチャンバーパッキンを回転させて装着できる様にサイドにも溝が掘ってあるので面HOP仕様も楽に行います。

Magnusバレルは、内壁へのBB弾の接触を抑える設計です。そのため、このモデルでも、弾道の安定を狙えます。


真鍮のリングで補強された新しいチャンバー
今回気が付いたのですがチャンバーがリニューアルされていました。
ノズルが入る部分に真鍮のリングが入って補強されています。
これが入っていると現段階の最新バージョンという事になります。

チャンバーが新しくなったため、仕様の変更に注意が必要です。そのため、組み込む前に、チャンバーの状態を確認しておきましょう。

HK416の面HOPの取り付け


HOPアームに接着するフラットHOP
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ますが、念の為バレルを組まずにHOPだけチャンバーに組込み開口部に当たらずにスムーズにHOPが降りるかチェックして下さい。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPは必ずHOPアームに接着しましょう。
接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。

DIMENSIONフラットHOPは、接着してから組み込みます。そのため、HOPアームの位置を、事前に確認しておきましょう。


HK416の初速調整と試射

チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
これらを組み込んで初速の調整を行います。
初速の調整はインナーバレル長で行います。
基本的にはインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。

初速調整が終わったら室内での作業は終了となります。
ロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。

HK416のMagnusチューンは、試射での確認まで行って完成です。そのため、飛距離に問題があれば、HOPの調整を見直してください。

HK416 Magnusチューンに関するよくある質問(Q&A)

Q. HK416のデルタカスタムとはどんな銃ですか?

東京マルイの次世代電動ガンです。今回は、ブラックカラーのモデルに、Magnusチューンを施しました。

Q. HK416のMagnusチューンでは何を交換しますか?

軸受け、ギア、シリンダー、ピストン、ノズル、スプリング、インナーバレル、面HOPなどです。そのため、パワーと精度を両立できます。

Q. リコイルウエイトをオミットする理由は何ですか?

リコイルがあると、集弾性が悪くなることがあるためです。そのため、確実に狙いたい方には、オミットする方が増えています。

Q. リコイルウエイトを外すと何が必要ですか?

純正のスプリングガイドが使えなくなります。そのため、専用のスプリングガイドを使います。

Q. Lipoバッテリーを使うにはどうしますか?

ストックをミニコネ仕様にします。ただし、純正バッテリーは使えなくなります。

Q. 固いバッファーリングはどう外しますか?

ネジロックで固定されています。そのため、ヒートガンで温めてから、レンチで緩めます。

Q. 初速はどのように調整しますか?

インナーバレルの長さで調整します。基本的に、バレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。

Q. エンドキャップの向きは重要ですか?

重要です。凸側を前方向にしないと、ピストンが下がりきらない不具合が起きます。

あわせて読みたい関連記事

ORGA楽天市場店はこちら

ORGA Amazon店はこちら