はじめてのサバゲー:安全ルール・マナーについて

はじめてのサバゲー:安全ルール・マナーについて
はじめてのサバゲー:安全ルール・マナーについて
 

はじめてのサバゲー
安全のためのルールやマナーとは?

サバゲーはレジャースポーツとして誕生以来、幾度かのブームを経ていまや定番の趣味としてその地位を確立させている。数年前に比べ、メディアでの取り上げ方が少なくなってきてはいるが、それは単純にマスコミ上での新鮮味が失われただけで、プレイヤー人口は増えていると言えるだろう。老舗ショップやフィールドも定着してきて、「サバイバルゲーム」と聞いて「なにそれ?」となる人は少ないのではないだろうか。

サバゲー人口が増えるにつれて、常連やマニアの中に入りづらい、基本的なところがわからないので最初の1歩が踏み出しづらいと考える未経験者が多くなるのもまた事実。特に、守らなければいけないルールやその理由などが分からないと不安も大きいのではないだろうか。

そこで、これからサバゲーをはじめてみたい人が実際にフィールドに行った時にあれこれ迷わないよう、この特集ではサバゲーの安全に関する、必ず守るべきルール・マナーについて紹介しよう。

※サバゲーのルール・マナーについてはフィールドでも必ず説明されます。
 この記事は各フィールドで行われるような初心者講習の内容をあらかじめ知っておくためのものです。
※細かいローカルルールなどはフィールドで確認するようにしてください。


↑フィールドでゲーム開始前に必ず行われるミーティングはしっかり参加しよう。フィールドによっては初心者講習を開いてくれるところもある。

 

サバゲーを楽しむには安全を守ることが第一原則!

サバゲーでは、何よりも優先されるのが「安全」に関すること。遊び方よりも先に覚えるべきことなので、この点はしっかりと押さえておきたい。フィールドで行われる朝のミーティング(説明会)は毎回復習としてしっかり聞いていただきたい内容だ。

サバゲーフィールドは、実際にエアガンを撃ち合いゲームを行う「フィールドエリア」と、休憩や準備を行う「セーフティーエリア」の2つのエリアに分かれている。このエリアを行き来する際は必ず他のプレーヤーや自分自身の安全のために守らなければならない事がある。まずはこの点について解説しよう。

 

安全のために必ず守るべきルールとは?

「フィールドエリア」の中はゲームが行われている・行われていないに関わらず、必ず目の保護をするためにゴーグルを着用しなければならない。これは、フィールド内ではいつ何時BB弾が飛んで来るかわからないからだ。「フィールドエリア」に入る前に必ずゴーグルやマスクを装着し、「セーフティーエリア」内に完全に戻ってくるまで決して外してはならない。

目の保護だけは、絶対に怠ってはならない最重要項目だ。
休憩時間中でもフィールド内で試射をしているプレイヤーがいる場合があるので、上記の点は必ず守ろう。

フィールドエリア内で飛んできたBB弾に被弾して怪我をした場合、基本的には全て撃たれた側の責任となる。撃たれる側は自分自身で怪我をしないよう体の各部を保護する義務がある。必ずフィールドエリアに入る前にゴーグルやマスクを装着して、目の保護・体の保護をしなければならないのはそういったためだ。


↑フィールドによっては目の保護さえしかっりすればOKという所もあるが、顔は被弾して怪我しやすい。マスクや帽子、シュマグ(首回りの保護など)は自己責任なので、痛い思いをしたくなければちゃんと準備しよう。フィールドによってはマスクも必須の場合もある。

逆に、「セーフティーエリア」は各プレイヤーがゲームの合間に休憩をしたりする所。ここでは基本的にみんな無防備な状態となるため、万が一BB弾が発射されようものなら大変な事態を招きかねない。決してセーフティーエリア内でエアガンが暴発しないよう注意を払う必要がある
フィールドエリアから退場する際は、セーフティーエリアに入る前に

①エアガンからマガジンを抜く
②エアガン本体内に残ったBB弾を出すための空撃ちをする
③エアガンに安全装置を掛ける

この3つを必ず実施しよう。なお、この際もゴーグルはしっかり装着しておき、セーフティエリアに完全に入るまで外さないようにしておこう。


↑セーフティーエリアに戻る前にマガジンと安全装置の確認を忘れずに!

 

セーフティーエリアでもエアガンの安全管理をしかっりと

フィールドエリアを出る時にしっかりと安全状態にしたエアガンも、万が一という事態に備えて2重3重に暴発防止につとめるのがサバゲーマーのマナーだ。セーフティーエリアでも以下の点を守って、エアガンの安全管理をしよう。

①安全状態(セーフティスイッチ)を解除しない
②トリガー(引き金)に触らない
③マガジンを挿さない
④空撃ちしない(どうしても動かしたい時はシューティングレンジへ)
⑤銃口を人に向けない・覗かない

いくらBB弾が出ない状態と分かっていたとしても、セーフティーエリアで空撃ちをするのはルール違反。空撃ちが不十分であればBB弾が発射される可能性もゼロではない。「パン!」という音がすれば周囲に不安を与えるだけでなく、何事かと白い目で見られてしまうのは必至。絶対にエアガンが動作しないよう注意を払おう。トリガーには、ゲーム開始後実際に敵を見つけ射撃するその瞬間まで絶対に指を掛けない・触らないのが鉄則だ

エアガンの調子が悪いと感じたときなど、どうしても動作を確認したい場合は、フィールドに必ず併設されているシューティングレンジで行うようにしよう。

また、万が一の暴発に備え、銃口は他人に向かないようエアガンを置く向きにも注意を払いたい。

サバゲーの上手い下手は関係なく、これら安全管理がしっかり出来ていれば周りもサバゲー1人前と認めてくれるのだ。


↑ガンラックが用意されているフィールドは積極的に利用して銃口管理に努めよう。

 

エアガンは扱い方を間違えば危険なものだと認識しておこう

サバゲーはエアガンを使って遊ぶということは、興味を持った方なら誰しもが知っていることと思う。しかしエアガンに詳しくない人は、意外と威力があるものだと知らないことも多い。

エアガンは別称「トイガン」とも呼ばれるいわゆる玩具・遊戯銃だが、ルールを守らず扱い方を間違えれば怪我をしたり、失明の危険すらあるものである。安全管理には細心の注意をして正しく楽しんでもらいたい。

安全管理さえキッチリできれば、エアガンは非日常を味あわせてくれる他にはない相棒となってくれるだろう。

 

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