SBDって・・・

SBDって・・・
SBDって・・・
 

SBDについて


今回はチューンの定番となりつつあるパーツ「SBD」ですが、最近お客様から「SBD」って何?本当にスイッチ寿命が延びるの?なんてお話を耳にします。
そんな訳で「SBD」について少々お話させて頂きます。

SBDとは「ショットキーバリアダイオード」の略称です。
スイッチ接点の摩耗を大幅に軽減し、スイッチの寿命を延ばしてくれるパーツです。
費用も安く組込みも簡単で昨今人気が急上昇のお勧め商品です。
SBDは数社から発売されておりますがORGAではGAW製SBDを使用しております。



組込み方法は簡単でモーター端子部に接続するだけです。
組込み例の様にブラシスプリングに挟んだり端子を使ってネジ止めしたり直接ハンダ付けもOK。



では何故SBDを組込むとスイッチ接点の寿命が延びるのか・・・。
モーターのON-OFF時にスイッチの接点でスパークが発生し、それにより接点が摩耗していきます。
SBDを組込む事でスパークの原因となるON-OFF時の大電力(逆起電力)をモーターの
回転エネルギーとして消費させる事でスパークを格段に抑えスパークが減る事で接点の摩耗が減り寿命が延びる仕組みです。


組込むメリットとしては
・接点摩耗を軽減しスイッチ寿命が大幅に延びる。
・組込みが簡単。
・製品コストが安い。
・FETと比較し暴走の危険性が無い。

デメリットは殆どないと考えておりますがあえて挙げるなら・・・
FETと比較しすると接点摩耗の効果は若干落ちる事とモーター周りに本体の設置スペースが必要(5~6mm程度のダイオードなので通常であれば問題無し)。
この程度でしょうか。

※SBDの許容を超えた電圧での使用時やバッテリーの+-逆に繋いだ場合は破損に繋がりますのでご注意下さい。

結論としましてはこの値段でスイッチ寿命が大幅に延ばせるなら組込まない理由がないです。
ご自身で組込まれるのも良し、チューン依頼時に組み込んでもらうのも良し!
大切な銃の寿命を延ばす為に是非ご活用下さい。

以上SBDについてご説明させて頂きました。
ご参考になれば幸いです。