PTSが新電動ガンCAR-15 N-23 PDWを発表

PTSが新電動ガンCAR-15 N-23 PDWを発表
PTSが新電動ガンCAR-15 N-23 PDWを発表
 

PTSが新電動ガンCAR-15 N-23 PDWを発表
同時にレガシーエアガンシリーズを展開していくことにも言及

ハンドガードやストックなど、現代的なアプローチのパーツを多くリリースし、エアガン本体についても現代的なモデルをラインナップしているPTSだが、このほどCAR-15をベースとした架空のPDWを電動ガンとしてリリースすることを発表した。
モデルアップしたのはN-23というライフルで、M607サブマシンガンやM733にインスピレーションを受け、さらにコンパクト化する試みを行った「RECOIL」という銃のメディアの企画で誕生したもの。

アメリカ軍のM16の歴史上は架空であるが、実銃として作られたかどうかで言えば、ある意味「本物が実在する」とも言えなくはない。PTSが非常にマニアックな銃をモデルアップしたことは驚きだ。

CAR-15はコルト社によって進められた1960年代当時のアメリカ軍で使用される小火器の基準を統一し、訓練や補給を効率化する計画から生まれたライフルで、コルト・アサルト・カービンの1つである。M16A1よりも前に誕生した初期の仕様のライフル。AR15をベースとしながら短く切り詰められたCAR-15カービン(M605)が最初に開発されたが、その後カービンの銃身をさらに短縮させストックをリトラクタブルにしたものがCAR-15サブマシンガン(M607)である。

N-23はこの発想を元に、よりショートなM607が実際に生産されていたかのように作ることをコンセプトとしている。M733スタイルのハンドガードやストックを短く切ったパーツ類を装着し、バッファチューブもストックに合わせてショート化。バレルは7インチまで短縮。レシーバーはベースとするM607スタイルのフォワードアシストノブのないロアフレームを使用。
もしこんなライフルがあったなら…というアイディアを具現化してしまうあたり、雑誌社による企画とはいえアメリカのガンマニアの行動力は凄い。
そして更に衝撃なのが、このライフルをエアガンにしてしまったPTSのセンス。

外観はコンパクトなCAR-15であるが、中身は最新の電動ガンパーツが組み込まれている。
スペックは以下の通り。

・全長:507/605mm
・重量:2200g
・インナーバレル長:215mm
・電子トリガー&電子セレクター採用
・MOSFET標準装備
・11.1V LiPoバッテリー対応

PTSではこのCAR-15 N23 PDWをリアルスペックレガシーエアガンシリーズ最初のモデルと言及。今後も近代史を彩った歴史的な銃をエアガン化していく計画のようだ。
次のモデルも意表を突いてくるのか、それとも王道スタイルのエアガンとするのか、PTSの動向に今後も注目したい。

PTS Legacy CAR-15 N-23 PDWの公式ページはこちら