Hudson H9ガスブロ、4月にEMG/WEから登場

Hudson H9ガスブロ、4月にEMG/WEから登場
Hudson H9ガスブロ、4月にEMG/WEから登場
 

Hudson H9 先進的デザインのハンドガンがガスブロで登場
EMG/WEより2019年4月にリリース

実銃ハンドガンとして、2017年のショットショーで日の目を浴びたHudson H9。
ストライカー方式の1911と言われ、1911のような外観的特徴を持ちつつもグロックのような動作をする、いいとこ取りのピストルだ。

反動を少なくするための工夫から、リコイルスプリングの位置を極力下方に設置するため、独特のフレーム形状をしている。この形が非常にカッコイイとエアソフト業界でも話題となり、エアガン化を望む声が非常に多かったハンドガンである。

エアガンではEMGによるライセンス取得、WEによる製作で製品化される。実銃ではストライカー方式だが、エアガンではグロックなどと同様ハンマー方式にリファインされている。
EMGによる紹介動画では、フレームがメタルとなっており、この点がWEでの製造においても変更がなければ残念ながら日本での発売はないということになる。ここは是非とも樹脂パーツバージョンも検討してもらいところ。

グリップは1911パーツがそのまま装着できるデザイン。アフターパーツの選択肢は広そうだ。カラーはブラックとダークアースの2色展開となる。
 

実銃では問題山積みのHudson

エアガン化で話題となる一方で、本家本元のHudsonは大きな問題が生じている。
SHOT SHOW 2019でも出展予定であったHudsonは会場に姿を現さなかった。SNSでもこのところは動きが見られない。
その理由はカスタマー対応に遅れが生じていることにあるようだ。多くのユーザーから誤動作や破損の報告があがっているが、数週間~数か月応答ができていないとのこと。

この対応の遅れは、Hudsonの銃パーツを製作する加工会社との訴訟問題が発端となっている。
加工会社側はHudsonから納入に対して支払いがないことを理由に訴訟を起こしているが、Hudson側は加工精度の品質の問題によりハンドガン生産が阻害されていると主張。両者真っ向から対立している状況だ。

人気ハンドガンの正式ライセンスによるエアガン化が決まったにも関わらず、Hudsonは苦境に立たされているようだ。
今後のHudsonの動向に注目が集まっている。

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