ポリマーフレームの元祖であるGLOCK17に、第5世代のGen5が登場した。この記事では、2019年2月時点の情報をもとに、Gen5の変更点とWE製モデルを整理する。
ポリマーフレームGLOCK17 Gen5の要点まとめ
- GLOCK17は、フレーム全体が樹脂製の世界初のセミオートハンドガン
- Gen5では、フィンガーチャンネルが廃止された
- スライドリリースが左右両側にあるアンビ仕様になった
- 台湾のWEが、エアソフトで最速のGen5をリリースする
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発年 | 1980年 |
| Gen5の主な変更 | フィンガーチャンネル廃止、アンビ化したスライドリリース |
| エアソフト | 台湾のWEがGLOCK17 Gen5を発表 |
| 2019年2月時点のスライド | 無刻印 |
GLOCK17 Gen5
世界にポリマーフレームオートの流れを生み出した名銃とは
GLOCK17とポリマーフレームの関係
GLOCK17(グロック17)とは、言わずと知れたポリマーフレームオートのハンドガンの元祖ともいうべき存在である。
サバゲーマーなら誰しもがその名を知っているのではないだろうか。
ポリマーフレームのGLOCK17は、初めて名前を聞く人でも見たことがあるはずだ。そのため、映画やゲームで見かけた人も多いだろう。
いまでは数多くのモデルがラインナップされるグロックハンドガンであるが、GLOCK17は最初に作られた最も基本的なモデルで多くの軍、法執行機関にて使用される。
ポリマーフレームの時代を切り開いた名銃
開発された1980年当時、プラスチックを使用したハンドガンは既にいくつか存在していたが、フレーム全体がプラスチック製
となるセミオートハンドガンはGLOCK17が世界初であった。また、そうした銃が商業的にも成功を収める初の例となり、その後あらゆる銃器メーカーがポリマーフレームオートを開発することになるきっかけを作った偉大な名銃である。
ポリマーフレームは、軽さと丈夫さを両立しやすい。そのため、多くの軍や法執行機関でも、GLOCK17が使われている。

↑こちらは実銃MOSモデルとなり、スライドのデザインが通常のG17とは異なります。
40年近く前の設計でありながら第5世代となった今でも基本設計は同じであり、特殊な発射機構やセーフティー構造など他に類を見ないメカニズム、外観が特徴である。
ポリマーフレームの基本設計が変わらないのは、完成度が高い証拠でもある。一方、各世代では、握りやすさや整備のしやすさが少しずつ改善されてきた。
エアソフトでのグロックの人気
実銃における実績に伴い、エアソフト業界においても人気の高いグロック。いままで、あらゆるトイガンメーカーがグロックをモデルアップしてきたが、多くの場合製品化がなされるのはGen3が多い。だが、サバゲーブームの真っただ中となった現在、GLOCKの現行モデルはGen4・Gen5が中心であり、いささかエアガンのモデルアップの流れは遅いと言わざるを得ない状況。
そんな中、台湾のエアソフトメーカーWEはGLOCK最新モデルのGen5をリリースすることを発表した。
いままで、GLOCK17やGLOCK18C、GLOCK19のGen4フレームをいち早く世に送り出していたWEだが、新シリーズではGLOCK17、GLOCK19のGen5、並びに新型ピストルとなるGLOCK19X、GLOCK45をラインナップしている。
WEは、Gen4でもGLOCK17、GLOCK18C、GLOCK19をいち早く出したメーカーだ。そのため、Gen5でも、最新モデルを待っていた人の期待は大きい。
WEが発表したGen5シリーズ
これまでフレーム周りを中心にバージョンアップが重ねられてきたGLOCK17だが、Gen5となった最新バージョンではいままでのモデルと何が変わったのか見ていこう。
Gen5のフレーム改善点
Gen3以降、グロックフレームの特徴の1つでもあったフィンガーチャンネル。それがGen5では廃止になり、グリップ前面は初期のモデルのように直線的な形状に戻っている。元々、グリップに対し指を正しい位置へと配置するためのものであったが、ユーザーによって手の形や大きさは異なり、かえってグリップが握りにくいという声を反映してのものであろう。
フィンガーチャンネルは、手の形に合わない人もいたため、Gen5で廃止された。つまり、グリップ前面は、初期モデルのような直線的な形に戻っている。
チェッカリングがドットパターンとなり、追加用バックストラップなどが付属する点はGen4と同じ。
ポリマーフレームのドットパターンのチェッカリングや、追加のバックストラップはGen4と同じだ。そのため、握りの大きさは、手に合わせて調整できる。
アンビ化されたスライドリリース
またGen5の最大の特徴はスライドリリースが左右両方にありアンビ化されていること。最近の実銃界においてはスタンダードとなってきている両利き対応が図られている。
他にもマグウェル形状が見直され、挿入口部分が拡張されたり前部の切り欠きが復活。スライドの前面部分の面取りが大きくなるなど、射撃以外の部分での改善も多く見られる。
マグウェルが広がると、マガジンを入れやすくなる。また、スライド前面の面取りが大きいと、ホルスターに収めるときも引っかかりにくい。
ポリマーフレームのGen5をWEが再現
Gen4時点では基本形状の大きな変更は見らなかったグロックだが、Gen5ではそれまでのネガティブ要素を廃したような様々な改良がなされている。
エアソフト各社においても遅いと言われる新型銃器のモデルアップだが、WEが最速で再現・リリースしてきたGLOCK17 Gen5に注目が集まっている。
2019年2月時点で、WEは新型ピストルを最速で再現する立場にいた。そのため、ポリマーフレームのGen5を早く試したい人が、エアソフトでも注目していた。
商品ページとスライドの刻印
※WE GLOCK Gen5シリーズはスライド無刻印となります。今後「刻印入りのスライドのみ」(中身を入れ替えて利用)を販売する予定ですので、刻印にも拘りたい方はそちらもお求めください。
2026年10月時点のORGA WebShopでは、BKとTANの商品ページが見つからない。そのため、購入を考える場合は、ショップの最新の在庫を確認したい。
GLOCK17 Gen5に関するよくある質問(Q&A)
Q. ポリマーフレームのGLOCK17とはどんな銃ですか?
1980年に開発された、フレーム全体が樹脂製の、世界初のポリマーフレームハンドガンだ。また、多くの軍や法執行機関でも使われている。
Q. Gen5の最大の特徴は何ですか?
スライドリリースが左右両側にあり、アンビ化されたことだ。そのため、右利きでも左利きでも、同じように操作できる。
Q. Gen5でポリマーフレームのグリップはどうなりましたか?
廃止されて、ポリマーフレームのグリップ前面は直線的な形に戻っている。また、手の大きさが違う人でも、指の位置を選びやすい。
Q. WEのポリマーフレーム再現はどんな製品ですか?
台湾のWEが発表した、GLOCK17のGen5をモデルアップしたガスハンドガンだ。さらに、ポリマーフレームの質感を再現した外観も魅力だ。
Q. WEのGen5シリーズには、ほかにどんなモデルがありますか?
GLOCK17とGLOCK19のGen5に加えて、新型のGLOCK19XとGLOCK45も用意されている。つまり、新しいシリーズが揃う予定だった。
Q. WEのGen5のスライドに刻印はありますか?
2019年2月時点では、無刻印のスライドとされていた。ただし、刻印入りのスライドだけを別売する予定が案内されていた。
Q. 今もORGA WebShopで購入できますか?
2026年10月時点では、BKとTANの商品ページが見つからなかった。そのため、購入する場合は、ショップに最新の在庫を確認したい。
Q. Gen3とGen5はどこが違いますか?
Gen5では、フィンガーチャンネルが廃止されて、スライドリリースもアンビ化されている。また、マグウェルの形状やスライド前面の面取りも見直された。









