【実銃ネタ】 FNアメリカ が新型コンシールドキャリーを発売

【実銃ネタ】 FNアメリカ が新型コンシールドキャリーを発売
【実銃ネタ】 FNアメリカ が新型コンシールドキャリーを発売
 

【実銃ネタ】FNアメリカ が新型コンシールドキャリー「FN REFLEX」を発売。ここ数年でトレンドとして注目されるEDCの新製品

FN REFLEXは、FNアメリカが発売した9mmのマイクロコンパクトピストルだ。衣服の下に隠して持ち歩く、コンシールドキャリー向けの新型である。ここでは、REFLEXの特徴と仕様、前作FN503との違いを順に解説する。

FN REFLEXの要点まとめ

  • REFLEXは9mm口径の、マイクロコンパクトピストルである
  • 内部ハンマー方式の単動式(SAO)で、トリガーが軽い
  • 装弾数は、フラッシュフィットの11発と、延長マガジンの15発
  • オープンドット対応のMRDも、同時にラインナップ
  • 開発は、民間市場に強いFNアメリカが担当

なお、仕様の数値は、FNアメリカや海外メディアの発表をもとにしている。ORGAが実銃を撃って確認したものではない。

ベルギーの銃器メーカー FNハースタル のアメリカ現地法人である FNアメリカ が、新型のマイクロコンパクトハンドガンである「FN REFLEX」をリリースした。アメリカでは銃乱射事件などの凶悪犯罪が多発している状況に対し銃を規制すべきだという声が強くなる一方、いざという時は自からの手で自分や家族、友人を守らねばならないとする銃規制反対派も根強く、ホームディフェンスも含めた自己防衛のための銃器市場が過熱している。

FN コンシールドキャリー

EDCとコンシールドキャリーとは

そんな中、近年よく聞かれるようになったキーワードがEDC(Everyday Carry)だ。州によっては銃器を周囲から見える状態で携帯してはならない規制もある中、衣服の下にスマートに隠し持てるようなコンパクトピストル、いわゆるコンシールドキャリーの新規開発が各メーカーで進められている。

EDCは、毎日持ち歩く道具を指す言葉だ。ナイフやライト、財布なども含まれる。そのため、コンシールドキャリー用の銃も、EDCの一部として語られる。

FNアメリカがREFLEXを担当した理由

FNハースタル では昨今、軍や法執行機関向けの軍需火器開発がメインとなり、今回リリースされたFN REFLEXは民間市場向けの銃器開発の需要が多い FNアメリカ が担っているようだ。

FNアメリカは、アメリカ国内で民間向けの銃を企画する会社である。そのため、民間の需要を踏まえた設計がしやすい。また、REFLEXは、同社の主力ラインを補う新しい柱になる。

FNアメリカ REFLEX

FN REFLEX MRD

 

服の下にスッポリと納まる「信頼性」

前作FN503からの進化

FN503は、2020年3月に紹介された9mmのキャリーピストルである。ストライカー方式で、装弾数は6発または8発だった。一方、REFLEXは内部ハンマー方式に変わり、装弾数も増えている。

FNアメリカはFN REFLEX以前にもFN503というキャリーピストルを製造していたが、FN509をベースにしており既に実績のある技術を活かした形での設計となっていた。FN REFLEXはカテゴリで言えばそのFN503の後継にあたるが、より高い信頼性と射撃精度のため、FN503で採用していたストライカー方式ではなく、新たに内部ハンマー方式を採用している。

内部ハンマー方式のメリット

FN REFLEXは同クラスでは最高性能のトリガープルを実現しているとFNアメリカは謳っており、マイクロコンパクトというカテゴリながら高い射撃精度を発揮することが最大のウリだ。コンシールドキャリーは身に危険が迫った時の防衛手段であるため、携行しやすさだけでなく確実に動作する信頼性と脅威に対抗できるコントロール性をユーザーに提供できるかがポイントだ、ということなのだろう。

海外メディアによると、REFLEXはスライドの動きでハンマーを起こす。そのため、ストライカー式より軽いスプリングで済む。また、トリガープルは約4.5〜5.5ポンドとされる。

ただし、トリガーの感触は、好みの分かれる部分である。そのため、購入前に実際に触って確かめたい。

FN REFLEX

装弾数と携行性のバランス

また、FN503では僅かに6~8発であった装弾数がFN REFLEXでは11~15発に増強されており、キャリーピストルとしての弱点を補う工夫を限られたサイズで実現している。

REFLEXのマガジンは、フラッシュフィットの11発と、延長タイプの15発がある。一方、装弾数が制限される州向けには、10発の仕様も用意される。

なお、小型のボディで15発を扱えるのは、大きな強みだ。ただし、延長マガジンは、グリップからはみ出す分だけ隠しにくくなる。

REFLEXとREFLEX MRDの違い

FN REFLEXは通常モデルのほか、SHIELD RMSやHOLOSUN Kシリーズが搭載可能なオープンドット対応モデルのFN REFLEX MRDの計2モデル展開となる。

通常モデルは、3ドットのアイアンサイトを備える。前サイトには、オレンジの輪が付いたトリチウムが入る。一方、MRDは、スライドにマイクロドットサイト用のカットが入る。

項目 FN REFLEX FN503(参考)
口径 9mm 9mm
作動方式 内部ハンマー式(SAO) ストライカー式
装弾数 11発/15発(10発仕様もあり) 6発/8発
銃身長 約3.3インチ 約3.1インチ
全長 約6.2インチ 約5.9インチ
重量 約18.4オンス —(未掲載)
光学機器 MRDがRMSc系のカットに対応 —(未掲載)

なお、MRDには、ShieldのRMScやHOLOSUN Kシリーズを載せられる。

アメリカの銃器市場ではFNアメリカに限らずコンシールドキャリーのモデル展開が数年前から加速しており、各メーカーから魅力的なキャリーピストルが多数リリースされている。エアソフト業界でもこのようなコンパクトなハンドガンのモデルアップが進むと面白いのになぁと期待しているが…どうなるだろうか。

エアソフトでも、コンパクトなハンドガンは根強い人気がある。そのため、将来はキャリーピストルのモデルアップにも期待したい。ただし、現時点でREFLEXの電動やガスブロ製品は確認できていない。

コンシールドキャリー

FN USA

 

FNハースタル 及び FNアメリカ とは?

FNハースタルの歴史

FNハースタル はベルギーの国営銃器メーカーとして1889年に設立された。1990年代に経営悪化によりフランスの防衛企業傘下に入るものの、その後ベルギーの連邦の1つであるワロン地域によりハースタルグループごと国営企業となり、子会社として現在に至る。 FNハースタル と聞けば日本においてはFN FALやSCAR、P90などでお馴染みの銃器メーカーだ。

同社は、1889年にベルギー政府向けの小銃を作る会社として設立された。さらに、1897年からは、ジョン・ブローニングとの協力関係が始まった。この関係から、ブローニング・ハイパワーなどの名銃が生まれている。

FNハースタル は設立の数年後からの約30年間、アメリカ人銃器設計者であるブローニングと技術的な親交を結んでおり元々アメリカとの関係性が深い。また1980年以降のNATO標準弾薬である5.56×45mm弾に同社のSS109弾が採用されるなど、 FNハースタル 及びベルギーの製造技術の高さは西側諸国に広く認識されている。

SCAR ピストル

民間市場とFNアメリカの役割

近代でもアメリカ軍への納入実績が多い FNハースタル だが民間市場へのインパクトはイマイチなこともあり、軍用火器は FNハースタル が大部分を担い、巨大な民間市場を持つアメリカにおいては現地法人であるFNアメリカ主導で個人向け火器の企画開発を行っているようだ。

アメリカは、世界でも大きな民間銃器市場を持つ。そのため、現地法人が個人向けの企画を主導する形は、理にかなっている。

技術面では歴史的にも信頼性がある FNハースタル だが1980年代以降の低迷から脱却すべく、FNアメリカでは看板商品のSCARの民間モデル化など積極的に行っている。

FNハースタルの銃は、100か国以上の軍で使われているとされる。例えば、FN FALやSCAR、P90、M249が代表例だ。

 

FN関連のエアガンとあわせて読みたい記事

FNハースタル 関連の商品一覧はコチラ

FNに興味がある方は、関連記事もあわせてチェックしたい。例えば、SCARの次世代型の解説は、FNアメリカの開発姿勢が分かる内容だ。

 
ORGA楽天市場店はこちら

FNキャリーピストル

FN REFLEXに関するよくある質問(Q&A)

Q. FN REFLEXとは、どんな銃ですか?

FNアメリカが発売した、9mmのマイクロコンパクトピストルです。コンシールドキャリー、つまり衣服の下に隠して携帯する用途を想定しています。

Q. FN503との大きな違いは何ですか?

作動方式です。FN503はストライカー式で、REFLEXは内部ハンマー式になりました。また、装弾数も6〜8発から11〜15発に増えています。

Q. REFLEXの装弾数は、何発ですか?

フラッシュフィットのマガジンは11発で、延長タイプは15発です。そのため、小型でも弾数の不安が少なくなっています。

Q. REFLEX MRDとは、どのモデルですか?

スライドに、マイクロドットサイト用のカットが入ったモデルです。ShieldのRMScやHOLOSUN Kシリーズなどが搭載できます。

Q. 内部ハンマー方式には、どんな利点がありますか?

FNアメリカは、トリガープルの良さと射撃精度の高さを挙げています。ただし、体感には個人差があります。

Q. EDCとは、何の略ですか?

Everyday Carryの略です。毎日持ち歩く道具のことで、コンシールドキャリー用の銃も含まれます。

Q. FNアメリカとFNハースタルは、どう違いますか?

FNハースタルはベルギーの本社です。一方、FNアメリカは、アメリカ市場を担当する現地法人です。

Q. REFLEXのエアガンは、発売されていますか?

現時点では、確認できていません。そのため、ORGAでは、新製品の情報が入りしだい記事でお知らせします。

あわせて読みたい

ORGA楽天市場店はこちら

ORGA Amazon店はこちら

author avatar
ORGASTAFF