何を揃えるべきか悩めるサバゲー初心者のために
サバゲーをはじめて、まず最初に用意する物は自らの相棒となるエアガンやゲーム時に着用するBDUやマスク、グローブ、ブーツなどだろう。ここまでは入手したといっても今までフィールドからレンタルしていた必要最低限の物が自分の物に変わったというだけ。周りの経験者を見れば様々なポーチ類やら装備品で身を固め、一体何から手を出したらよいものかわからない、といった人は多いのではないだろうか。
レンタルには無かった、サバゲーをする上で更に必要になるサバゲー装備をピックアップしてみよう。
ニーパッドとマガジンポーチは必須
初心者といえど、サバゲーにハマった以上何かしらプレイスタイルというものがあるものだ。
サバゲーの緊張感やフラッグゲットなど、敵との勝負に重きを置くプレイヤーには次のサバゲー装備としてニーパッド（膝当て）を是非お勧めしたい。とにかく索敵しバリケードからバリケードへ動き回るタイプの人には、膝を安心して地面に付けられる事が重要なポイントになる。低いバリケードに隠れたり、様々な状況で射撃姿勢をとる必要がある時、何も着けずに膝をつくのは砂利などで痛い場合も多いし、それが仇となって上手く立ち回れなくなったら元も子もない。
何も気にせず色んな体勢を取るならニーパッドは必須のサバゲー装備と言える。怪我の防止にも役立つ。
フルオート戦でついバリバリと弾をばらまいてしまうような、とにかくエアガンを撃つこと自体が楽しいと感じる人向けのサバゲー装備としては、マガジンポーチを充実させていくことをお勧めする。マガジンを複数本持ち歩き、マグチェンジを楽しむのも一興だ。その場合、予備を入れるマガジンポーチの他に、撃ち終わったマガジンを入れておくダンプポーチも一緒に用意するようにしよう。マグチェンジの際に空のマガジンをラフに入れてまとめておけるので、もたつくことなく短時間でもマグチェンジが可能になる。ポーチ類のサバゲー装備は腰のベルトに着けてしまうのが一番手っ取り早い。
とはいえ、ポーチ類とニーパッドは、順番はどうあれ必ず必要になってくる装備なので、余裕があればどちらも揃えてしまおう。マガジンポーチは必ず対応するエアガンを確認すること。最近はバンジーコード（ゴム紐）と板状のパーツでマガジンを保持するタイプのものが多く使いやすい。ある程度の大きさの違いにも対応できるので布製ポーチより汎用性がある。
ニーパッドは周りの経験者におススメを聞いてみるか、わからなければHATCHの実物ニーパッド（上の写真のもの）を買っておけばいいだろう。実物ながらそこまで値段が高くなく、実戦でも使われていて実用性は折り紙付きだ。
必要に合わせてチェストリグやホルスター、無線機など徐々に充実させていこう
ニーパッドとマガジンポーチ、ダンプポーチを揃えてしまったら、あとはプレイスタイルに合わせてサバゲー装備を充実させていくのがいいだろう。
毎回友人同士など同じメンバーでサバゲーに行くのなら、無線機を用意すると連携が取れてゲーム運びも有利になるし、戦場らしい雰囲気が味わえて楽しい。サブウェポンとしてハンドガンを用意すればホルスターは必須となるし、ここまで携行するものが増えてくるとベルトだけでは辛くなってくるので、胴周りにポーチ類を装着できるチェストリグの導入なども検討しよう。ミリタリー好きならプレートキャリア（簡易な防弾チョッキ）でもありだろう。
こうやって徐々に自分の装備を揃えていくこともサバゲーの醍醐味の1つだ。最初はなんとなく実用的なもので揃えていけばよいが、サバゲーに慣れていくにつれてプレイスタイルに合った装備を使おうだとか、見た目を重視したりだとか拘りが出てくるだろう。そこまでいけば誰の助言なしに装備を選択できるようになっているものだ。元からミリタリー好きだったりすれば自分の好きな部隊の装備を目指してみても良い。
サバゲー装備にも拘って、自分のスタイルを打ち出してサバゲーを楽しんでいこう。