COLT M4 MK18 MOD1 ATW
CYBERGUNから実銃メーカー正式ライセンス取得の新たなトレポンが登場
フランスの大手エアソフトブランドCYBERGUNと台湾のエアガンメーカーARTS AIRSOFTが手を組んだ新製品、「COLT M4 MK18 MOD1 ATW」が登場した。サバゲーでは特に人気の高い特殊部隊向けM4カービンの1つであるMK18 MOD1は、東京マルイやVFC、GHKからも製品が出ている他、カスタムで作り上げるプレイヤーも多く珍しいモデルではないが、今回CYBERGUN/ARTS AIRSOFTから登場したMK18 MOD1はいわゆるトレポンであることが大きなポイントだ。
複数の実銃メーカー正式ライセンスと剛性や動作性能の高いトレーニングウェポンシステムが組み合わさったハイクオリティな電動ガンの魅力をお伝えしていこう。
ATWの内部パーツ
COLT M4 MK18 MOD1 ATWは電動ガンの一種ではあるが、東京マルイタイプではなくSYSTEMA PTWタイプのトレポンシステムに準拠した内部構成となっている。内部パーツは精度や動作性に関しては定評があるアルファパーツ(ALPHA PARTS)のギアボックスやシリンダーを使用していてる。
各機能ごとにパーツがユニット化されているトレポンは実銃のようにテイクダウンでき、メンテナンスやパワー調整が楽のながメリットで、シリンダー・ギアボックス・チャンバーそれぞれSYSTEMAやサードパーティー製パーツとも互換性が高いためパーツごとに自分好みのものに置き換えることが可能。カスタムも非常にしやすいモデルと言えるだろう。
細かなパーツ構成や互換性などは商品ページをご覧頂きたい。
トレポン COLT M4 MK18 MOD1 ATW | サイバーガン&Artsエアソフトの商品ページはこちら
ATWの外装パーツ
外装は実銃メーカーのライセンスホルダーでもあるCYBERGUNならではの豪華仕様で、レシーバーはコルト(COLT)正式ライセンスによるリアル刻印。刻印方法もただレーザー刻印したものではなく、実レシーバーのように打刻によって印字の周りが少し盛り上がった様子をうまく再現している。ハンドガードはダニエルディフェンス(DANIEL DEFENSE)の正式ライセンスを取得したMADBULL製のRIS IIハンドガードを使用しこちらも刻印やカラーリングなど非常にクオリティの高い仕上がりとなっている。
他にもナイツ(Knight’s Armament:KAC)正式ライセンスのアイアンサイトセットや非常に薄くリアルに作られたA2タイプグリップ、重厚でガタつきも少ないLMTクレーンタイプストックなど、外観の完成度はVFCと並ぶほど高く、構えた時の感触や剛性はSYSTEMA PTWに匹敵する。
このCYBERGUN COLT M4 MK18 MOD1 ATWについては動画でもレビューをしているので、動作性能など是非ご覧頂きたい。
今までトレポンに準拠したエアガンは何度か登場しているがチャイポンなどと呼ばれ、ゲームで使えるレベルに仕上げるまで多くの労力を要するものとして決して評価は高くなかった。しかしこのATWはこれまでのそれとは別次元のエアガンと言って差し支えないだろう。
トレポンとしてのパーツ精度や性能を持ちつつ実銃メーカーのライセンスも得ている、撃って良し・眺めて良しのエアガンが、しかも信頼性の高いCYBERGUNというブランドから登場したことは非常に意義が大きい。箱出しで使える状態のコンプリートモデルのMK18 MOD1トレポンが比較的安価に手に入るのは、今までトレポン系電動ガンに手を出すか悩んでいたサバゲープレイヤーにとっては大きな選択肢の1つとなるのではないだろうか。
また、CYBERGUN/ARTS AIRSOFTによる正式ライセンストレポンはシリーズとして別のコンプリートモデルも登場予定とのこと。そちらの別モデルについても追加情報が入り次第お伝えしたいと思うので期待してお待ち頂きたい。