Mk18 Mod1について

Mk18 Mod1について
Mk18 Mod1について
 

エアガン MK18 mod1 は登竜門?

サバゲーをやっている人でM4A1電動ガンを所有しているユーザーであれば、殆どの人が MK18 Mod1 という名称は知っていると思います。電動ガンやガスブロ・トレポンなどでも、このMk18 Mod1という仕様は登竜門的な存在といっても良いほど人気のあるスタイルとなります。コアなユーザーからはMk18 Mod0の需要も多いです。
以前は、エアガンメーカーもMk18mod1の完成品を製造していなく、ユーザーはMADBULL(マッドブル)から販売されているDANIEL DEFENSE MK18 RISⅡ 9.5inchのハンドガードを入手し、手持ちのM4CQBRをMod1仕様にカスタマイズして利用するスタイルが多く見受けられましたが、最近ではVFC(UMAREX)から電動ガンやガスブロのMK18 mod1コンプリートモデルが発表されていますので、以前に比べるとサバゲーユーザーは比較的 入手し易いモデルとなりました。
中には、実物のダニエルディフェンスのハンドガード(DD RISⅡ9.5)を取り付けたりするコアなユーザーも多く、それだけこの Mk18 Mod1というスタイルは人気があると言えます。

サバゲーでの利用以外にも、アメリカ軍 特殊部隊(SEALなど)が採用し現地で活躍しているのを始め、数多くのミリタリー映画でも見る事ができる為、装備好きサバゲーユーザーからの支持が高く、サバゲーのみならずリエナクト系やハートロックなどのイベントに精力的に参加している Mk18 mod1 ユーザーも多く見受けられます。

MK18 Mod1の仕様

SOPMOD「ブロック1キット」と「ブロック2のアクセサリー」を装備したCQBRに、M4A1カービンのロアレシーバーを組み合わせた仕様になります。14.5インチバレルのM4A1 SOPMODブロック2と並び現行バージョンとして採用されていて、2007年頃以降からアメリカ軍の各部隊、NAVY SEALやグリーンベレーといった特殊部隊で使用されています。
※CQB-R
接近戦闘用の銃器を指し、取り回しに優れた10インチクラスのショートバレルを採用したモデル。M4CQBRなどが代表的なモデル。

アメリカ軍での MK18 Mod1

一般的にMARK18 MOD1カービンの名で呼ばれていますが現在の所、その名を持つカービン銃が実際に存在するかどうか定かではないのです。Mk18 Mod1の存在を証明しうる公的文書が未だ見つかっていない為、Mk18 Mod1 は誤解から生まれた非公式な呼称である可能性があります。
米陸海空軍および海兵隊の様々な特殊部隊で使用される中でも特に、米海軍特殊戦コマンド(NAVSOC)隷下のSEALチームによる使用例が、その知名度と人気の向上を後押ししました。M4A1 SOPMODブロック2よりもメディアに登場する機会が多く、今最も注目されるM4の1つと言っても過言ではありません。
サバゲーユーザーの中でもMK18についてMOD1とMOD0の比較について話しが出る事がありますが、2つの銃は全く別物と思ってください。

MK18 MOD1
ロアレシーバーの形状がA2ロアを利用したCOLT刻印(コルト)で、HART FORD仕様となるものが一般的。ハンドガードはDANIEL DEFENSE(ダニエルディフェンス)のDD RISⅡ9.5inchが採用されている。


MK18 MOD0

MOD1とロアレシーバーの形状が異なりA1ロアが採用されています。刻印もCOLT AR-15となりMOD1とは異なります。仕様はCOLT DEFENSE DIVISION が一般的でリアLMTサイトとRISが装備されているのが特徴です。

MK18 Mod1の基、M4カービンとは

M4カービン(M4)とは第二次世界大戦に採用されたM1/M2/M3に続いて4番目にアメリカ軍が採用したカービン銃を指します。カービンの意味は、M16A2の銃身長を14.5インチに短縮しストックをクレーンストックやブッシュマスター ストック系に変更した物。
M16A2の直系の派生型で、M16A2とは約80%の部品互換性を持つ。
M4はフルサイズのM16と比べ取り回しが良く、且つ射撃性能が同等であるため、1998年にアメリカ陸軍でM16A2の後継に、2015年にはアメリカ海兵隊でM16A4の後継に決定された。一般部隊での使用に留まらず、特殊部隊や空挺部隊による特殊任務にも幅広く使用され、現在ではアメリカ軍兵士の殆どががM4を装備している(M16も相当数残存)
また、軍に残存しているM3サブマシンガン(主に戦車乗員の自衛用)もM4に置き換えられる予定。