ナイトストーカーズについて

ナイトストーカーズについて
ナイトストーカーズについて
 

ナイトストーカーズについて

第160特殊作戦航空連隊は「ナイトストーカーズ」の通称でも知られるアメリカ陸軍の特殊部隊である。本拠地はケンタッキー州フォートキャンベルである。任務はヘリコプターでの回収・救出等を主としており、アメリカ軍全体の特殊作戦を指揮する配下にもあるため、海軍や海兵隊の特殊作戦で輸送任務を担うことも多い。
夜間飛行を得意とし、高速・低高度で迅速な攻撃の上、水面ぎりぎりを保ち続けてボバリングを行ったり、尾行・追跡を遂行することから、ナイト・ストーカーズ(闇夜に忍び寄る者達)とも呼ばれており、モットーは「ナイトストーカーズは諦めない(NSDQ:Night Stalkers Don’t Quit)」、「死は闇で待つ」である。

ナイトストーカーズ-部隊

ナイトストーカーズ-救出

設立

設立のきっかけは、1979年に発生したイランアメリカ大使館人質事件。
この事件に際してデルタフォースにより行われた人質救出作戦「イーグルクロー」はヘリコプターのトラブルが原因で失敗。この失態を受け見直しが行われた。難しい連絡調整が必要な時に空・海・海兵隊の手を借りる事のないように、特殊作戦の航空部隊が必要とされた。
1981年に第101空挺師団などから抽出して「第160任務部隊」が結成された。

ナイトストーカーズーヘリコプター

ナイトストーカーズー機内

訓練

彼等の選抜訓練は初日に体力試験があるが、それ以外は飛行に関するテストがほとんどである。SERE課程で専門的かつ過酷なサバイバル訓練と尋問耐久訓練を受ける。
選抜課程をパスした者は別々の専門訓練課程へ進み、士官および准士官はパイロットとしての訓練を受けるために基礎資格課程4ヵ月間・下士官は支援要員としての訓練課程(1ヵ月間)を受ける。

基礎資格課程を修了したパイロット候補生には、基礎任務資格が与えられ、副パイロットとして実戦配備される。最初の18ヵ月間は、実質的には正パイロットになるための訓練がメインとなっている。その為、この課程を修了した者のみが、正式パイロットとして勤務できるようになる。
特に優秀な者は選抜されて飛行先導資格課程として48ヵ月間の実戦配備を行い、これを修了すると『飛行先導資格』が与えられ、特殊作戦航空任務の計画と指揮に携われるようになる。

隊員

隊員はアメリカ陸軍航空隊から精鋭のパイロットが選抜されており操縦技能は全般的に極めて高い。 夜間飛行下での能力は非常に高く、FLIR装備での飛行のみならず、直接暗視ゴーグルを装着して操縦する技能も習得している。また、CH-47 チヌークで水面に着水した状態でホバリングさせ、後方部からボートを回収する等の技術も備えている。

ナイトストカーズーメンバー

ナイトストーカーズ-射撃

 

主な航空機

MH-6
MH-47
MH-60
AH-6

MH-6

MH-47MH-60

AH-6