トンプソンM1A1

トンプソンM1A1
トンプソンM1A1
 

トンプソン、正式にはトンプソンM1A1は、映画「プライベートライアン」で知られる短機関銃です。この記事では、M1との違いや設計者、サイトの特徴を整理します。また、ガスガンの情報もまとめました。

トンプソンM1A1の要点まとめ

  • トンプソンM1A1は、トンプソンM1928A1を原型とするM1をさらに改良した短機関銃
  • M1では、シンプル・ブローバック式やストックのネジ固定などで省力化
  • M1A1では、撃針をボルトに固定し、リアサイトに三角形のガードを追加
  • 設計者は、アメリカ陸軍のジョン・トリバー・トンプソン
  • ガスガンは、2017年にWE-TECHがサイバーガンのライセンスで公開

プライベートライアン!

トンプソン M1A1は、ミリタリー映画が好きな殆どの人がトムハンクス主演のプライベートライアンを見た事があると思います!その中でメインの歩兵銃として登場しているのが、トンプソン M1A1(Thompson M1A1)です。
電動ガンでは、結構前からモデルアップされてましたね!ガスガンでは2017年にサイバーガン(Cybergun)のライセンスの下、WE-TECHが製造したモデルが公開されています。

ガスガンの情報も、あわせて確認できます。ただし、仕様は変更される場合があるため、最新の内容は商品ページでご確認ください。

ORGA AIRSOFTでもトンプソンM1A1ガスブローバックを扱ってますので、ご覧ください。

映画で知られるトンプソンM1A1の外観

トンプソンM1A1について

トンプソンM1A1とは、M1を改良したものを指します。トムハンクス主演の映画 プライベートライアンでもお馴染みですね!
トンプソンM1とは、トンプソンM1928A1を原型として、1942年に米国で開発された短機関銃で以下の省力化を施したタイプとなります。

トンプソンM1は、M1928A1を原型にした省力化モデルです。そのため、構造が簡略化され、量産に向いた設計になりました。

・ボルトの重量を増やしたシンプル・ブローバック式に変更。

・銃身に装着されていたコンペンセイターや放熱フィンが廃止。

・ストックの固定を直接ネジ止め方式に変更、弾倉装着部のスリットを無くしてドラム・弾倉は使用できないよう変更。

・コッキングハンドルを上面から右側面にずらした。

トンプソンM1A1の改良とサイトの特徴

大量生産に努めたトンプソンM1だったが、MP40(ドイツ)・ステンガン(イギリス)・PPSh-41(ソ連)といった、他国の短機関銃に比べて生産性は低く、最終的に撃針とボルトを固定し、ボルトが前進しきったときに発射されるように改良されたのがM1A1となっている。サイトも特徴的で鉄板に穴を開けてリベット固定しただけのリアサイトは、左右に三角形のガードを設け、戦場での酷使による変形や脱落が防止された。

他国の短機関銃と比べると、生産性は高くありませんでした。ただし、M1A1では撃針とボルトを固定する改良で、構造がさらに簡単になっています。

トンプソンM1A1のサイトとレシーバー

トンプソンの評価と配備

トンプソンM1/M1A1は評判の良い短機関銃であったが、当時の標準歩兵銃であったM1ガーランドよりも重量があること、フルオート射撃時の制御が難しいこと、貫通力に欠けていることなどが欠点として指摘されていた。
戦後も朝鮮戦争などでトンプソンM1は使用されたが、米国ではM16(アサルトライフル)が採用された事で、ベトナム戦争を最後に姿を消すこととなった。
現在でも日本の海上自衛隊では、11.4mm短機関銃M1A1として一部の基地の警備部隊(警衛)に配備されている。

現在も、海上自衛隊の一部の基地で、警備部隊が使用しています。そのため、日本とも縁のある短機関銃といえます。

トンプソンの設計者を紹介する資料

設計者

ジョン・トリバー・トンプソン(John Taliaferro(発音はtolliver) Thompson, 1860年12月31日 – 1940年6月21日)は、アメリカ陸軍の軍人。トンプソン・サブマシンガンの開発者として知られる。最終階級は准将。
彼の死後まもなくして第二次世界大戦参戦の瀬戸際に立たされたアメリカでは、陸軍が大量のトンプソン・サブマシンガンを購入し、太平洋戦争が始まると海軍及び海兵隊もこれに続いた。やがてトンプソン・サブマシンガンはイギリスやソビエト連邦などにも輸出され、第二次世界大戦を通じてアメリカを代表する火器の一つとなり、戦後も長らく使用されてゆくこととなる。

トンプソンの名前は、設計者のジョン・トリバー・トンプソンに由来します。また、最終階級は准将でした。

トンプソンM1A1のサブマシンガン

M1A1のサブマシンガン

トンプソンSMGの最終生産型。生産性向上のため、徹底した簡略化を受けている。
主なものとして
・シンプル・ブローバック方式への変更。
・ボルトハンドルの位置を上面から右側面に移動。
・ドラムマガジン用スリットの廃止。
・ストックのネジ固定。
・カッツコンペンセイターの廃止。
がある。
M1A1では更に以下の改良が加えられた。
・ボルトの撃針を内蔵式から固定式へ変更。
・三角形のリアサイト保護板を追加。
・ストックの破損を防ぐため基部にクロスボルトを追加。
・削り出しで制作していたセレクターとセイフティを筒の側面にピンを打ち込んだ単純な物に変更。

トンプソンM1とM1A1の違い

M1とM1A1で変わった点を、表にまとめました。なお、内容は本文で紹介した範囲です。

項目 M1 M1A1
撃針 内蔵式 固定式
リアサイト 鉄板に穴を開けてリベット固定 三角形の保護板を追加
ストック ネジ固定 基部にクロスボルトを追加
セレクターとセイフティ 削り出し 筒の側面にピンを打ち込んだ単純な物

トンプソンに関するよくある質問(Q&A)

Q. トンプソンM1A1とは何ですか?

M1をさらに改良した短機関銃です。また、映画「プライベートライアン」で、歩兵銃として登場します。

Q. トンプソンM1は、いつ開発されましたか?

1942年に、アメリカで開発されました。そのため、トンプソンM1928A1が原型です。

Q. M1とM1928A1は何が違いますか?

M1では、シンプル・ブローバック式への変更や、コンペンセイターの廃止などで省力化しました。

Q. M1A1では何が改良されましたか?

撃針を固定式に変更し、三角形のリアサイト保護板を追加しました。また、ストック基部にクロスボルトも付きます。

Q. トンプソンの設計者は誰ですか?

ジョン・トリバー・トンプソンです。アメリカ陸軍の軍人で、最終階級は准将でした。

Q. トンプソンの欠点は何でしたか?

M1ガーランドより重く、フルオート射撃時の制御が難しい点です。また、貫通力にも欠けていました。

Q. トンプソンのガスガンはありますか?

2017年に、WE-TECHがサイバーガンのライセンスで製造したモデルが公開されました。

Q. 日本でトンプソンは使われていますか?

海上自衛隊で、11.4mm短機関銃M1A1として、一部の基地の警備部隊に配備されています。

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