RIIIガスブロ 要点まとめ
RIIIガスブロは、EMGとT8が手掛けたダニエルディフェンス公認のガスブローバックです。また、MK18 RIIIとM4A1 RIIIの2モデルを3カラーで展開します。さらに、この記事では外装と内部の見どころを整理しました。
- RIIIガスブロは、EMGがライセンスを受け、T8が製造します。
- モデルは、MK18 RIIIとM4A1 RIIIの2種類です。
- カラーは、ブラック、ダークアース、シルバーの3色です。
- 内部は、東京マルイMWS準拠の設計です。
- 付属マガジンはLANCERタイプで、マルイ純正STANAGも使えます。
- ボルトキャッチのZシステムは、省かれています。
ダニエルディフェンス 正式ライセンス!最新ハンドガード「RIS III」搭載カービンが熱い!東京マルイMWS準拠のガスブロコンプリートの全容
正直、 ダニエルディフェンス (DANIEL DEFENSE)で心躍る1本モノのAR15が現れるとは思っていなかった。唐突に何を?と思われるかもしれないが、実際のところここ数年間、筆者はダニエルディフェンスについて正直アンニュイ(死語?)な気持ちになっていたのである。
実銃のMK18 RIIIは、10.3インチの冷間鍛造バレルを持ちます。ツイストは1:7です。また、ガスシステムはカービンレングスのダイレクトインピンジメントです。
RIS2からRIS IIIへ
ダニエル・ディフェンスと言えば、近代ミリタリーライフルの王道「MK18 Mod1」に装着されるRIS2ハンドガードの生みの親である。MK18 Mod1は2000年代後半というサバゲーブームの到来と重なる時期に登場したこともあり、エアソフトガンでは米軍マニアのほとんどが通った、または現役で使用している特殊部隊カービンではないだろうか。M4系エアガンの登竜門であり、到達点でもある。
その一方で、MK18 Mod1 = RIS2 = ダニエル・ディフェンスのイメージが強すぎるが故に「ダニエルディフェンスって…それ以外に何かあったっけ?」となる方も多いのではないだろうか。カスタムでレシーバーやボルトキャリアへのDD刻印、OMEGA Railハンドガードの組込なども依頼はあるし、ネームバリューが強いだけにダニエルディフェンスはマイナーという捉えられ方はしない。
しかし、ハンドガードなどパーツメーカーとしてのイメージはあれど、ライフル本体で考える誰しもが知るようなフラッグシップモデルも無かったように思える。
RIS2は、MK18 Mod1で知られたハンドガードです。RIS IIIは、その系譜を継ぎます。ただし、クアッドレールではなくM-LOKを採用しました。
RIS IIIの特徴
そんな中、ゲームチェンジャーとなるハンドガードが登場する。それがRIS IIIだ。
RIS IIIは往年の名作ハンドガード「RIS2」の後継となるハンドガードで、RIS2と同じくバレルナットに対し6本のボルトで固定するフリーフロートハンドガードである。クアッドレールの替わりにトップ以外の7面にM-LOKが配置されるが、それ以外ほぼRIS2の機能を踏襲。ダニエルディフェンスとて、これまでトレンドに合わせた銃器パーツの開発を怠ってはいなかっただろう。しかし世間が求めるものはやはり「定番」であり、その正統進化であるRIS IIIは遂に抜かれた伝家の宝刀と言えるだろう。
実銃のRIS IIIは、パテント取得済みの6ボルト固定方式とされています。また、M-LOKの取付点を備えます。さらに、バレルはフリーフロートです。
ありがとう、ダニエル。おかえり、ダニエル。

出典:DANIEL DEFENSE公式HPより(画像は実物アッパーになります。)
実銃のRIIIシリーズには、強化されたフレアードマグウェルがあります。また、ロアレシーバーは両利きに対応します。さらに、ハンドガードとストックにはQD取付点があります。
RIIIガスブロのモデルになった実銃
ダニエルディフェンスの実銃ラインナップではこのRIS IIIハンドガードを搭載したライフルにRIIIの名を冠し、新たなタクティカルラインとしてMK18 RIIIとM4A1 RIIIが登場。「ダニエルはやはりこうではなくては」というモデルになっている。
今回、ガスブロで再現されたのもこの2モデル×3カラー(過去、DDM4 PDWもリリース済み)で、EMGによりダニエルディフェンスの正式ライセンスが付与され、T8が設計・生産するガスブロが東京マルイMWS仕様で販売をスタートしたのである。
実銃のフラッシュハイダーは、1/2×28のネジ規格です。ただし、エアガンのネジ規格は別です。そのため、サプレッサー選びでは商品ページの表記を確認してください。
EMG/T8 RIIIガスブロシリーズの概要
EMGはアメリカを拠点とするエアソフト・トレーニング銃器のディストリビューターである。現在では多くのガンメーカーのライセンスを保有し、生産力のあるメーカーと組んで製造を行うマニュファクチュアであり、ヨーロッパでいうところのUMAREXやCYBERGUNにあたる企業である。今回のRIIIガスブロシリーズにおいてはリアルな外装や刻印だけでなく、ダニエルディフェンスのブランドイメージに沿った梱包など、正式ライセンス製品であることを最大限に活かした販売手法に気合いが伺える。
製造を担うT8(SP System:CYMA Gas System)は香港を拠点とするエアソフトメーカーであり、長いOEM生産メーカーを経て、近年では実績ある設計者としてその名を前面にPRするようになった。数々のエアソフト製品製造によって培われた技術を活かし、RIIIシリーズは東京マルイMWS準拠のガスブローバックライフルとして外装から内部パーツに至るまで一貫して設計・生産を行っている。
海外の販売店も、MWSのM4ガスマガジンに対応すると紹介しています。そのため、手持ちのマガジンを活かせる可能性があります。ただし、最終的には商品ページの表記をご確認ください。
外装の再現度は”ほぼ”完璧
何度も強調しているが、正式ライセンスの影響はとても大きい。「レプリカ」であることが大前提としてあるエアソフトにおいて、ディテールの再現度は分かりやすくクオリティの指標を示す大きな要素である。
MK18 RIII及びM4A1 RIIIのモデルアップについては電動ガンでもCYMAが主導しており、その再現度はなかなかのものだ。これまでライセンスが無かった時の製品とは異なり、サイズ感や質感などレプリカとして最高の仕上がりであり、その素晴らしさはガスブロにおいても健在。
実銃のストックは、ガラス繊維入りポリマー製です。また、ソフトタッチのオーバーモールドを備えます。そのため、エアガンでもストックの質感は見どころです。
RIS IIIハンドガードの再現
まず注目は何といってもRIS IIIハンドガードだ。6本のビスによる固定やグレネードランチャー装着に対応した2ピースシステムを継承しつつ、RIS2よりも複雑化した根本周りのディテールを見事に再現。トップレールスロットサイドの円形の抉り込みもバッチリだ。
RIIIガスブロのMK18は9.5インチ、M4A1は12.5インチのハンドガードです。実銃のMK18 RIIIも、9.5インチのRIS IIIを装着します。
EMGマーキングと細部のディテール
米国では実銃とエアソフト製品の明確な区別をつける必要があるため、その証として各パーツにEMGマーキングが配置されているが、分かりにくくしていることも好感が持てる。特に、ストックやグリップについては非常に自然な溶け込ませ方をしているのが憎い。(奇跡的にEMGのロゴマークがDD系グリップのテクスチャに近い。)そして、ストックのラバーが下側で回り込む形状を再現しているのはエアソフトパーツでは初となる。
他にも、DD刻印入りボルトキャリアや独自形状のGRIP-N-RIPチャージングハンドル、ポリマー製ダストカバーなど、全体的にこれまでのダニエルディフェンス系レプリカからは大きく飛躍した再現度となっている。
実銃のGRIP-N-RIPチャージングハンドルは、両利きに対応します。また、ステンレス製ピンが使われています。そのため、RIIIガスブロでも注目したい部分です。
T8による安定動作を実現する内部パーツ
ガスブロM4についてはVFC、WE、GHK、という風にメーカーによってブローバックシステムに違いがあるが、T8は東京マルイのガスブロM4シリーズに準拠した設計を行っている。そのため、付属マガジンはLANCERタイプとなるが東京マルイ純正STANAGマガジンも使用可能。
付属のLANCERタイプは、樹脂ケースのマガジンです。ある国内レビューでは、ガスの管理が難しいと指摘されています。そのため、安定動作を求めるなら、マルイ純正マガジンも選択肢です。
ボルトキャッチのオミットとスチール素材
東京マルイMWS準拠となると、ボルトキャッチについては当然Zシステムが…と想像してしまうが、T8ではこれをオミット。主要パーツをスチール素材で製作し、カッチリとした金属的なフィーリングを重視した設計となっている。ブローバックと同時にガツンとくるリコイルはボルトキャリアもスチール製となるからだ。それでもスムーズな動作性を確保しており、しっかりと日本国内のガス圧に適応したパーツチョイスが行われている。
また、リコイルバッファーは内部のウェイト重量が可変式となっており、ブローバックのフィーリングや気温に合わせた変更を可能としている。
T8では、ボルトキャッチのZシステムが省かれています。その代わり、主要パーツをスチール素材にしました。また、ボルトキャリアもスチール製です。
ホップアップシステムやチャンバー周りもT8設計となっているためホップ調整がしやすく、バレルナットを外さなくても取り外してメンテナンスが可能なクイックリリースシステムを搭載。ユーザーフレンドリーな仕様だが弾道も素直で、流石はT8といったところ。本来、個別に販売されるカスタムパーツが全体に導入されているのだから当然と言えば当然だが、同一メーカーパーツを組み合わせたのだからトータルバランスもすこぶる高い。
RIIIガスブロのラインナップとカラー
往年のミリタリーカービンを見事にアップデートさせたダニエルディフェンスと、それをガスブロで美しく再現したT8。これまでは、レシーバー刻印や個々にパーツを揃えなければならなかったダニエルデイフェンスが「箱出し完成品」として、しかも「正式ライセンス」で手に入るとは。エアソフトメーカーの努力と進歩に脱帽である。
EMG/T8 MK18 RIII(10.3インチアウターバレル&9.5インチハンドガード)及びM4A1 RIII(14.5インチアウターバレル&12.5インチハンドガード)ガスブロは、DDM4の様にハンドガードとレシーバーのカラーリングを揃えたブラック、ダークアース、シルバーの3カラーで展開。ダークアースはソリッド系、シルバーはガンメタグレーの様な落ち着いた色合いで、3色とも甲乙つけがたい独特の雰囲気で悩ましいラインナップだ。
2024年8月現在、予約期間は終了し在庫品が即納可能。買い逃していた方も、この機会に是非検討してみて欲しい。
「2024年8月現在」の表記は、当時の状況です。そのため、現在の在庫や価格は商品ページでご確認ください。
ご購入ページとオススメパーツ
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RIIIガスブロと実銃の仕様を整理
ここで、記事内で触れた仕様を表にまとめます。実銃の情報はダニエルディフェンス公式の仕様です。
| 項目 | EMG/T8 RIIIガスブロ | 実銃 RIIIシリーズ | 備考 |
|---|---|---|---|
| モデル | MK18 RIII、M4A1 RIII | MK18 RIIIなど | エアガンは2モデル×3カラー |
| アウターバレル | MK18は10.3インチ、M4A1は14.5インチ | MK18 RIIIは10.3インチ | 当店記事と公式仕様 |
| ハンドガード | RIS III 9.5インチ/12.5インチ | RIS III 9.5インチ(MK18) | M-LOK対応 |
| 固定方式 | 6本ビスの2ピースシステム | 6ボルトのボルトアップ | RIS2の機能を踏襲 |
| チャージングハンドル | GRIP-N-RIP形状 | GRIP-N-RIP、両利き対応 | 当店記事と公式仕様 |
| 内部設計 | 東京マルイMWS準拠 | ― | T8が設計・生産 |
| マガジン | LANCERタイプ付属、マルイ純正STANAGも使用可 | ― | 当店記事のとおり |
| 装弾数 | 30発 | ― | 国内外の2つのレビュー・販売ページで一致 |
全長や重量は、掲載元で数値が異なります。そのため、この表には載せていません。
RIIIガスブロを運用するときのポイント
マガジンの選び方
付属のLANCERタイプは、樹脂ケースです。そのため、ガスの管理に気を配る必要があります。一方、マルイ純正STANAGも使えるため、予備マガジンの選択肢が広がります。
スペアマガジンは、LANCER SYSTEMS L5AWMタイプも用意しています。なお、使用前には商品ページの適合表記を確認してください。
リコイルバッファーの調整
リコイルバッファーは、内部ウェイトが可変式です。また、ブローバックの感触や気温に合わせて変更できます。そのため、季節ごとに見直すと扱いやすくなります。
アクセサリーの考え方
サイトは、フィックスドフロントとリアのセットが定番です。また、小型のDMAG Micro T2タイプも使えます。例えば、サプレッサーはSOUNDGUARD SG-556タイプが候補です。
RIIIガスブロに関するよくある質問(Q&A)
Q. RIIIガスブロとはどんな製品ですか?
EMGが正式ライセンスを受け、T8が製造するダニエルディフェンスのガスブロです。東京マルイMWS準拠の設計になっています。
Q. RIIIガスブロにはどのモデルとカラーがありますか?
MK18 RIIIとM4A1 RIIIの2モデルです。カラーはブラック、ダークアース、シルバーの3色です。
Q. 東京マルイのマガジンは使えますか?
東京マルイ純正のSTANAGマガジンが使えます。付属マガジンはLANCERタイプです。
Q. Zシステムは搭載されていますか?
T8ではボルトキャッチのZシステムが省かれています。主要パーツはスチール素材です。
Q. RIS IIIとRIS2は何が違いますか?
RIS IIIは、クアッドレールの替わりに、トップ以外の7面へM-LOKを配置します。固定方式は、RIS2と同じ6本ボルトです。
Q. ホップ調整やメンテナンスはしやすいですか?
ホップ調整がしやすい設計です。また、バレルナットを外さずに取り外せるクイックリリースを搭載します。
Q. リコイルバッファーは調整できますか?
内部のウェイト重量が可変式です。ブローバックの感触や気温に合わせて変更できます。
Q. RIIIガスブロにおすすめのアクセサリーはありますか?
当店では、サイレンサー、フィックスドサイト、ドットサイトを紹介しています。詳しくは本文のリンクをご覧ください。
Q. 実銃のMK18 RIIIはどんな仕様ですか?
10.3インチバレルに、RIS III 9.5インチを組み合わせます。チャージングハンドルは両利き対応のGRIP-N-RIPです。
Q. 電動ガン版もありますか?
MK18 RIIIとM4A1 RIIIは、電動ガンでもCYMAがモデルアップしています。ガスブロはT8が設計と生産を担います。
Q. 装弾数はいくつですか?
国内外の2つの掲載元で、30発と案内されています。詳しくは商品ページでご確認ください。
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