高回転モーターはセッティングもシビア?トレポン/PTWに ブラシレスモーター を組み込むコツを解説!
トレポン(PTW)にブラシレスモーターを組み込むと、レスポンスが大きく変わります。ただし、給弾が追いつかないと弾詰まりの原因です。そのため、組み込みのコツを順に解説します。
要点まとめ:ブラシレスモーターの組み込み
- ブラシレスモーターは高回転で、ノズルの後退時間が短くなります
- そのため、給弾をスムーズにする調整が最も大切です
- チャンバーとマガジンリップの位置を、ミリ単位で合わせます
- ノズルBの変形と、ピストンヘッドOリングの状態を確認します
- ピニオンギアは高さを調整し、ネジ止め剤で固定します
- ハンダ付けは短時間で行い、基板への熱を抑えます
ブラシレスモーターを組み込む前に
従来ギアボックスのPTW/トレポンを別次元のトリガーレスポンスへと引き上げるブラシレスモーター!
当店の組み込み依頼でもお客様の反応はすこぶる良好で、トレポンでサバゲーをするのが益々楽しみになったっと大変好評です。
しかしその反面、トレポン本体の調整をシビアに診ないと弾詰まりを起こすなど、高すぎるポテンシャルからトラブルを招くこともあります。
本頁ではトレポンのBB弾装填から発射までのメカニズムについて触れつつ、ブラシレスモーターの実力を余すことなく堪能するための組み込みのコツを詳しく解説していきます。また、併せてオルガエアソフトで製作した対策パーツの紹介もさせていただきます。
トレポンは、ノズルの動きが独特な構造です。そのため、高回転のブラシレスモーターでは、わずかなズレが症状に出ます。まず、仕組みを理解してから調整に進みましょう。
ORGAの組み込み依頼でも、ブラシレスモーターは好評です。一方、調整が不十分だと弾詰まりが起きます。そのため、組み込みと調整はセットで考えましょう。
トレポンのチャンバーメカニズム
PTW/トレポンは独自のメカニズムを持つエアガンですが、基本的な仕組みは電動ガンの一種と思ってもらって問題ありません。バッテリーで駆動したモーターの動力をギアを介してピストンに伝え、シリンダーで圧縮した空気でBB弾を飛ばすという点は電動ガンもトレポンも全く同じです。しかし、チャンバーのノズル開閉の仕組みが非常に独特です。
このチャンバーメカニズムを理解しているかで、ブラシレスモーター組み込み時の調整やメンテナンスのポイントも分かりやすくなるので、まずはその仕組みについて解説しましょう。
トレポンの仕組みは、電動ガンに近い部分と、違う部分があります。そのため、電動ガンの知識がそのまま使えない場面もあります。
まず、仕組みを知ることが近道です。次に、各部の調整ポイントに進みます。
ノズルを後退させる仕組み
トレポンは、電動ガンの様なタペットプレートではなく、ピストンヘッドの中心に設置された小さなOリングでノズルの後端を咥え、ピストンアセンブリが直接ノズルを後退させます。
セクターギアがピストンを引き始めると併せてノズルも後退しますが、ピストンヘッドとピストン本体は延伸するガイドパーツで連結されているため、ピストンが後方に引かれていってもピストンヘッドがしばらく前方に残り、その間はノズルも後退したままになります。この間にBB弾がチャンバーに装填されます。
ノズルは、ピストンヘッド中心のOリングで引かれます。そのため、Oリングの状態が給弾に直結します。
ガイドは、ピストンの後退量より短く作られています。そのため、限界位置でノズルが解放されます。
トリガーから発射までの1サイクル
ピストンヘッドを延伸させるピストンヘッドガイドはピストンの後退量より短く作られているため、ピストンが後方に引かれガイドがそれ以上伸びない限界位置までくると、ピストンヘッドはノズルを解放しガイドスプリングの力で元の位置に戻ります。
解放されたノズルはスプリングの力で前進し、BB弾をチャンバー内でホップパッキンの位置まで押し込みます。その後ピストンがセクターギアから解放されるとメインスプリングの力で前進し、ピストンヘッドによって圧縮されたシリンダー内の空気がチャンバーへと送り込まれます。
これがトリガーを引いてからBB弾が発射されるまでの1サイクルの動作となります。言葉では分かりにくいと思いますが、各パーツの時系列的な動きは下記の図の様になります。
1サイクルの動きを、段階ごとに整理しました。ブラシレスモーターでは、特に1番と2番の時間が短くなります。
| 順番 | 動き | 給弾との関係 |
|---|---|---|
| 1 | セクターギアがピストンを引き始め、ノズルが後退する | この間にBB弾がチャンバーへ装填される |
| 2 | ガイドが限界まで伸び、ピストンヘッドがノズルを解放する | ノズルの後退時間は、ここで決まる |
| 3 | ノズルが前進し、BB弾をホップパッキンの位置へ押し込む | ここで位置が決まる |
| 4 | ピストンが前進し、圧縮された空気がチャンバーへ送られる | BB弾が発射される |
この一連の動きは、ほんの一瞬で終わります。そのため、モーターの回転が上がるほど、余裕が減ります。
ノズルの後退中に確実にBB弾がチャンバーに送り込まれることが重要
トレポンが電動ガンと異なるのは、ノズルが毎弾確実に前進した状態で止まるという点でしょうか。電子トリガーを導入したりギアを綿密に調整した場合を除き、電動ガンではギアの停止位置が一定ではないことが多く、またラッチ枚数が少ないとギアが戻ることもあり、モーター停止後のノズルの位置が一定ではないことが多いのです。
トレポンではセクターギアをセンサーによって電子制御しているため、毎弾同じ位置で停止します。チャンバーの仕組みにおいても、ノズルが中途半端な位置で止まることはありません。
逆に言えば、トリガーを引いてからBB弾が発射されるまでの極めて短い時間で給弾口の開閉が行われるため、ほんの一瞬の間にチャンバーの正しい位置までBB弾を送り込む必要があるということになります。
そのため、チャンバーへのBB弾の送り込みが遅れると、ノズルとチャンバーにBB弾が挟まれて割れてしまい、最悪の場合弾詰まりを起こします。
ここまでの説明で既に察している方もいらっしゃると思いますが、トレポンの構造上モーターの回転数が高ければ高いほどノズルの後退時間は短くなっていくことになります。いかに給弾をスムーズにするかが、トレポン調整の肝となる部分なのです。
電動ガンとの違いを、表で整理します。
| 項目 | 電動ガン | トレポン |
|---|---|---|
| ノズルの停止位置 | ギアの停止位置で変わりやすい | センサー制御で毎弾同じ位置 |
| 給弾のタイミング | タペットプレートで制御 | ノズル後退中の短い時間に送り込む |
| 高回転モーターの影響 | 給弾の影響は比較的小さい | ノズル後退時間が短くなり、影響が大きい |
調整のポイント①:チャンバーとマガジンリップの位置
トレポンのチャンバーは電動ガンのように給弾口が下に伸びていません。これはPTWをリアルシミュレート機材としてマガジンをリアルサイズに近づける事や、チャンバー内に残弾を残さないための設計です。
その分、チャンバーの給弾口とマガジンリップの位置をピッタリと揃える必要があり、この調整を怠ると給弾スピードが落ちて弾詰まりの原因となる場合があります。
給弾口とリップがずれると、BB弾が引っかかります。そのため、位置合わせが欠かせません。
従来のブラシモーターで問題なく給弾できていたとしても、ブラシレスモーターに組み替えたら給弾不良が起きる様になった場合、実はここがコンマ数ミリずれていた、なんてことも良くあるのです。
チャンバーとマガジンリップの位置関係は、レシーバーも内部パーツもマガジンも含め、全てのパーツの相性とバランスが影響します。どこか1箇所をカスタムしただけでも、改めてバランスの確認と調整を行う必要があります。
給弾不良が出たら、モーターを疑う前に位置関係を見直しましょう。実際、ブラシモーターでは問題がなくても、症状が出る例があります。
チャンバー位置の確認方法
チャンバー位置の確認
まずはトレポン本体のチャンバー位置が正しい位置にセットされているかを確認しましょう。エジェクションポートから覗きながらマガジンを差し、マガジンリップガイドとリップガイドを解除するチャンバー側の突起がピッタリ合っているか目視で確認します。
とはいえ、そのままでは角度的にチャンバーの突起が目視できないため、予めチャンバーに目印を付けておきましょう。突起と同じ約2mm幅に切ったテープを用意し、写真の様にチャンバーの右側面に貼り付ければOK。雑に貼るとそもそも正確な位置がわからなくなるため、しっかりと垂直に貼ることが重要です。
テープは、突起と同じ約2mm幅に切ります。また、貼る位置は、チャンバーの右側面です。そのため、まっすぐ貼ることが大切です。
チャンバーに目印を貼ったらシリンダーと一緒に本体に組み込み、射撃ができる状態までアッパーとレシーバーも閉じてテイクダウンピンをセット。エジェクションポートを覗きながらマガジンをゆっくりと差し、リップガイドが目印と一致していれば基本的にはOKです。(基本的には…と付け加えた点は後述します。)
確認では、マガジンをゆっくり差し込みます。さらに、複数のマガジンで同じ確認を行うと、個体差も分かります。
リップガイドが目印より前にあるとき
もし、リップガイドが目印よりも前にある場合は、アウターバレルとチャンバーの間にシムを挟んで調整しましょう。直径15mm、内径14mmのシムが使用できます。シムはイーグル模型のセットアップ・ステンレスシムEG-SH14が最適です。
この場合は、アウターバレルとチャンバーの間にシムを入れます。シムは、直径15mm、内径14mmが目安です。一方、入れ過ぎると位置が行き過ぎるので、1枚ずつ確認します。
リップガイドが目印より後ろにあるとき
逆にリップガイドが目印よりも後ろにある場合は少々手間が掛かります。レシーバーに対しアウターバレルを前方に出す必要があるため、一度バレルナットを外しアウターバレルのリブとレシーバーの間にシムを挟んで調整しましょう。
使用するシムはバレルナットシムと同じものでOKですが、幅が狭いシムが好ましいでしょう。手持ちがない場合はバッファーチューブキャップ用のシムが流用できます。また、トレポンのアウターバレルには回転防止の突起があるため、そこに干渉しないようシムを部分的に切ってC字型に加工して使用します。
バレルナットを外す作業は、慎重に行います。また、元のシムの位置も記録しておきましょう。
この調整を行うとハンドガードの位置出しが変わってくるので、シムを本来の位置(アウターバレルのリブの前)に入れていた場合は、調整で加えた分だけ減らしておくのを忘れずに!
この調整では、ハンドガードの位置も変わります。そのため、元のシムの枚数を見直します。また、C字型に加工したシムは、回転防止の突起を避けて入れます。
シリンダーの前後動を確認する
シムによる調整を行う際には、併せてシリンダーの前後動がないかも確認します。上下組んだ状態でエジェクションポートやマガジンハウジングからシリンダーに直接触りながら空撃ちをし、大きな振動がないか確認しましょう。シムの枚数が足りないと、射撃時にシリンダーが前後に微動しチャンバーの給弾位置も動いてしまい、給弾不良を起こす場合があります。
シリンダーの前後動を抑える場合は、バッファチューブキャップにシムを追加して行います。
シリンダーが前後に動くと、給弾位置がずれます。そのため、空撃ちの振動を、指で確かめます。さらに、バッファーチューブキャップのシムで、前後動を抑えます。
マガジンごとの個体差に対応する
また、チャンバーとマガジンリップの前後位置は、複数メーカーのマガジンや、同じメーカーでもモデルチェンジ前後のマガジンを混同して使用している場合、全てのマガジンでチェックしておく必要があります。
リップの位置はマガジンよって微妙に変わるため、全てのマガジンを使用したい場合はチャンバーの位置を中央値に合わせる必要がありますが、マガジンによる個体差があまりにも大きい場合はメインで使用しているマガジンに絞ってチャンバー位置調整を行うか、マガジン側を加工して位置調整をするなどの手を打ちましょう。
中央値の考え方は簡単です。まず、全てのマガジンで位置を測ります。次に、その中間に合わせます。
ここまで説明しておきながらなんですが…、マガジンリップと給弾口の位置関係は、マガジンが差さる角度や相性によっては、リップが少し前にあったり後ろにあったりする方が良い、という場合もあります。ここは調整を重ねながら、最適なチャンバー位置を導き出してもらいたいと思います。
全てのマガジンを使いたいなら、中央値に合わせるのが基本です。ただし、個体差が大きいなら、メインのマガジンに絞りましょう。なお、最終的には試射で決めるのが確実です。
マガジンとレシーバーのガタ
トレポン 本体とマガジンのガタ
チャンバー位置を調整したにもかかわらずイマイチ弾上がりが悪いと感じる場合は、使用しているマガジンとレシーバーのガタが大きいことが原因の可能性もあります。多少のガタでは問題ありませんが、チャンバーとリップの間に大きな隙間ができると、BB弾が給弾口の淵に当たったり、マガジンのリップガイドが完全に解除されなかったり、弾上がりの抵抗となっているかもしれません。
ガタは、小さくても影響します。特に、高回転のモーターでは、わずかなズレが症状に出ます。
マガジンを本体に差したとき、前後左右に大きなガタがある場合はハウジング内側かマガジンにプラ板やアルミテープ等スペーサーとなるものを貼って隙間を減らすと良いでしょう。スペーサーを貼ったあとはチャンバーとリップの前後位置が狂ってないか改めて確認が必要です。
ガタを減らすと、リップとチャンバーの位置が安定します。ただし、スペーサーを貼った後は、必ず位置を再確認してください。
上下のガタとマガジンキャッチのガタ
上下のガタがある場合は、マガジンのフロアプレートとインナーマガジンの間にゴムシートやプラ板を挟むなどして、インナーの飛び出し量を増やすのがオススメ。STANAGなどアウターシェルとインナーがピンで固定されているマガジンの場合は、アウターの穴を上方に広げるなどして対応しましょう。
マガジンキャッチにガタがある場合は、レシーバーのキャッチ穴下面にアルミテープを貼るなどして隙間を埋めるようにしましょう。
上下のガタは、インナーマガジンの飛び出し量で調整します。一方、キャッチのガタは、アルミテープで隙間を埋めます。いずれも、少しずつ試して確認します。
調整のポイント②:マガジンの弾上がり
給弾スピードの維持には当然、マガジンの弾上がりも重要です。リップ周りのバリなど、マガジンの弾上がりを阻害する要因は極力排除しておきましょう。
マガジンの弾上がりが悪いと、ブラシレスモーターの高回転に追いつきません。そのため、リップ周りを重点的に点検します。
| 点検箇所 | 症状 | 対処 |
|---|---|---|
| マガジンスプリング | 残弾が少ないと弾詰まりしやすい | スプリングの交換 |
| リップの内側への食い込み | BB弾の通り道が狭い | 太めのピンポンチで広げる |
| リップの欠け | BB弾がまっすぐ上がらない | 欠けが大きいなら、インナーマガジンを交換 |
| 給弾ルートのバリ | 壁面の凹凸が抵抗になる | 分解してヤスリ掛けし、ドライグリスを微量塗布 |
| リップガイドの動き | 押し込まれたまま戻らない | 前後をヤスリ掛けして薄くする |
長年使用し続けているマガジンは、スプリングがヘタってきていないかの確認もしましょう。また購入したばかりでも、サバゲー後にBB弾を入れっぱなしにして保管している場合は要注意。残弾が僅かになると弾詰まりしやすくなったり変な弾道になる、という場合はマガジンスプリングの交換をお薦めします。
スプリングが弱いと、残弾が減ったときに給弾が遅れます。そのため、定期的に点検しましょう。
また、新品でマガジンを購入した際もチェックは必要です。マガジンリップは前後の厚みが薄く、メーカーで組み立てた際の圧で内側に入りこみ、BB弾の通り道が狭くなっている場合があります。プラスチックが少したわんでいるだけなので対処は簡単。太めのピンポンチなどを差してグリグリと広げてあげるだけでOKです。自分でインナーマガジンをバラシて組み立てた後も要チェックです。
リップの欠けと給弾ルートの点検
上記の部分が経年で欠けてしまった場合も注意が必要です。欠けが大きい場合、BB弾が真っ直ぐに上がらずに給弾スピードを落としている場合があります。欠けの大きいインナーマガジンは、残念ながら交換した方が良いでしょう。
他にも、マガジンの弾上がりが悪い要素は内部の給弾ルートのバリや壁面の細かな凹凸が抵抗になっている可能性もあります。外から見ても原因がはっきりしない場合は、一度分解して給弾ルートをヤスリ掛けしドライグリスを微量塗布するなど試してみるのも良いでしょう。
給弾ルートは、外から見えにくい部分です。そのため、分解して確認する価値があります。
シリコンオイルとリップガイド
対処療法にはなりますが、簡単に済ませたければ、フォロワーをドライバー等で押し込みながら極少量のシリコンオイルをリップから吹くと改善することもあります。その場合、しばらくはBB弾にもオイルが付着して弾道が乱れるので、マガジン内にオイルが馴染むまで試射を繰り返し、弾道が安定したらインナーバレルとホップアップパッキンをクリーニングしてください。
更に付け加えると、BB弾を押さえているリップガイドの動きが悪くて弾上がりに影響を与えることもあります。リップガイドを指で押してみてスムーズに動かなかったり押し込まれたまま戻ってこない場合は、リップガイドの前後をヤスリ掛けして薄くし動きを改善させましょう。バリがあれば除去しておくことも忘れずに。
シリコンオイルを使った後は、弾道が乱れることがあります。そのため、試射でなじませてから、インナーバレルを清掃します。
調整のポイント③:ノズルB(胴)変形の有無とピストンヘッドOリングの交換
過去に給弾不良等で弾詰まりを起こしたことがあるトレポンの場合、念のためシリンダーを分解してノズルB(胴)の状態を確認することをお勧めします。
チャンバー内で弾詰まりすると、ノズルが前進しきらない状態でピストンヘッドと衝突するため、排気口を中心に歪みや潰れが発生します。ノズルBの縮み=ノズル長の減少であるため、ノズルの後退時間の短縮に繋がり、BB弾の供給が間に合わなっている可能性が高いです。
また、ピストン前進時にノズルのリブがピストンヘッドOリングに届かずしっかりと嵌らなくなり、ノズルを充分に引けなくなっていることも考えられます。ノズルBの状態を確認し、変形が見られるようなら交換するのがオススメです。
ノズルBのリブに削れがみられる場合も同様に交換を推奨します。リブ径が小さくてもOリングがノズルを引っ張る力が弱まるので、これもまたノズルの後退時間を短くしてしまいます。
削れによりリブの表面が滑らかでない場合も、Oリングとの間に摩擦抵抗が生まれ、ピストンが前進したときにうまくリブに嵌らなくなり、やはりOリングがノズルを引っ張れなくなってしまいます。
ノズルBの状態は、シリンダーを分解して確認します。また、給弾不良の経験があるトレポンは、特に注意が必要です。
ピストンヘッドOリングの交換時期
ピストンヘッドOリングも定期的な交換が必要です。一見問題がなさそうでも、リブが削れたノズルB(胴)によって痛んでいたり、経年劣化によってノズルがすっぽ抜けやすくなっている場合もあります。
トレポンの使用頻度にもよりますが、1年~2年を目処に交換をしてください。また、給弾不良等のトラブルがあった後は、1年経っていなくてもノズル周りと一緒に交換してしまう方が良いでしょう。
ピストンヘッドOリングは、ノズルを引く役目があります。そのため、劣化するとノズルが抜けやすくなります。
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 定期交換 | 使用頻度にもよるが、1〜2年 |
| トラブル後 | 1年未満でも、ノズル周りと一緒に交換 |
| 劣化のサイン | ノズルがすっぽ抜けやすくなる |
| 確認のポイント | リブの削れや、Oリングの傷み |
Oリングの交換では、穴の内部を綿棒で清掃します。さらに、新しいOリングにはシリンダーグリスを塗ります。解説では、硬めのクリーム色のOリングが標準とされます。一方、赤い柔らかいOリングは変形しやすい傾向です。
給弾不良が出たときは、マガジンより先に、ノズルの動きを確認しましょう。そのため、Oリングとノズルの状態を点検する流れが効率的です。
調整のポイント④:チャンバーとノズルの相性
ノズル周りで言えば、チャンバーとノズルA(先端)の相性を確認しておくことも重要です。
ノズルAは、先端のパーツです。そのため、チャンバーとの相性が重要になります。
チャンバーとノズルにはメーカー、モデル、ロットの差により微妙にサイズ差があり、チャンバーにノズルがスムースに出入りしない組み合わせもあります。ノズルAの径やリブ径が大きく前後動が阻害されると、ノズルの後退が遅れBB弾の供給が間に合わなくなったり、前進が遅れBB弾の位置が安定する前にエアが放出され弾道が安定しなくなります。
ロットの違いでも、サイズが微妙に変わります。そのため、同じメーカーで揃えると安心です。
異なるメーカーのチャンバーとシリンダーを組み合わせている場合は特に確認が必要です。チャンバーとシリンダーを取り出して、スムーズにノズルが動くか確認しましょう。引っ掛かりがある場合は他メーカーのパーツを混同せず、チャンバーとノズルを同じメーカーで揃えることを推奨します。
ノズルがスムーズに動くか、手で確認します。引っ掛かりがあれば、組み合わせを見直します。
外装パーツとの相性
また、精度の悪いアウターバレルやアッパーレシーバーを使用したり相性が悪い場合も、チャンバーとシリンダーのセンター位置が合わず不具合を生んでいる場合があります。
外装パーツの調整は非常に難しいため、チャンバーに対しクリアランスの大きいノズルを選ぶか、ノズル外径を削るかとなってきますが…。正直、ここまで来ると相性の良い外装パーツを選び直した方が早いかもしれません。
外装の精度が低いと、シリンダーとチャンバーの中心がずれます。そのため、相性の良いパーツ選びが、近道になる場合もあります。
ブラシレスモーター に最適な、ノズルの後退時間を延長するピストンヘッドガイドを発売
BB弾をスムーズにチャンバーへと送り込むための確認・調整について紹介してきました。あらゆる要因を排除して「ノズルがしっかりと後退する」「BB弾が素早く弾上がりする」この2点をキープすることがトレポンでは重要です。
ブラシレスモーターは、高回転が魅力です。一方、その分、ノズルの後退時間が短くなります。そのため、後退時間を延ばす工夫が役立ちます。
本頁は高回転なブラシレスモーターを組み込む前提で書いてはいますが、従来モーターであっても変わらず確認・調整を行っていただきたいポイントです。
パーツの組み合わせで調整が難しくなる
PTW/トレポンは他カテゴリーのエアガンに比べメンテナス頻度も少なく済み扱いやすい部類には入りますが、様々なメーカーのパーツを組み合わせている場合、ベストな状態まで調整するのに苦労するのもまた事実。
様々なメーカーのパーツを組み合わせると、調整が難しくなります。そのため、ベストな状態に苦労します。
紹介してきたポイントを全て完璧に調整できれば、ブラシレスモーターは比類なき力をトレポンに与えてくれますが、完全な状態を作り出すことは安易とは言い切れません。
そこで、オルガエアソフトではチャンバーへのBB弾給弾をスムーズにさせるためのパーツとして、ロングストローク ピストンヘッドガイドを製作・販売しています
ロングストローク ピストンヘッドガイドは、後退時間を延ばす目的のパーツです。
ブラシレスモーター用ピストンヘッドガイドの役割
ピストンヘッドガイドは、ピストンヘッドとピストンを接続するパーツで、ピストンヘッドがピストンから約1cmほど離れる様にするためのもの。
トレポンのチャンバーメカニズムの項目でも解説した通り、トレポンのピストンヘッドはノズル開閉を行う機能も担っているため、ピストンが後退してもしばらくはピストンヘッドがシリンダー前方に残りノズルを後退させ続けています。
ピストンヘッドガイドを長くすることで、ピストンヘッドがノズルを後退させ続ける時間を延ばすことができるため、BB弾がチャンバーに送られる時間にも余裕が生まれるという仕組みです。
後退時間が延びると、BB弾の送り込みに余裕が生まれます。そのため、給弾不良が起きにくくなります。
ロングストロークで約10%延長
ロングストローク ピストンヘッドガイドは標準のガイドよりも1.5mmほどストローク量が増しています。僅かな数値に思えるかもしれませんが、トレポンの給弾はノズルBの僅かな歪みも影響を受けるだけに、何気にガイド長の10%アップの効果は大きいものとなります。
設計上、ガイドを更に長くすることも可能ではありますが、長くし過ぎるとシリンダー容量を使え切れなくなって従来型ギアボックスの恩恵が薄れたり、ピストンヘッドとピストンの衝撃が大きく射撃時の振動に違和感を感じる様になります。10%という延長は、バランスの取れた理想的な数値でもあるのです。
長くし過ぎると、シリンダー容量を使い切れません。また、射撃時の振動にも違和感が出ます。
強化ガイドスプリングを同梱する理由
また、このロングストローク ピストンヘッドガイドには強化版のピストンヘッドガイドスプリングが同梱されます。標準スプリングの使用も可能ではありますが、ピストンヘッドがピストンまで戻るスピードが遅いと、ガイドの延長し過ぎと同様にピストン容量を使いきれなくなり、初速の低下や弾道精度低下の恐れがあります。
強化ガイドスプリングを併用することでピストンヘッドの戻るスピードが早くなり、ノズルの後退時間の延長とシリンダーのエア容量を使い切るという双方を両立したセッティングを可能にしています。
組み合わせて使うと、後退時間とエア容量を両立できます。ただし、標準スプリングでも使えますが、戻りが遅いと初速や精度に影響します。
REBORN ブラシレスモーター のトレポンへの組み込み
チャンバーやノズル周りの確認と調整ができたら、いよいよモーターの組み込みに取り掛かりましょう。
REBORNブラシレスモーターのパッケージには、ピニオンギア、固定用イモネジ、1.27mm六角レンチ、ピニオン位置調整用のベアリングとシムが同梱されています。従来モーター同様ピニオンギアの高さが調整可能なので、お手持ちのトレポンに合わせて最適な位置で固定しましょう。ある程度ピニオンを上げる必要がある個体では、同梱されたベアリングとシムが役に立ちます。
REBORNブラシレスモーターには、ピニオンギアなどが同梱されます。そのため、追加で用意する部品は少なく済みます。
ピニオンギアの高さを調整する
ブラシレスモーターをセットしたあと、ギアボックスから飛び出ているサンギア(セクターギアの隣のギア)を触った時、一切ガタがない場合はピニオンギアが高すぎることを意味しています。
ピニオンギアが高すぎると、ギアボックス内でギアを圧迫し回転を阻害してしまうので、多少遊びがあるくらいまでピニオンギアを下げる必要があります。ピニオンギアを限界まで下げてもサンギアが全く動かない場合は、モーターシャフトの切り欠きをヤスリで下方向に広げるなどの調整をしましょう。
ある解説では、ピニオンを限界まで下げます。次に、0.1〜0.2mmずつ上げます。そのため、音の変化を聞きながら調整できます。また、テイクダウン状態での動作確認が安全です。
ネジ止め剤・配線・テストドライブ
ピニオンギアの最適な高さが判ったら、一度イモネジを外し、ネジ止め剤を塗布して再度同じ位置にセットしてください。ブラシレスモーターは非常にハイパワーなため、イモネジを締めただけでは緩みや脱落が起きやすくなります。ピニオンギアをネジ止め剤でセットしたあとは数時間~1日程度時間を空け、ネジ止め剤の固着を待ってから組み込んでください。
モーター配線は、従来モーターから外したモーター配線をそのまま+-間違えぬようハンダ付けすれば完成です。
ブラシレスモーターの注意点としては、従来モーターと違って端子の先にはCPUやMOSが配置された基板があるので、ハンダゴテの熱伝導が最小限で済むよう短時間で作業することです。
ブラシレスモーターの組み込みが完了したらまずはロアのみでテストドライブし、問題がなければアッパーを組んで空撃ちや試射を行ってください。
最初の動作確認は、ロアだけで行います。そのため、問題があっても、原因を切り分けやすくなります。
ブラシレスモーター組み込みの準備
ブラシレスモーター組み込みに用意しておく工具
ブラシレスモーターの組み込みには、基本の工具が必要です。まず、1.27mmの六角レンチを用意します。さらに、ネジ止め剤とハンダゴテも必要です。
調整用の消耗品も揃えておきましょう。例えば、シムや綿棒、シリンダーグリスです。また、位置確認には幅約2mmのテープを使います。
ヤスリとピンポンチも、あると便利です。そのため、マガジンリップの調整まで、1回の作業で進められます。
ブラシレスモーター作業前の確認
作業の前に、トレポンの状態を確認します。まず、過去に弾詰まりがなかったか思い出します。あれば、ノズルBが変形している恐れがあります。
次に、使うマガジンを全て並べます。リップの欠けや、スプリングのヘタリも見ておきます。そのため、作業後の原因切り分けが楽になります。
なお、作業前の給弾の状態を、メモしておくと便利です。組み込み後の変化と比べられます。
ブラシレスモーター組み込み作業の流れ
ステップ1:ブラシレスモーター前に給弾まわりを整える
最初に、チャンバー位置とマガジンリップを合わせます。次に、マガジンの弾上がりを点検します。さらに、ノズルBとOリングの状態も見ます。
この順番には、理由があります。給弾系が整っていないと、モーターを替えても症状が消えません。つまり、モーターより先に給弾系を整えるのが基本です。
ステップ2:ブラシレスモーターのピニオンギアを調整する
モーターを載せたら、ピニオンの高さを調べます。サンギアに少しガタがあれば、高さは適正です。一方、ガタが全くなければ、ピニオンを下げます。
下げても動かない場合は、シャフトの切り欠きを広げます。ヤスリで、下方向に少しずつ削ります。ただし、削り過ぎには注意してください。
ステップ3:ブラシレスモーターの固定・配線・動作確認
高さが決まったら、ネジ止め剤で固定します。数時間から1日ほど、固着を待ちます。そのため、作業は余裕を持った日程で進めましょう。
配線は、従来のモーターから外した線を使います。+と-を間違えないよう、ハンダ付けします。また、熱を抑えるため、短時間で仕上げます。
最後に、ロアのみで動作を確認します。問題がなければ、アッパーを組みます。そして、空撃ちと試射で、給弾を確かめます。
トレポンの用語ミニ解説
ノズルAとノズルB
ノズルAは、チャンバーに入る先端のパーツです。一方、ノズルBは、胴にあたる部分です。そのため、役割と傷み方が異なります。
ノズルBが縮むと、後退時間が短くなります。また、リブが削れると、Oリングが引っ張れません。いずれも、給弾不良の原因です。
ピストンヘッドとガイド
ピストンヘッドは、ピストンの先端にあるパーツです。中心のOリングで、ノズルを引きます。さらに、ガイドで本体と連結されます。
ガイドは、ピストンヘッドが前方に残る距離を決めます。そのため、ガイドが長いほど、ノズルの後退時間が延びます。
セクターギアとサンギア
セクターギアは、ピストンを引くギアです。トレポンでは、センサーで電子制御されます。そのため、毎弾同じ位置で止まります。
サンギアは、セクターギアの隣のギアです。ピニオンの高さを調べるとき、このギアのガタを触って確認します。
マガジンリップとリップガイド
マガジンリップは、BB弾が出てくる口の部分です。リップガイドは、BB弾を押さえる動きをします。そのため、動きが悪いと弾上がりが悪くなります。
シムとネジ止め剤
シムは、位置調整に使う薄い金属板です。例えば、チャンバーやバレルの位置を動かします。そのため、枚数の管理が大切です。
ネジ止め剤は、緩み止めの薬剤です。ピニオンのイモネジに塗ります。そのため、ブラシレスモーターの強いパワーでも、脱落を防げます。
CPUとMOSの基板
ブラシレスモーターの端子の先には、基板があります。ここには、制御を担うCPUとMOSが載っています。そのため、熱を当て過ぎないことが大切です。
ホップパッキンの位置
ノズルが前進すると、BB弾はホップパッキンの位置まで運ばれます。そのため、ノズルの動きが悪いと、BB弾の位置が安定しません。
ブラシレスモーター組み込みの調整ポイント早見表
調整の①は、チャンバーとマガジンリップの位置です。目印のテープとシムで合わせます。そのため、最初に確認すると効率的です。
調整の②は、マガジンの弾上がりです。スプリングやリップ、給弾ルートを点検します。また、リップガイドの動きも見ます。
調整の③は、ノズルBとOリングです。変形や削れがあれば、交換します。特に、給弾不良の経験があるトレポンは要注意です。
調整の④は、チャンバーとノズルの相性です。メーカーを揃えると安心です。さらに、外装の精度も影響します。
ブラシレスモーターを活かすセッティングの考え方
給弾を最優先にします。ブラシレスモーターは高回転です。そのため、ノズルの後退時間が短くなります。
ガイドを延ばす方法もあります。ただし、延ばし過ぎには注意が必要です。10%程度が目安とされています。
初速が落ちたら、ガイドとスプリングを見直します。また、シリンダー容量を使い切れているか確認します。
振動が気になるなら、延長量を見直します。さらに、ピストンヘッドとピストンの衝撃も確認します。
組み込みでよくある失敗例
ブラシレスモーターのピニオンが高過ぎる
ピニオンが高いと、ギアを圧迫します。そのため、回転が重くなります。また、ギアの摩耗にもつながります。
ネジ止め剤の固着を待たない
固着前に組み込むと、ピニオンがずれる恐れがあります。そのため、最低でも数時間は待ちます。特に、ブラシレスモーターはパワーが強いので要注意です。
ブラシレスモーターのハンダを長く当て過ぎる
端子の先には、基板があります。そのため、長く熱を当てると、基板を傷めます。短時間で仕上げましょう。
マガジンを1本だけ確認する
1本で問題なくても、他のマガジンで症状が出る場合があります。そのため、使う全てのマガジンで確認します。さらに、新品のマガジンも点検しましょう。
Oリングを替えずに使い続ける
Oリングは消耗品です。そのため、見た目が良くても、劣化している場合があります。1〜2年を目安に、交換しましょう。
ブラシレスモーター組み込み後の確認チェックリスト
組み込み後は、次の順に確認します。まず、ロアのみで回転を確かめます。次に、アッパーを組んで空撃ちをします。
その後、試射で給弾の安定を見ます。連射も試して、弾詰まりが出ないか確認します。さらに、複数のマガジンでも試します。
症状が出たら、一度に直さず、1か所ずつ調整します。そのため、原因が特定しやすくなります。また、調整内容はメモしておきます。
ブラシレスモーター組み込み後の症状別チェック
組み込み後に症状が出たら、次の表の順に確認してください。まず、ノズルとチャンバーから見るのが近道です。
| 症状 | 考えられる原因 | 確認すること |
|---|---|---|
| 弾詰まり・BB弾が割れる | ノズルの後退が間に合っていない | チャンバー位置・ノズルB・Oリングの確認 |
| 給弾が遅い | リップの位置ずれ・マガジンの弾上がり不良 | 目印テープとシムによる再調整 |
| 初速が低下する | ガイドの延長し過ぎ・弱いガイドスプリング | 強化ガイドスプリングの併用 |
| ギアの異音・ギアロック | ピニオンが高過ぎる | サンギアのガタを確認し、ピニオンを下げる |
| 射撃時の振動が気になる | ガイドの延長が長過ぎる | 10%程度の延長に留める |
| 弾道が乱れる | オイルの付着・インナーバレルの汚れ | 試射でなじませ、清掃する |
ブラシレスモーターの特長と選び方
HTGベーシック MUGEN 無限 ブラシレスモーター
MUGENは、PTW/トレポン用にも用意されています。ブログでは、回転数を調整できると紹介されています。範囲は10,000〜46,000rpmです。また、起動トルクも設定できます。
設定には、専用のプログラミングカードが必要とされています。一方、起動トルクを高くし過ぎると、寿命に影響する恐れがあります。なお、詳しい仕様は商品ページで確認してください。
ブラシレスモーターを選ぶ前に考えること
ブラシレスモーターは、レスポンスを高めるカスタムです。ただし、周辺の調整も必要です。そのため、作業時間と予算を見込みましょう。
従来ギアボックスのトレポンに向いています。また、トレポン用の製品が用意されています。なお、対応機種は商品ページで確認してください。
ブラシレスモーターを入れても、給弾が整っていなければ性能を活かせません。まず、チャンバーとマガジンを見直しましょう。
ブラシレスモーター導入後のメンテナンス
ブラシレスモーターを組み込んだ後も、定期点検は欠かせません。例えば、ノズルBとOリングです。また、ピニオンのネジも確認します。
サバゲーの後は、マガジンのBB弾を抜いて保管します。そのため、スプリングのヘタリを防げます。さらに、次回の給弾も安定します。
ブラシレスモーターは高回転です。そのため、少しの汚れでも症状が出やすくなります。特に、チャンバー周りは清潔に保ちましょう。
ブラシモーターとの違い
ブラシレスモーターは、ブラシ付きより高価な傾向があります。ただし、燃費や放熱の面で優れるとされています。さらに、設定を変えられる製品もあります。そのため、使いこなす楽しさがあります。
| 項目 | ブラシモーター | ブラシレスモーター |
|---|---|---|
| 価格 | 比較的安価 | やや高価 |
| レスポンス | 標準的 | 高回転で俊敏 |
| 調整の難しさ | 比較的容易 | 給弾など、周辺の調整がシビア |
| 設定変更 | 基本的になし | 製品によって回転数やトルクを設定できる |
HTGベーシック MUGEN 無限 ブラシレスモーター PTW/トレポン用の商品ページはこちら
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ブラシレスモーターに関するよくある質問(Q&A)
Q. トレポンにブラシレスモーターを組み込むと、何が変わりますか?
トリガーのレスポンスが大きく変わります。ただし、モーターの回転が高い分、ノズルの後退時間が短くなります。そのため、給弾の調整が重要です。
Q. 組み込み後に、弾詰まりが起きる原因は何ですか?
多くは、ノズルが後退している間にBB弾が間に合わないことです。チャンバーの位置、マガジンの弾上がり、ノズルBの変形が主な確認先です。
Q. チャンバー位置は、どう確認しますか?
チャンバーの側面に、約2mm幅のテープで目印を貼ります。エジェクションポートから覗き、マガジンのリップガイドが目印と一致するか確認します。
Q. シムは、どれを使えばよいですか?
アウターバレルとチャンバーの間には、直径15mm、内径14mmのシムが使えます。ORGA AIRSOFTでは、イーグル模型のEG-SH14が最適と案内しています。
Q. 弾詰まりしたとき、最初に何を確認しますか?
マガジンより先に、ノズルの動きを確認します。ノズルBの変形や、Oリングの状態が目安です。そのため、分解して点検するのが近道です。
Q. ネジ止め剤は、どのくらい待ちますか?
数時間から1日ほどです。固着を待ってから組み込みます。ブラシレスモーターはパワーが強いので、ピニオンのずれを防ぐためです。
Q. 最初のテストは、どう行いますか?
まず、ロアのみでテストドライブします。問題がなければ、アッパーを組みます。そして、空撃ちと試射で、給弾を確認します。
Q. ピストンヘッドOリングは、どのくらいで交換しますか?
1〜2年が目安です。トラブルの後は、1年未満でも交換しましょう。ノズル周りと一緒に替えると安心です。
Q. ロングストローク ピストンヘッドガイドは、何が違いますか?
標準よりも、約1.5mmストロークが長くなります。ガイド長の約10%アップです。ノズルの後退時間が延び、BB弾の送り込みに余裕が生まれます。
Q. 強化ガイドスプリングは、必ず必要ですか?
標準スプリングでも使えます。ただし、戻りが遅いとピストン容量を使いきれません。そのため、初速や精度が低下する恐れがあります。
Q. ピニオンギアは、どの高さに合わせますか?
サンギアに、少し遊びがある高さが目安です。ガタが全くない場合は、ピニオンが高過ぎます。調整後は、ネジ止め剤で固定します。
Q. ブラシレスモーターのハンダ付けで、気を付けることは?
端子の先には、CPUやMOSを配置した基板があります。そのため、短時間で作業し、熱の伝わりを抑えます。+と-の向きにも注意してください。
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