ORGA AIRSOFT初のエアガン用ケミカルシリーズ「PROLUBE」発売開始!オイル1種とグリス2種であらゆる用途をカバー!
ORGA PROLUBEは、オルガエアソフト初のエアガン用ケミカルシリーズです。また、オイル1種とグリス2種で、用途ごとに使い分けます。
ここでは3製品の違いを、先に短くまとめます。
ORGA PROLUBEの要点まとめ
- 構成:オイル「F-ZERO」1種と、グリス「MESEL DP」「MESEL AP」2種
- F-ZERO:低負荷(低粘度)の接触部や駆動部、防錆に向く極圧潤滑オイル
- MESEL DP:高負荷(中粘度)のギアなど、金属駆動部に向くグリス
- MESEL AP:シリンダー内壁とピストンヘッドOリングの気密保持に向くシリコングリス
- 共通の考え方:極少量でも、保護と潤滑を長く保つこと
- 注意:F-ZEROとMESEL DPは、天然ゴムなど一部のゴムには使えません
つまり、使い分けの軸は、負荷の大きさと気密の要否です。
ORGA PROLUBEのオルガエアソフトが手掛けたケミカル
これまでに、数千件に及ぶお客様からのカスタム依頼やコンプリート製作のほか、様々なカテゴリのパーツ開発まで手掛けてきた当店オルガエアソフトより、自社商品では初となるエアガン用オイル・グリス「PROLUBE」が新発売となりました!
PROLUBEはProtection(保護) & Lubricate(潤滑)という2つの意味を込めた商品名ですが、その名が示す通り、どちらの用途においても優れた性能を発揮します。
長年のメカニック経験と実績を基に、エアガンカスタムに求められるスペックを追求したケミカルは下記の3種類になります。
ORGA PROLUBE F-ZERO 極圧潤滑オイル
ORGA PROLUBE MESEL DP ギア用グリス
ORGA PROLUBE MESEL AP 気密用シリコングリス
上の画像は、ORGA PROLUBEシリーズ全体を紹介するものです。そのため、オイル1種とグリス2種が揃っています。
ORGA PROLUBE 3製品の比較表
3製品の違いを、表にまとめました。まず、自分の用途に近い行を探してください。
| 製品 | 種類 | 向く負荷 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| ORGA PROLUBE F-ZERO 極圧潤滑オイル |
オイル | 低負荷(低粘度) | 金属同士、または金属と樹脂の接触点・駆動部。防錆。 |
| ORGA PROLUBE MESEL DP ギア用グリス |
グリス | 高負荷(中粘度) | ギア、ラッチ、リコイルバッファー、セレクター、ピン類、ネジ山など。 |
| ORGA PROLUBE MESEL AP 気密用シリコングリス |
シリコングリス | 気密保持 | シリンダー内壁、ピストンヘッドOリング。 |
なお、F-ZEROは低粘度、MESEL DPは中粘度という違いもあります。
ORGA PROLUBEに共通する特長
各商品の説明をする前に、まずはPROLUBEシリーズに共通する特長について解説します。
エアガンカスタムに用いるオイルやグリスは、一般工業用途の様にたっぷりと塗り付けることが出来ません。オイルやグリスの過剰塗布は不必要な箇所への飛び散りでかえって不具合を起こしたり、大型機械の様な大トルクもないため摩擦抵抗を生んでしまう事もあります。
極少量の塗布でも素体の保護と潤滑が長期間保持され、且つ駆動時には油膜切れを起こさない付着力や浸透力が必要となる、非常に繊細なものです。
一般的なエアガン用オイル・グリスの場合、塗布直後は充分な保護性能を発揮するものの、時間経過と共に硬化したり、パーツの駆動や気圧で徐々にグリスが飛んでしまうものも多く、潤滑や気密を維持するには短期間での定期メンテナンスが必要となります。また、エアガンの長期保管後のメンテナンスも欠かせません。
油膜切れで起きるトラブル
エアガンの油膜切れによる影響は様々なトラブルを引き起こします。駆動部の抵抗が増せば異音やギアクラッシュ、ピストンクラッシュの原因に。シリンダーの気密が下がれば初速の低下やバラつき。ガスブロではブローバックの阻害。スチールパーツにおいては錆の発生にも繋がります。
つまり、塗る量を減らしても性能が落ちにくいことが重要です。
エアガンのケミカルは「薄く塗る」が基本
エアガン整備の解説では、可能な限り薄く塗るのが基本とされています。ただし、多く塗っても効果は変わらず、むしろ弊害が出るためです。
また、樹脂やゴムを傷めるケミカルもあります。なお、使う前に、対応する素材を確認しましょう。
ORGA PROLUBEのねらい
PROLUBEシリーズは潤滑・保護性能が高いのは勿論のこと、金属や樹脂への付着力、パーツの間や表面の凹凸への浸透力が強く、潤滑・保護を少量でもより確実に、より長く維持するプロスペックのオイル・グリスとなります。
稠度(ちょう度)とは
稠度は、グリスの硬さを表す数値です。さらに、規定の円すいが、グリスに沈む深さで測ります。
混和ちょう度は、数値が小さいほど硬くなります。一方、NLGI番号は数字が大きいほど硬いグリスです。
そのため、MESEL DPの「稠度が小さい」は、硬めという意味になります。
極圧性とは
グリスは、基油・増ちょう剤・添加剤で作られています。一方、このうち極圧添加剤は、高い負荷でも油膜を保つ役目を持ちます。
ORGA PROLUBEが「極圧」をうたうのは、強い力が掛かる部分でも油膜を保つことを重視したためです。
ORGA PROLUBE 3種の役割分担
PROLUBEの3種のオイル・グリスはそれぞれ
- 低負荷(低粘度)で油膜と潤滑が必要な箇所
- 高負荷(中粘度)で油膜と潤滑が必要な箇所
- 気密保持の油膜が必要な箇所
の3点で最適な力を発揮するラインナップとしています。
ORGA PROLUBE F-ZERO 極圧潤滑オイル
F-ZERO=(Friction Zero)は金属パーツ同士、または金属とプラスチックパーツの接触点、駆動部に適したオイルです。硬いパーツ同士が擦れる際の摩擦抵抗を限界まで減らす潤滑性能がエアガン各部の動きをスムーズにすると同時に、金属疲労や摩耗から保護する役割も担います。
その理由は一般的な工業用オイルに比べ浸透性に優れているから。複雑なパーツ形状や、細かく入り組んだ構成の僅かな隙間にまで浸透し、確かな効果をもたらします。
またこの浸透性は目に見えない表面の微細な凹凸に入り込むという特長も持っています。これによりF-ZEROは金属パーツやプラスチックの表面から簡単には落ちない被膜を形成し、長期に渡って潤滑と保護を持続させます。
大きな圧力や摩擦力が加わっても油膜が維持される極圧性(付着力)がF-ZERO最大のセールスポイントとなります。そのため、防錆にも非常に優れています。
この画像は、F-ZEROの極圧オイルを紹介するものです。
F-ZEROの特長
- 摩擦抵抗を限界まで減らす潤滑性能
- 浸透性に優れ、複雑な形状の隙間にも届く
- 表面から簡単には落ちない被膜をつくる
- 大きな圧力でも油膜が維持される極圧性(付着力)
- 防錆にも優れる
特に、極圧性(付着力)が、F-ZERO最大のセールスポイントです。
つまり、F-ZEROは「滑らせる」と「守る」の両方を受け持つオイルです。
F-ZEROの用途
電動ガン、トレポン、ガスブロ、ボルトアクションなどカテゴリーを問わず、多くの金属パーツ、プラスチックパーツに適応。
- ハンマー、トリガー、シア等の連結部
- ボルトキャリア、スライド等のストローク駆動する大型パーツの溝部
- タペットプレート、軸受(メタル・ベアリング問わず)等
- 各種スプリングの防錆
- 外装スチールパーツの防錆
商品ページはこちら!→ORGA PROLUBE F-ZERO 極圧潤滑オイル
※エアガンで一般的に使用される合成ゴム(ニトリルゴム、テフロンゴム、シリコンゴム等)への使用は問題ありませんが、天然ゴムや一部の合成ゴムには使用できません。特殊なOリング等をご使用の際は下記に該当しないかご確認ください。
使用不可のゴム
天然ゴム(NR)/プタジエンゴム(BR)/スチレンゴム(SBR)/プチルゴム(IIR)/エチレン・プエロピレンゴム(EPM)
使えるゴムと使えないゴム(F-ZERO・MESEL DP共通)
ゴム部品の素材は、製品によって違います。また、F-ZEROとMESEL DPでは、次の表を目安にしてください。
| 区分 | ゴムの種類 | 使用可否 |
|---|---|---|
| 一般的なエアガン用ゴム | ニトリルゴム、テフロンゴム、シリコンゴムなど | 問題なく使えます |
| 使用不可 | 天然ゴム(NR) | 使えません |
| 使用不可 | ブタジエンゴム(BR)、スチレンゴム(SBR) | 使えません |
| 使用不可 | ブチルゴム(IIR)、エチレンプロピレンゴム(EPM) | 使えません |
そのため、ゴム部品の素材は事前に確認してください。そのため、特殊なOリングは、特に注意が必要です。
こちらは、ORGA PROLUBE F-ZEROの商品画像です。
ORGA PROLUBE MESEL DP ギア用グリス
MESEL DP(メゼルDP:MEchanix SElected Lubricant – Drive Part)は、F-ZEROの用途以上に負荷の掛かる部分、特にギアやラッチ、リコイルバッファーのほか、局所的な圧が掛かるセレクター、ピボット・テイクダウンピン、ネジ山など、金属駆動部の潤滑と保護に最適なグリスです。
F-ZERO同様の浸透性と極圧性(付着力)を持ちますが、グリスであるためより高い極圧性が求められる箇所への塗布が有効です。
極圧性を高めるため稠度が小さい(ペースト状の物質の硬さを示す数値:小さい方が硬い)反面、塗布量が多過ぎるとその粘性が抵抗になったり、飛び散りで2次トラブルを起こす要因もなりかねません。一般的なグリスと同様に筆などを用い、必要箇所へ少しずつ塗り込んで行く方法がオススメ。適量をキープすれば前述の様なトラブルを逆に起こしにくいグリスです。
また錆び防止として利用する場合は、少量を素体に指で塗り込めば金属の隙間に入り込み防錆・保護が持続します。表面がベタつく場合は表面を軽くウェスで拭き取ってください。
この画像は、MESEL DPのギア用グリスを紹介するものです。ただし、主な用途は、ギアなどの高負荷部です。
MESEL DPの塗り方のコツ
MESEL DPは硬めのグリスです。そのため、塗る量が大切になります。
- 筆などを使い、必要な箇所へ少しずつ塗り込む
- 多過ぎると、粘性が抵抗になる
- 飛び散ると、2次トラブルの原因になる
- 防錆に使うときは、少量を指で塗り込む
- 表面がベタつけば、軽くウェスで拭き取る
適量を守れば、前述のようなトラブルは起こしにくいグリスです。
ただし、低負荷の部分には、F-ZEROを使うのが適しています。
MESEL DPの用途
電動ガン、トレポン、ガスブロ、ボルトアクションなどカテゴリーを問わず、多くの金属パーツ、プラスチックパーツに適応。
稠度が小さいため、粘性が抵抗となる低負荷部へはF-ZEROオイルをご使用ください。
- ギア、ラッチ等の高負荷パーツ
- リコイルバッファー及びスプリングの潤滑、バッファーチューブ内側の保護
- セレクター、テイクダウンピン、ピボットピン、ネジ山など局所的な圧力が掛かる部分の潤滑と保護
- 風雨にさらされやすい外装パーツの保護・防錆
商品ページはこちら!→ORGA PROLUBE MESEL DP ギア用グリス
MESEL DPの注意点
※ネジに使用する場合、定期的に脱着の必要がある箇所のネジ山保護、固着・錆防止として有効です。緩み防止が必要な場合はネジ止め剤(ロックタイト等)をご使用ください。
※エアガンで一般的に使用される合成ゴム(ニトリルゴム、テフロンゴム、シリコンゴム等)への使用は問題ありませんが、天然ゴムや一部の合成ゴムには使用できません。特殊なOリング等をご使用の際は下記に該当しないかご確認ください。
使用不可のゴム
天然ゴム(NR)/プタジエンゴム(BR)/スチレンゴム(SBR)/プチルゴム(IIR)/エチレン・プエロピレンゴム(EPM)
こちらは、ORGA PROLUBE MESEL DPの商品画像です。なお、F-ZEROとは用途が違うため、見分けて使いましょう。
ORGA PROLUBE MESEL AP 気密用シリコングリス
MESEL AP(メゼルAP:MEchanix SElected Lubricant – Airtight Part) シリコングリスは、稠度・グリスの伸び・素体への付着力の全てにおいて、気密の確保と潤滑に最適なグリスです。
工業機械やエンジン等のガスケット張付き防止にも使われる成分比率により、エアガンではOリングを含む各種ゴム・ABS樹脂・金属など様々な部分への気密保持に有効。長期保管後の駆動部分の固着等も起きづらい高性能シリコングリスです。
特に、シリンダーとピストンヘッドOリングへの使用においては、気密の保持と潤滑性のバランスが良く、充分な初速とその維持に効果を発揮します。
この画像は、MESEL APの気密用グリスを紹介するものです。主な用途は、シリンダー周りの気密です。
MESEL APと一般的なシリコングリス
エアガン整備では、シリンダーやピストンなどにシリコングリスを使うのが一般的です。樹脂部品が多いためです。
MESEL APは、そのシリコングリスの一種です。稠度・伸び・付着力のバランスを重視しています。
特に、ピストンヘッドOリングの潤滑と気密保持に向いています。
さらに、長期保管後の駆動部の固着も起きづらいとされています。
ただし、ゴムや樹脂との相性は製品ごとに異なります。使う前に、取扱説明書の対応素材も確認しましょう。
MESEL APの用途
電動ガン、トレポン、ガスブロ、ボルトアクション等のシリンダー内壁、ピストンヘッドOリングの潤滑及び気密保持
商品ページはこちら!→ORGA PROLUBE MESEL AP 気密用シリコングリス
こちらは、ORGA PROLUBE MESEL APの商品画像です。3製品のうち、気密に特化した一本です。
ORGA PROLUBE 部位別の使い分け早見表
最後に、部位ごとの選び方を表にまとめました。迷ったときの目安にしてください。
| 部位 | おすすめ | ひとこと |
|---|---|---|
| ハンマー、トリガー、シアなどの連結部 | F-ZERO | 低負荷の連結部向けです。 |
| ボルトキャリア、スライドの溝部 | F-ZERO | ストローク駆動する大型パーツの溝に使います。 |
| タペットプレート、軸受 | F-ZERO | メタル・ベアリングを問いません。 |
| スプリング、外装スチールパーツの防錆 | F-ZERO | 錆の発生を抑えます。 |
| ギア、ラッチ | MESEL DP | 高負荷パーツ向けです。 |
| リコイルバッファー、バッファーチューブ内側 | MESEL DP | 潤滑と保護に使います。 |
| セレクター、テイクダウンピン、ピボットピン、ネジ山 | MESEL DP | 局所的に圧が掛かる部分向けです。 |
| 風雨にさらされやすい外装パーツ | MESEL DP | 保護と防錆に使います。 |
| シリンダー内壁、ピストンヘッドOリング | MESEL AP | 潤滑と気密保持に使います。 |
なお、ネジ山に使う場合は、緩み防止にネジ止め剤(ロックタイト等)が別途必要です。
ORGA PROLUBEに関するよくある質問(Q&A)
Q. ORGA PROLUBEとは何ですか?
オルガエアソフトが初めて発売した、エアガン用のオイルとグリスのシリーズです。極圧潤滑オイル1種と、グリス2種で構成されています。なお、名前には保護と潤滑の意味が込められています。ちなみに、3製品とも自社ブランドの商品です。
Q. 3製品はどう使い分けますか?
まず、使う部位の負荷を確認しましょう。低負荷の接触部や防錆にはF-ZEROです。ギアなど高負荷の金属駆動部にはMESEL DPを使います。さらに、シリンダーとピストンヘッドOリングにはMESEL APです。特に、粘度の違いが選ぶ目安になります。
Q. どのエアガンに使えますか?
電動ガン、トレポン、ガスブロ、ボルトアクションなど、カテゴリーを問わず使えます。多くの金属パーツと樹脂パーツに適応します。ただし、素材との相性は確認してください。つまり、幅広いカテゴリーで使えます。
Q. 使えないゴムはありますか?
F-ZEROとMESEL DPは、天然ゴムや一部の合成ゴムには使えません。具体的には、NR・BR・SBR・IIR・EPMです。特殊なOリングは、素材を確認してください。一方、ニトリルゴム、テフロンゴム、シリコンゴムは問題ありません。
Q. どれくらいの量を塗ればよいですか?
ごく少量が基本です。実際、少量でも保護と潤滑が長く続くよう設計されています。特にMESEL DPは、筆などで少しずつ塗り込みます。多過ぎると、抵抗や飛び散りの原因になります。また、表面がベタつくときは、軽くウェスで拭き取ります。
Q. 稠度が小さいグリスとは、どういう意味ですか?
稠度は、グリスの硬さを示す数値です。小さいほど硬くなります。そのため、MESEL DPは硬めで、高い極圧性が求められる箇所に向いています。なお、NLGI番号では数字が大きいほど硬くなります。
Q. ネジに使っても緩みませんか?
MESEL DPは、ネジ山の保護と固着・錆防止に有効です。ただし、緩み防止が必要な場合は、ネジ止め剤(ロックタイト等)を使ってください。一方、定期的に脱着する箇所では、固着や錆の防止に役立ちます。
Q. ORGA PROLUBEはどこで買えますか?
ORGAオンラインショップのシリーズ一覧ページで購入できます。また、楽天市場店とAmazonでも取り扱っています。さらに、3製品をまとめて確認できる一覧ページがあります。
Q. F-ZEROはどんな部分に使えますか?
ハンマー、トリガー、シアなどの連結部に使えます。また、ボルトキャリアやスライドの溝部にも適しています。さらに、スプリングや外装スチールパーツの防錆にも使えます。










