ZARYAは、ロシアで開かれる大規模なミリタリーイベントだ。サバゲーの範囲を超え、実際の戦闘車両まで使う。ここでは、ZARYAの概要を整理する。
ZARYAの要点まとめ
- 副題は、International Military-Tactical Game
- ロシア国防省の後ろ盾を受けた、国家プログラムとして実施
- 会場は、ロシア連邦軍の広大な訓練場
- 2019年秋のUral Reserveでは、400人以上が参加
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| イベント名 | ZARYA(International Military-Tactical Game) |
| 開催国 | ロシア |
| 2019年秋の大会 | ZARYA:Ural Reserve 2019 |
| 参加者数 | 400人以上(記事掲載時点) |
| 使われる車両 | 戦車、装甲車、軍用トラックなど30台以上 |
| 期間 | 基本は2泊 |
もはや軍事訓練レベル!
ロシアの国際的ミリタリーイベント「ZARYA」とは?
通常のサバゲーの範疇を超えた規模、時間をかけて行われるミリタリーイベントがあることはご存知の方も多い事だろう。日本でもヒストリカルゲームやロールプレイング系の大型イベントが存在し、時代設定や架空国の条件に合わせた装備を身に纏ったプレイヤー達が小隊を組み、軍用車両やカスタム車両などを持ち込んで本格的な作戦を展開させていくマニアックな世界である。
ZARYAとはどんなイベントか
ZARYAは、サバゲーの延長というより、軍事訓練に近い大会だ。そのため、日本の大型イベントとも趣が異なる。なお、運営の背景は、ロシア側の発表や報道で語られている。
そんな大規模なサバゲーイベントだが、ロシアで定期的に開催されている「ZARYA」は規模感やイベント内容の濃さが他の国とはひと味違うようだ。ZARYAはInternational Military-Tactical Gameという副題が与えられ、なんとロシア国防省のお墨付きをもらった国家プログラムとして行われている。そのため、会場となる場所もロシア連邦軍の広大な訓練場を使用できるうえ、ゲームには実際の戦闘車両を使用するなどおおよそ遊びというレベルを超えたものとなっている。
また、軍の訓練場を会場にできる点も、一般のフィールドとの大きな違いだ。広さも設備も、民間のサバゲー場とは規模が違う。
車両などを大量に導入しているが、決められたシナリオ通りに進めるものではなくそれぞれの勢力が勝利を目指して作戦を実行していくゲームのようだ。あくまでこれは、ロシアが国防や戦術とは何かというものを一般市民に公開する教育プログラムの一環のため所謂サバゲーとは意味合いが異なるものの、大規模なエアソフトイベントとして周知されているようだ。
ZARYAは何を目的に開かれるのか
ZARYAは、教育プログラムの一環として公開されている。一方で、参加者は勝利を目指して作戦を立てる。そのため、遊びと訓練の中間にある催しと言える。
2019年秋に開催された「ZARYA:Ural Reserve 2019」では世界各国から400人以上のプレーヤーが参加し、30台以上の戦車や装甲車、軍用トラックなどが導入された。参加者は小銃はAK-74やAK-100シリーズの電動ガンを使用し、車両は空砲とはいえ火薬を使用。本部ではテント内で作戦会議が行われ、2つに分かれた勢力がそれぞれ実際に車両による兵員輸送や隊列走行・行軍をし砲撃などを交えながら小隊・分隊同士の撃ち合いが発生するなど、はたから見ればまるで本職の軍事訓練のような本格的な戦闘が展開される。
2019年秋のUral Reserveの規模
2019年秋のUral Reserveには、400人以上が集まった。また、30台以上の車両が投入された。ただし、数字は記事掲載時点の情報だ。
「ZARYA」は基本的に2泊かけて行われ、昼間の作戦行動はもちろんのこと夜間も作戦が実施される。テントでの宿泊や国際交流も兼ねた大型キャンプでの食事のほか、言語サポートや24時間体制の医療サポートも受けられ、さすが国を挙げて取り組んでいだけはあるイベントとなっている。毎年、ロシアだけでなく中国や日本、ベラルーシやカザフスタンなどロシア近郊の国から参加者が集まるという。多い時では参加者が1000人を超える場合もあるという。
ZARYAの2泊の流れ
ZARYAは、基本的に2泊で行われる。昼の作戦に加えて、夜間の作戦もある。さらに、食事や医療などのサポート体制も整えられている。
参加者は基本的に歩兵としての参加となるようではあるが、直線距離で100kmを超えるような広大な敷地を実際の戦闘車両へ搭乗して移動したり、火薬を用いた迫力ある作戦行動を体験できたり、本格的な軍事イベントとして人気を博しているようだ。
ZARYAでは、歩兵として参加するのが基本だ。そのため、小銃を使った撃ち合いが中心になる。一方、車両に乗って移動する体験も魅力とされる。
ZARYAに関するよくある質問(Q&A)
Q. ZARYAとは何ですか?
ロシアで開催される、大規模なミリタリーイベントだ。副題は、International Military-Tactical Gameとされている。
Q. サバゲーとはどう違いますか?
ZARYAは、教育プログラムの一環として公開されるイベントだ。そのため、一般的なサバゲーとは意味合いが異なる。
Q. どこで開かれていますか?
ロシアで、定期的に開かれている。会場には、ロシア連邦軍の訓練場が使われると紹介されている。
Q. 2019年秋の大会はどんな規模でしたか?
ZARYA:Ural Reserve 2019には、世界各国から400人以上が参加した。また、30台以上の戦車や装甲車、軍用トラックが導入された。
Q. どんな銃を使いますか?
参加者は、AK-74やAK-100シリーズの電動ガンを使用した。なお、車両は空砲で火薬を使用する。
Q. 期間はどのくらいですか?
基本は2泊で、昼も夜も作戦が行われる。ただし、年や大会によって内容は変わる場合がある。
Q. 海外からも参加できますか?
記事では、中国や日本、ベラルーシ、カザフスタンなどから参加者が集まるとされている。ただし、参加条件は主催者の案内で確認したい。
Q. 参加者はどんな立場で参加しますか?
基本は歩兵としての参加だ。そのため、車両に乗って移動する体験はあるが、車両を運用するわけではない。










