ORGA WIDEBOREシリンダートレポン用のGEN2アッセンブリーとなります。
初回ロット(Gen1)に付属するノズルAとノズルB 及びピストンヘッドの設計がバージョンアップされています。
バージョンアップの内容は以下の通りです。
ノズル径
Gen1のノズルに比べ、外径が太くなっています。Gen1でも問題なく利用できますが、Gen2の方が、ハイレートスプリングを利用した際のコンプレッションに対して高い気密を保持することができます。ノズル径6.6mm
ノズルエンド
Gen1より角のエッジを取った仕様となります。これによりGen1よりもスムーズにノズルの脱着が可能となります。
※右側がGen2
ピストンヘッド
① ピストンヘッドの頭部分の高さが低くなりました。
これによりノズルB(銅)のフランジ部分のピストンヘッドの接触を防止していますので、Gen1よりもノズルを水平に引くことが可能になりました。
※Oリングに変更はありません
※右がGen2
② 内部のシリコンOリング格納部の設計を変更しました。
Gen1よりもOリング格納部をタイトに変更しました。これによりピストンヘッド内部でシリコンOリングの遊びがなくなりましたので、Gen1よりもOリングによるノズルのホールド力が向上しました。
③素材をスチールに変更しました。
これらのバージョンアップは「より気密を上げたい」や、お使いのトレポンの組合せ(アウターやアッパーなど)により弊害が出ていた事への対策品となります。Gen1で問題なくご利用頂けているのであれば問題ありません。
現在よりも気密を高く取りたいユーザーさんは交換をオススメ致します。
既存シリコンOリングの取り外し
小さいマイナスドライバーなどでは難しかったりしますので、同梱のクリップを以下の様に曲げて、抜き出して頂ければ、簡単にシリコンOリングを抜き取る事ができます。
WIDEBOREシリンダートレポン用の解説と構成するパーツの詳細をOUTLINEに公開しておりますので、以下よりご覧ください。
ORGAトレポン用シリンダー