VFC KAC PDW リチューン
リチューンの手順を紹介します。VFC製KAC PDWの、不動の原因の特定からパーツ交換まで、16枚の写真で追えます。
KAC PDWリチューンの要点まとめ
- 対象: VFC KAC PDW(AxisチューンとFET組込み済み)
- 不動の原因: モーターピニオンが削れ、ベベルギアと噛み合わなくなっていた
- 交換したピニオン: G&P モーターピニオンギア
- 追加で組込んだパーツ: 強化ギア、ハードカットオフレバー、ハード逆転防止ラッチ
- メカボックスの内部: 無傷
- 最後の作業: チャンバー周りの分解洗浄と、初速と弾道の確認
今回はVFC KAC PDWのリチューンの様子をご紹介です。
こちらの銃は以前にAxisチューンを施しその後にFETを組み込みました。
今回不動修理のついでに内部パーツの交換を行いました。
前回のAxisチューンの内容はVFC製KAC PDW Axisチューンからご覧頂けます。
なお、KAC PDWはフロント配線です。そのため、分解のときにコネクターを外します。
リチューン前の分解とコネクター

それでは作業開始です。
フレームロックピン(F)を外しアッパーとロアを分解します。
この時フロント配線ですのでコネクターを外しておく必要がございます。
タミヤタイプのミニコネクターを外すにはEAGLE RACING ピン リムーバー for EP Air 7.2v(miniタイプ)があると便利です。
そのため、ミニコネクターの作業には、専用のピンリムーバーがあると便利です。また、配線は引っ張らないようにします。
リチューンのためにモーターを取り出す

アッパーを外したらグリップをも外します。
グリップエンドを外しモーターを取り出します。

以前のチューン時にグリップを交換しているので入ってるのは通常のM4系に使えるロングタイプのモーターです。
ちなみにカスタムの定番東京マルイサマリウムコバルトモーター&SBDです。
今回の不動の原因はモーターピニオンが削れてベベルギアと噛み合わなくなっていた為でした。
つまり、今回の不動は、モーターそのものではなく、ピニオンの摩耗が原因です。そのため、モーターピニオンの交換だけで直る状態でした。
リチューンのピニオンギア交換

と言う訳でモーターピニオンの交換です。
削れたピニオンを外しG&P モーターピニオンギアに入れ替えます。
リチューンのメカボックスの取り出し方

続いてメカボックスを取り出します。
右側のセレクターレバーを外しトリガロックピンを外す為に固定プレートを後方にスライドさせて外します。

次に左側のセレクターレバー、マガジンキャッチ、ボルトストップを外します。

これでメカボックスが取り出せます。
両側のセレクターレバーを固定するギアの向きをよく覚えておくと組む時に楽です!
そのため、レバーを外す前に、写真などで向きを記録しておくと安心です。また、組む時の手間も減ります。
KAC PDWのメカボックスの内部

メカボックスを開けます。
今回の不動の原因はモーターピニオンだったのでメカボックスの中は無傷です。
つまり、メカボックスの内部は、チューン済みの状態を保っていました。そのため、ギアやシリンダーなどの交換は、必要な部分だけに絞れます。
リチューンで組込んだ3点のパーツ

今回オーナー様のご希望で組込むパーツは3点。
まずは強化ギアです。
少し値段ははりますが精度・強度共申し分ございません。

次にPROMETHEUS ハードカットオフレバー Ver.2用です。

最後はPROMETHEUS ハード逆転防止ラッチVer.2/3用です。
リチューンのシム調整とグリスアップ

ギアやシリンダー周りを外し洗浄します。
軸受けの固定を確認しシム調整です。
シム調整のコツをYouTubeにて動画をUPしておりますのでシム調整!電動ガンのカスタムやメンテで必須のシム調整を解説!をご覧ください。
一方で、軸受けの固定が緩いと、シム調整の結果も安定しません。そのため、先に軸受けを確認します。

ギヤやシリンダーなど必要な部分にグリスアップをしメカボックスに組込みます。
リチューン後の組込みとテストドライブ

メカボックスを閉じて・・・。
ちなみにFETをこの位置でセッティングすると邪魔にならず組込み可能です。
そのため、FETの基盤は、この位置を目安に設置すると組込みが楽です。

ロアにメカボックス組込み全てのパーツを組込みテストドライブ。
また、リチューンの組込み後は、全てのパーツが揃った状態で、必ずテストドライブをします。
省略しましたがこの後、チャンバー周りも分解洗浄し再度組込みました。
初速や弾道をチェックして今回の作業は終了です。
KAC PDWリチューンで交換した主なパーツ
| 部位 | パーツ | 目的 |
|---|---|---|
| モーターピニオン | G&P モーターピニオンギア | 不動の原因だった、削れたピニオンの交換 |
| ギア | PROMETHEUSの強化純正トルクタイプギア | 精度と強度の向上 |
| カットオフレバー | PROMETHEUS ハードカットオフレバー Ver.2用 | 耐久性の向上 |
| 逆転防止ラッチ | PROMETHEUS ハード逆転防止ラッチVer.2/3用 | 耐久性の向上 |
KAC PDWのリチューンに関するよくある質問(Q&A)
Q. KAC PDWが不動になった原因は何ですか?
モーターピニオンが削れていたためです。そのため、ベベルギアと噛み合わなくなっていました。
Q. モーターピニオンは何に交換しましたか?
G&P モーターピニオンギアに入れ替えました。削れたピニオンを外してから、新しいピニオンを取り付けます。
Q. フロント配線のコネクターはどう外しますか?
タミヤタイプのミニコネクターです。そのため、専用のピンリムーバーを使うと、簡単に外せます。
Q. メカボックスを組むときの注意点は?
両側のセレクターレバーを固定するギアの向きです。外す前に覚えておくと、組むときに楽です。
Q. 今回追加したパーツは何ですか?
オーナー様のご希望で、3点を組込みました。強化ギア、ハードカットオフレバー、ハード逆転防止ラッチです。
Q. FETはどこに設置すると良いですか?
メカボックスを閉じた状態で、邪魔にならない位置があります。そのため、この位置でセッティングすると、組込みが可能です。
Q. 作業の最後に何をしましたか?
チャンバー周りを分解して洗浄し、再度組込みました。その後、初速と弾道を確認しています。






