東京マルイMWS でここまでできる!オルガエアソフトによる MWSコンプリート 製作
MWSコンプリートは、オルガエアソフトが東京マルイMWSをベースに1本ずつ組み上げたカスタムモデルです。この記事では、その内容と製作の考え方を紹介します。
MWSコンプリートの要点まとめ
- 内部パーツも外装パーツも、カスタムパーツをフルに盛り込むのが基本
- ボルトキャリアはアルミまたはスチール製で、FRAノズルによるパワー調整に対応
- アウターバレルはORGA製アルミで、7.5インチから14.5インチまで用意
- インナーバレルは、内径6.05mmのORGA LEX05を採用
- 製作はレシーバーキットなどの入荷時が中心で、基本的に1本モノ
採用パーツの概要を、表にまとめました。まず、全体像を確認してください。
| パーツ | ORGAの採用内容 | ポイント |
|---|---|---|
| ボルトキャリア | アルミまたはスチール製。実メーカーのロゴを刻印 | モデルに合わせた特注刻印にも対応 |
| ノズル | ORGA FRAノズル | フローバルブの位置を変えて、初速を調整 |
| アウターバレル | ORGA MWS用アルミ(7.5〜14.5インチ) | バレルガイドなしで、バレルナットのみで固定 |
| インナーバレル | ORGA LEX05(内径6.05mm) | 短いバレル長でも初速が下がりにくい |
| チャンバー周り | マルイ純正チャンバーパッキン+WIDE HOPテンショナー | 集弾性を高めるセッティング |
なお、モデルによっては、東京マルイ純正ボルトキャリアを使う場合もあります。そのため、使用パーツは各商品ページで確認してください。
東京マルイMWSの特徴
大手エアガンメーカーのM4ガスブロシリーズの中では比較的後発となる 東京マルイMWS 。ガスブローバックの長物といえば激しいリコイルはもちろんのこと、トリガー・ハンマーの構造やバッファー周りのリアリティも魅力の1つ。そんなカテゴリにおいて東京マルイは敢えてZシステムなるトリガーボックスを開発するなど、リアリティよりも動作性や耐久性を優先させた独自路線のM4ガスブロを展開させた。
Zシステムは、東京マルイが開発したトリガーボックスの仕組みです。リアリティより、動作性と耐久性を優先した設計です。
また、MWSは世界的にファンが増えています。そのため、サードパーティー製パーツも数多く揃っています。
MWSが後発だからこそ生まれた発想
これは後発メーカーの利点を活かした結果であるとも言える。日本の低いガス圧においても高いポテンシャルを持つガスブロM4とするため、また既存のガスブロM4では耐久性の面で頻繁に必要となるメンテナンスや消耗パーツ交換を減らすためのアイデアが形になったものだ。そのため 東京マルイMWS はいまや日本国内のみならず世界的にファンが増え、サードパーティー製パーツは数えきれないほどの数に達している。
日本は、ガス圧が低い環境です。そのため、低圧でも高い性能を出す設計が求められました。
さらに、頻繁なメンテナンスを減らすことも狙いでした。一方、その堅実さが、カスタムの土台として評価されています。
ORGAがMWSに注力する理由
そんな 東京マルイMWS はオルガエアソフトでもカスタムベースとして注力しており、弊社のエンジニアが1本ずつ組上げた ORGA製MWSのカスタム完成品 はORGA WEB SHOPでも1つのカテゴリとして常にラインナップを充実させている。今回は、そんなオルガエアソフトが製作する MWSコンプリート の内容について紹介しよう。
ORGA WEB SHOPには、MWSコンプリートのカテゴリがあります。そのため、気になるモデルをまとめて探せます。
エンジニアが1本ずつ組み上げる点も、特徴の1つです。例えば、パーツの擦り合わせは、手作業で調整します。
この画像は、東京マルイMWSをベースにしたORGAのコンプリートです。純正の外観とは、一見して違います。
ORGAのMWSコンプリートはフルコンプリートが基本
MWSコンプリートの特徴は、外装だけでなく内部まで手が入る点です。ボルトキャリアやトリガーボックスも、カスタムパーツを使います。
オルガエアソフトで製作している MWSコンプリート は、外装パーツだけでなく内部パーツも含めてカスタムパーツをフルに盛り込んだモデルとなっている。稀に、東京マルイ純正パーツをベースとしたコンプリートカスタムを製作する場合もあるが、基本的にはボルトキャリアやトリガーボックスなども自社製パーツやサードパーティー製パーツを採用している。
例外として、純正パーツをベースにする場合もあります。ただし、あくまで稀なケースです。
パーツの内容は、モデルごとに異なります。そのため、購入前に商品ページの「使用パーツ」を確認しましょう。
ボルトキャリアASSY
ボルトキャリアは、ブローバックの動きを左右する中核のパーツです。ORGAは、カスタム内容に合わせて素材を選びます。
オルガエアソフトでは 東京マルイMWS 用のボルトキャリアをカスタムパーツとして販売していることもあり、 MWSコンプリート にもカスタム内容に合わせてアルミまたはスチールのボルトキャリアを使用している。実メーカーのロゴをリアル刻印しているほか、製作する MWSコンプリート に合わせてボルトキャリアへの刻印を特注で依頼する場合もある。先日製作したばかりのGEISSELE SUPER DUTYモデルも、REBCG刻印を入れた特注品だ。
実メーカーのロゴを、リアルに刻印するのも特徴です。さらに、モデルに合わせて特注刻印を依頼する場合もあります。
例えば、GEISSELE SUPER DUTYモデルでは、REBCG刻印の特注品を使いました。
こちらは、MWS用のスチールボルトキャリアです。刻印の入り方に注目してください。
MWSコンプリートのFRAノズルによるパワー調整
また、ボルトキャリアにセットするノズルはオルガ製のFRAノズルを使用。内部のフローバルブの位置を可変することでパワー調整が可能で、インドアフィールドのレギュレーションに合わせて初速を下げたり、涼しい季節にブローバック側にパワーを振ることができ、ガスブロ1本であらゆるフィールド・環境に対応できる優れものだ。
| 場面 | 調整の方向 | 期待できる効果 |
|---|---|---|
| インドアフィールド | 初速を下げる | レギュレーションに合わせられる |
| 涼しい季節 | ブローバック側に振る | 作動を安定させやすい |
| 通常のフィールド | バランスよく設定 | 1本で幅広い環境に対応 |
FRAノズルのパワー調整には、1.5mmの六角レンチを使います。なお、MWSコンプリートには、このレンチが同梱されます。
MWSコンプリート のパワー調整やホップ調整については別途マニュアルを用意しているのでそちらをご覧頂きたい。
マニュアルには、ボルトキャリアの取り出し方も載っています。そのため、初めてガスブロを触る方も安心です。
※モデルによっては東京マルイ純正ボルトキャリアを使用している場合もございます。 MWSコンプリート で使用しているパーツについては各商品ページにてご確認ください。
純正のボルトキャリアを使うモデルも、あります。ただし、その場合も、他のパーツは丁寧に選ばれています。
この画像は、FRAノズルを組み込んだボルトキャリアです。ノズルの先端が見えます。
レシーバーキット
レシーバーは、各パーツを連結する骨格です。そのため、外装に見えても、性能に直結します。
オルガエアソフトで MWSコンプリート を製作するタイミングは主に、サードパーティー製MWSレシーバーキットが新発売された時が多い。ガスブロのシステムとして非常に優れているZシステムだが、それぞれサードパーティー製パーツを組み合わせるとなるとやはりパーツごとに擦り合わせなど調整が必要となってくる。
サードパーティー製の新しいキットが出ると、ORGAは実際に組んで確かめます。また、結果は商品の仕様にも反映されます。
MWSコンプリート製作でメーカーごとのクセを知る
特にレシーバーは、外装パーツに見えて実際のところは各パーツを連結する骨格とも言える重要なパーツである。オルガエアソフトでは性能に直結してくるパーツについてはメーカー・モデルによるクセを熟知しておけるよう、極力1本はコンプリートを作るようにしている。パーツごとの良し悪しやカスタムの際に注意すべきポイントを洗い出しつつ、長年蓄積したノウハウと組み合わせて最良のセッティングを導き出している。
例えば、レシーバーの精度や相性は、メーカーやモデルで違います。そのため、1本ずつ実際に組んで確認します。
一方、その積み重ねが、他のカスタムにも生かされます。
こちらは、F1 FireArms P7MをベースにしたMWSコンプリートです。シルバーの仕上げが特徴です。
MWSコンプリートは1点物のキットを市場ニーズに合わせる
また、場合によっては店内や代理店にある1点物のキットを、市場ニーズに合わせたモデルに変換して製作することもある。その際も、コーティングの厚みが変わった場合はどう加工するか?パーツの相性は良いか?相性が悪くても調整でピッタリ位置合わせできるか?など試行錯誤して最善の状態を作り出している。
- コーティングの厚みが変わったら、どう加工するか
- パーツの相性が良いか
- 相性が悪くても、調整で位置を合わせられるか
これらを、試行錯誤して確かめます。そのため、完成までに手間がかかります。
単純にパーツを組み合わせるだけのパズルの様なものではなく、プロショップとして製品の最適解を常に持つためにも、コンプリート製作はオルガとしてなくてなはならないカテゴリーなのだ。
プロショップとして、製品の最適解を持つことが目的です。つまり、コンプリートは、ORGAのノウハウの結晶でもあります。
この画像は、NOVESKE N4をイメージしたOD色のMWSコンプリートです。
こちらは、同じモデルの別カットです。外装の質感を見比べられます。
ORGA MWS用アルミアウターバレル
アウターバレルは、MWSコンプリートのもう1つの肝です。そのため、ORGAは専用品を開発しました。
MWSコンプリート のもう1つの肝はアウターバレルと言えるだろう。 東京マルイMWS の純正アウターバレルは、レシーバーと連結するバレルナット周りが独自規格となっている部分があり、ハンドガードのみを交換する際に汎用性のバレルナットだけではアウターバレルの固定ができない。そのためバレルガイドが必須となる。
東京マルイ純正のバレルナット周りは、一部が独自規格です。つまり、汎用のバレルナットだけでは、固定が難しい構造です。
MWSコンプリート用アウターバレルはバレルガイドが不要
しかし、ORGA MWS用アルミアウターバレルは、そのバレルガイドがなくてもトイガンピッチのバレルナットのみで固定できる設計となっている。
| 項目 | 純正アウターバレル | ORGA MWS用アルミアウターバレル |
|---|---|---|
| ハンドガードのみ交換するとき | バレルガイドが必須 | バレルガイドなしで固定できる |
| 固定方法 | 独自規格のバレルナット周り | トイガンピッチのバレルナットのみ |
| 長さ | ― | 7.5インチ〜14.5インチ |
その結果、ハンドガードの選択肢が広がります。また、組み込みの手間も減ります。
長さは7.5インチ~14.5インチまで揃っており、カスタムのみならずコンプリート製作にも重宝するためORGA MWSコンプリート でも使用キットにアウターバレルが含まれない限りは基本的にORGA製アルミアウターバレルを使用している。
キットにアウターバレルが含まれる場合は、そちらを使います。一方、含まれないときは、ORGA製が基本です。
この画像は、ORGA MWS用アルミアウターバレルです。長さ違いの展開が分かります。
東京マルイMWS のポテンシャルを引き出すインナーバレル
東京マルイMWS の発売初期から、オルガエアソフトでは自社の強みの1つであるインナーバレルをMWS用に開発し販売を続けている。オルガエアソフトは、スプリングやシリンダーによってパワーを上げやすい電動ガンやトレポンにおいてはワイドボアバレル(ルーズバレル)を使用しいわゆる流速カスタムを推奨しているが、 東京マルイMWS についてはガス放出量のアップは燃費の悪化やマガジンの冷えやすさなどデメリットが大きいと考え、寧ろ純正よりも若干タイトな内径6.05mmのインナーバレル設計としている。これにより、純正よりも短いバレルレングスのコンプリートであっても初速が下がりにくく、様々なカスタムに対応しやすくなる。
MWS用のインナーバレルは、発売初期から開発を続けています。そのため、ノウハウの蓄積があります。
電動ガンでは、ワイドボアバレルによる流速カスタムを推奨しています。一方、MWSでは考え方が違います。
MWSコンプリートのORGA LEX05インナーバレルの考え方
オルガエアソフト製作の MWSコンプリート はこのORGA LEX05インナーバレルを使用し、マルイ純正チャンバーパッキンとオルガ製WIDE HOPテンショナーを組み合わせた集弾性カスタムを行っている。
ガス放出量を増やすと、燃費が悪くなります。また、マガジンが冷えやすくなる点もデメリットです。
そのため、純正よりタイトな内径6.05mmにしています。その結果、短いバレルでも初速が下がりにくくなります。
※東京マルイ純正チャンバーパッキンは入手困難なため、今後サードパーティー製パッキンに変更する可能性があります。各モデルに使用したチャンバーパッキンについては商品ページの「使用パーツ」をご覧ください。
チャンバーパッキンは、弾道に関わる大切な部品です。そのため、使用したパッキンの種類は、商品ページで確認してください。
この画像は、ORGAが用意するMWS用パーツ群です。インナーバレルやテンショナーなどが並びます。
オルガの 東京マルイMWS コンプリートは1本モノ
MWSコンプリートは、基本的に1本モノです。そのため、気になるモデルは早めの検討をおすすめします。
オルガエアソフトの MWSコンプリート は、製作タイミングがレシーバーキットやパーツの入荷時に限られることが多く基本的には1本モノで、再販されることはほぼない。もちろんキットなどを指定して個別に製作依頼をして頂くことも可能だが、希望のパーツが在庫切れの場合は再販まで待ったり代わりのパーツに差し替えるなどもあり得るため、コンプリートが理想的なパーツ構成であったらすぐにでも入手して頂きたい。
個別の製作依頼も、受け付けています。ただし、希望のパーツが在庫切れなら、再販を待つ場合もあります。
MWSコンプリートの特注刻印とセラコートの注意点
また、モデルによってはキットとして存在しないものを刻印とセラコートで特注している場合もある。個別に製作依頼される場合は外注による施工期間が発生するため、特殊な刻印やカラーリングのコンプリートモデルに心惹かれた場合はなおのこと即入手して頂くことがオススメだ。
特注の刻印やセラコートは、外注の施工期間がかかります。そのため、早めの相談が安心です。
商品一覧では、現在のラインナップを確認できます。また、販売終了のモデルは、一覧から外れます。
こちらは、NOVESKE N4をベースにしたMWSコンプリートです。
この画像は、PWS MK107のMWSコンプリートです。
MWSコンプリートのまとめ
MWSコンプリートは、内部と外装をフルにカスタムした1本モノです。ボルトキャリア、ノズル、バレルの全てに、ORGAのノウハウが詰まっています。
そのため、購入前には、各商品ページの使用パーツを確認しましょう。
MWSコンプリートに関するよくある質問(Q&A)
Q. MWSコンプリートとは何ですか?
東京マルイMWSをベースに、ORGAのエンジニアが1本ずつ組み上げたカスタムモデルです。外装と内部の両方に、カスタムパーツを盛り込みます。
Q. MWSコンプリートは内部パーツも交換されていますか?
基本的に交換されています。ボルトキャリアやトリガーボックスにも、自社製やサードパーティー製のパーツを使います。
Q. ボルトキャリアは何製ですか?
カスタム内容に合わせて、アルミまたはスチール製を使います。ただし、モデルによっては純正を使う場合もあります。
Q. MWSコンプリートの初速やパワーは調整できますか?
調整できます。FRAノズルのフローバルブの位置を変えて、初速を調整します。1.5mmの六角レンチが同梱されます。
Q. アウターバレルの長さは何種類ありますか?
ORGA MWS用アルミアウターバレルは、7.5インチから14.5インチまで揃っています。キットに含まれる場合は、そちらを使います。
Q. バレルガイドは必要ですか?
ORGA製のアウターバレルなら、不要です。トイガンピッチのバレルナットのみで固定できます。
Q. インナーバレルの内径は?
ORGA LEX05インナーバレルは、内径6.05mmです。純正よりも若干タイトな設計です。
Q. MWSコンプリートは再販されますか?
ほぼ再販されません。キットやパーツの入荷時に製作するため、基本的に1本モノです。
Q. 好みの仕様で製作を依頼できますか?
可能です。ただし、希望のパーツが在庫切れの場合は、再販を待つか、代替パーツへの差し替えになることがあります。
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