DESERT TECHのブルパップ式ライフルMDRを電動ガン化

DESERT TECHのブルパップ式ライフルMDRを電動ガン化
DESERT TECHのブルパップ式ライフルMDRを電動ガン化
 

DESERT TECHのブルパップ式ライフル「MDR」を電動ガン化
香港のSilverback Airsoftによるプロジェクトが進行中

ブルパップ式にこだわった特異なスタイルと先進的なデザインの組み合わせで実銃界で話題のDESERT TECH社(デザートテック:旧Desert Tactical Arms)のアサルトライフル「MDR(Micro Dynamic Rifle)」。デザートテックの銃をメインにエアガン化している香港のSilverback AirsoftがこのMDRを電動ガンとしてリリースする発表を2017年にしているが、遂にそのプロジェクトが日の目を見る時が近づいてきたようだ。

現在、MDR電動ガンは生産モデルや仕様、生産拠点の決定をし6~9ヶ月後には販売を開始する予定であるが、新型コロナウイルス流行の影響もあり日程に遅れが生じる可能性もあるとのこと。

デザートテックMDR

電動ガン化されるのはMDRの7.62mmモデルの最新バージョンMDR-Xで、本体発売以降コンパクトモデルのMDR-Cや5.56mmアダプターキット、バレルキット、ハンドガードなど多岐に渡るパーツ展開がなされる予定。

Silverback Airsoft MDR-X電動ガンの仕様
全長:700mm
重量:2600g(マガジン含む)
インナーバレル長:420mm
カラー:BK/FDE
マガジン:80連ポリマーマガジン

・メカボックスは10mmボールベアリングの特殊仕様ながら大体のVer.2、Ver.3のギアやピストン等と互換性あり
・電子トリガーと基盤によるモーター制御
・ディーンコネクタ仕様でLipo 7.4/11.1VのスティックもしくはAK用バッテリーが使用可

 

DESERT TECH MDRとは?

ブルパップ式のボルトアクションライフルSRS(Stealth Recon Scout)で知られるアメリカのガンメーカーDESERT TECHが2014年に発表したアサルトライフル。SRS同様ブルパップ式となっており、IWIのTAVOR(タボール)にも似た先進的な外観を持っている。軍・法執行機関向けのフルオートモデルと民間向けのセミオートモデルが存在する。

HK416などにも採用されているショートストローク・ガスピストン方式採用や、ポリマーフレームのトップにピカティニーレールを搭載。各種操作系がアンビ対応となっているほか、モジュラー構造により口径やバレルレングスの変更が可能など、デザインだけでなく実用性の面でも現代ライフルには必須とも言える機能を網羅したアサルトライフルとなっている。

Micro Dynamic Rifle

特異な仕様として、エジェクションポートのカバーの付け外しによって通常の横方向の排莢(左右切替可)以外に、左右のエジェクションポートをカバーで塞げば左右どちらかの前方へ排莢することもできるなど、ユーザビリティの高い排莢方法を採用している。FN F2000のような完全な前方排莢方式ではないが、空薬莢の排出不良によるジャムなどに対応しやすい機構となっている。

16インチバレルのスタンダードモデルのほか、コンパクトモデルのMDR-C、ロングモデルのMDR ECHO、ロング且つECHOでは使用不可の弾薬に対応したMDR COMPLIANT、スタンダードサイズで9mmや.22LRに対応したMDR FUTURE VARIATIONSなど多数のモデルが存在する。

MDR-C

デザートテック

香港のSilverback AirsoftはDESERT TECHのライフルを専門にライセンス契約しエアソフト化しているエアガンメーカーで、既にSRSでは独自のホップアップチャンバーを採用するなど少し特殊なジャンルの製品をリリースしている。

MDRの電動ガン製作にも意欲的で、他メーカーには踏み込めない実銃メーカー専属のエアソフトメーカーとしてのプロジェクトが達成までもう少しとなり、世界中のエアソフトメディアやマーケターも注目している。順調にリリースされればかなり話題となる電動ガンとなりそうだ。

 
ORGAの最新入荷商品はこちら!

シルバーバックエアソフト