SIG P320:東京マルイから発売が発表されたハンドガン

SIG P320:東京マルイから発売が発表されたハンドガン
SIG P320:東京マルイから発売が発表されたハンドガン
 

SIG P320:東京マルイから発売が発表されたハンドガン
新たなスタンダードとなるアメリカ軍制式サイドアーム

アメリカ軍の制式ピストル「M17/M18」として採用が決まったことを皮切りに、様々な法執行機関でも採用されるニュースが続いたり、はたまた暴発事故というニュースが相次いだりと、話題性の高いハンドガンSIG P320

ネガティブなニュースについては、他のモデルでもあり得る設計の煮詰まっていない初期段階不良の範囲なのかもしれないが、米軍制式採用のハンドガンであったり事故が法執行機関での職務中に起きたということで事態が大きくなっているのかもしれない。公的機関や民間でのセールスの好調さを見る限り、この新しいピストルはほとんどのユーザーにとっては歓迎されるモデルとして定着したようだ。

SIG P320についてはOUTLINEでも度々記事にしてきたが、改めてP320の魅力についてお伝えしていきたい。

SIG M18

SIG P320

 

東京マルイからも新ガスブロモデルとして登場予定

やはりアメリカ軍の制式ピストルという存在は日本のエアソフトプレイヤーにとっても大きなもので、SIG AIR(SIG SAUERのエアソフト部門)のP320ガスブロがライラクスを代理店に発売されるモデルを待っている方も多いだろう。

しかし、このほど東京マルイからも民間モデルのブラックカラーで発売されることがマルフェスオンラインにて発表され、エアガンとして入手できる選択肢が増えたことはユーザーとしては嬉しい悲鳴だろう。

ユーザーとしては米軍モデル名であるM17/M18でのリリースを望む声が多いが、ライセンスもどうなっているかは現時点では不明(SIGはSIG AIR発足時には同ブランド以外でのSIGライセンス供与は無いとしていた。)であり、まずは民間モデルからということなのだろう。東京マルイからの今後のモデル展開があるのか気になるところだ。

P320
▲東京マルイからは最初に登場するモデルは、上段のM17ではなく下段の民間仕様フルサイズP320(サムセーフティー付き)となる模様

 

SIG P320はBERETTA 92(M9)に取って代わる存在に

アメリカ軍で制式採用されるミリタリーピストルは、やはりその信頼性からか法執行機関での採用も多くなり、民間市場でも大きなシェアを得ることが一般的で、Colt M1911やBERETTA M9などが広く一般的なオートマチックハンドガンとして知れ渡っているのは皆さんもご存知のことだろう。

SIG P320も同じ道をたどるであろうことは既に現実的となっていて、アメリカ軍での制式採用決定以降数々のアメリカ法執行機関でも採用が相次いでいる。今年に入ってからもネバダ州のハイウェイパトロールがオフシャルデューティーピストルをP320へ切り替えるなどしている。

ネバダ・ハイウェイパトロール

またテキサスレンジャーの歴史などを守る財団、テキサスレンジャー・ヘリテイジ・センターと提携した限定モデルを発表するなど、アメリカの保守的な人々からも受け入れられているようだ。

テキサスレンジャーエディション

SIG P320は発表からわずか6年程度しか経っていないにも関わらず、使用弾薬の種類や多くのバリエーションモデルが登場しており、既にSIGのフラッグシップモデルとなっている。

SIG SAUERはスイス(SIG社)とドイツ(SAUER & SOHN社)を起源に持ちつつも銃器部門は現在アメリカ現地法人に集約され(生産拠点はドイツにも存在)、いまや名実共にアメリカの銃器メーカーという形になっている。P320やMCXの成功、更にはアメリカ陸軍次世代分隊火器(NGSW)がもしSIGに決まれば、SIG SAUERの地位も更に安定したものとなるだろう。

SIGの命運を握っていたP320は順調に成功を納め、新しい時代を築くスタンダードになっていくのは必至のようだ。今後もアメリカのみならず世界中の軍や法執行機関でも採用が続けば、M1911やM9と同じくハンドガンの代名詞的な存在となるだろう。

 
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