SIG MCX ガスブロ のアウターバレル構造のご紹介
MCXアウターバレルは、SIG MCX ガスブロのバレル周りをまとめたものです。まず、プロトタイプの写真で固定方法を、次にガスブロックの造形を紹介します。
MCXアウターバレルの要点まとめ
- アウターバレル、チャンバーベース、ガスブロック、インナーバレルなどが1つのアッセンブリー
- 固定は、チャンバーベースとレシーバーを噛み合わせ、2本のボルトで締める方式
- ボルトはプロトタイプでは無垢で、製品版では黒染めになる
- ガスバルブは、イモネジを緩めると好きな角度に調整できる
- TypeB~Dには、14mm逆ネジで装着するSIG SRD762タイプが付属
- 標準バレルは、11.5インチ、6.75インチ、RATTLERの5.5インチ
| 知りたいこと | 答え | 詳しい解説 |
|---|---|---|
| バレルの構成 | アウターバレルからホップアジャスターまでが1アッセンブリー | 構成の章 |
| 固定の仕組み | 2本のボルトと、レシーバーのスリットで固定 | 固定方法の章 |
| サプレッサー | TypeB~Dに付属。14mm逆ネジで直付け | サプレッサーの章 |
| バレルの長さ | 標準は3種類。単体販売は今後の予定 | 長さの章 |
MCXアウターバレルを紹介する理由
ボルトキャリアに引き続き、今回もプロトタイプをベースに SIG MCX ガスブロ のアウターバレルやその設計構造についてご紹介します!
SIG MCX のモジュールライフルとしての構造はガスブローバックエアガンにおいても是非とも再現したいところ。それにはアウターバレルの脱着機能ももちろん含まれます!
MCX ガスブロ では、容易なアウターバレルユニットの脱着を実現しつつ、精度を最大限に担保できる構造に設計されています。
SIG MCXは、バッファーチューブを持たないライフルです。そのため、バレル周りの設計が、そのまま構造の特徴になります。実銃では、バレルを短時間で交換できる点も大きな売りです。
SIG MCX ガスブロ のアウターバレル
MCXアウターバレルのアッセンブリー構成
MCXアウターバレルは、複数のパーツが組み上がった状態で扱います。特に、ガスブロックまで含むため、バレルだけを外す感覚とは少し違います。
| パーツ | 役割・特徴 |
|---|---|
| アウターバレル | 外側のバレル。ハンドガードの内側に収まる |
| チャンバーベース | バレルエクステンションとアウターバレルベースを兼ねる |
| ガスブロック | バルブとピストンが一体になったタイプ |
| チャンバー・インナーバレル | BB弾を保持して発射する部分 |
| ホップアジャスター | アッセンブリーにまとまって組み込まれる |
SIG MCX ガスブロ では、アウターバレル、チャンバーベース、バルブ・ピストン一体型のガスブロック、チャンバー、インナーバレル、ホップアジャスターが全てまとまったアッセンブリーとして組み上がっています。
チャンバーベースは、 MCX ガスブロ ではバレルエクステンション、アウターバレルベースをまとめて担う重要なパーツとなり、精度高く成型されます。ここにアウターバレルやチャンバーなど様々なパーツが組み込まれていくわけです。
チャンバーベースは、MCXアウターバレルの土台です。特に、精度を左右するため、高い精度で成型されています。さらに、このパーツが、アッセンブリー全体の位置を決めます。
上の写真は、MCXアウターバレルの全景です。また、アッセンブリーとして組み上がった状態が分かります。
こちらは、チャンバーベースを写した1枚です。また、アウターバレルが組み込まれる土台にも注目してください。
アウターバレルの固定方法
MCXアウターバレルの固定は2本のボルト
アッセンブリーとして組み上げられているアウターバレルユニットは、チャンバーベースとレシーバーをガッチリ噛み合わせ、2本のボルトで締めることで固定されます。
固定の流れは、とても分かりやすい方式です。まず、チャンバーベースをレシーバーに噛み合わせます。次に、2本のボルトで締めて固定します。
実物のバレル同様チャンバーベースの左右両側にピンがあり、レシーバーの切欠きにはまります。
たとえば、実銃と同じ構造では、トイガンとして製品化できない部分があります。そのため、クランプの役割を絞り、ボルトのガイドとナットとして使っています。
これでも充分精度は出せるのですが、ガスブローバックエアガンである以上、実銃と全く同じ構造ではトイガンとして商品化できない側面もあります。そのためクランプはあくまでも2本のボルトのガイド及びナットとして機能させ、レシーバーのスリットでチャンバーベースに別途設けた突起を挟み込む形で固定します。
ボルト自体もチャンバーベースの前後位置を決める重要なパーツとなっており、このチャンバーベース周りの構造はかなりしっかりとしています。
MCXアウターバレルの固定精度
ボルトは、締める部品であると同時に、位置決めの部品でもあります。そのため、チャンバーベースは前後にずれにくくなります。さらに、レシーバーのスリットが突起を挟み込み、横方向の動きも抑えます。
アウターバレルアッセンブリーを脱着可能としつつ、エアガンとしての射撃精度と強度を持たせた独自の仕組み。しかも見た目はリアルときています。これを考え出したメーカーの設計者さんには脱帽です!
プロトタイプではボルトが無垢のままですが、製品版では黒染めとなり実銃らしい見た目を再現します。ハンドガードに隠れてしまう部分ですが、かなりのこだわりです。
黒染めは、鋼の表面に黒い被膜をつくる処理です。ハンドガードを付けると見えない場所ですが、ここまで仕上げるのが製品版の方針です。
この写真は、チャンバーベースの固定部です。特に、レシーバーと噛み合う部分に注目してください。
リアルな造形のガスブロック
MCXアウターバレルのガスブロックとガスバルブ
ガスブロックとガスバルブ、ガスピストンも完成度の高い造形が見られます。ハッキリ言ってお飾りでしかないパーツなんですが、ハンドガードのライトニングホールから覗くガスブロック回りがリアルに作られているかどうかはかなり重要なポイント。
ガスピストンは前後方向は固定されていますが、ガスバルブはガスブロック上のイモネジを緩めることで稼動でき、お好きな角度に調整可能。
ガスバルブの角度を変えられるのは、組み付けの自由度が高いためです。イモネジを緩めて回し、好みの位置で締め直します。なお、調整の際は、ネジを締め忘れないようにしてください。
製品版ではピン類もちゃんと組み込まれます。
こちらは、ガスブロックの拡大写真です。特に、ライトニングホールから見える部分の造形に注目してください。
TypeB~DにはSRD762サプレッサー付属
MCXアウターバレルに直付けするサプレッサー
SIG MCX ガスブロ のTypeB~Dモデルに付属するサプレッサーは、SIG SRD762タイプが付属。アウターバレル先端は14mm逆ネジスレッドが施されており、直接サプレッサーをねじ込んで装着します。
実物のSIG SRD762は、7.62mm級の弾薬まで対応するサプレッサーです。たとえば、チタン製のSRD762Ti-QDは、全長が約8.3インチあります。本製品は、その外観を再現したタイプです。
アルミCNC成形により目立たない位置で分割可能で、内部はスポンジ内蔵となり発射音を目立たなくしくてくれます。まぁガスブロなのであまり関係ないかもしれませんが…(笑)
分割できる構造は、プロトタイプからの改良点です。そのため、製品版は、エアガンパーツとして扱いやすくなります。ただし、細部は変更される可能性があります。
画像は一本物で成型したプロトタイプとなり、製品版ではエアガンパーツとして使い勝手を改良したものになります。溶接痕やディテールに少し変更が入るかもしれません。
1枚目は、サプレッサーを装着した状態の写真です。MCXアウターバレルの先端に、直接ねじ込んで取り付けます。
2枚目は、サプレッサーを別の角度から写したものです。分割線が目立ちにくい点を確認できます。
アウターバレルの長さについて
MCXアウターバレルの長さ
SIG MCX ガスブロ のアウターバレルは、本体付属の標準バレルでは11.5インチ、6.75インチ、RATTLERの5.5インチのみですが、アフターパーツとして単体販売やその他のサイズも展開予定です。
| 長さ | 対応モデル | 備考 |
|---|---|---|
| 11.5インチ | 本体付属(標準) | TypeAなどの長いモデル |
| 6.75インチ | 本体付属(標準) | 短めのモデル |
| 5.5インチ | RATTLER | 実銃のRATTLERと同じ長さ |
| その他 | 今後のアフターパーツ | 展開予定。時期は未定 |
実銃のRATTLERは、5.5インチ(140mm)のバレルを持つ短いモデルです。そのため、ガスブロでも同じ長さが選ばれました。
MCXアウターバレルの販売形態
現段階では、インナーバレルやチャンバー、ガスブロックなど、アッセンブリーまるごとセットにした形で展開予定です。
単体販売では、アッセンブリー全体がセットになる予定です。MCXアウターバレルだけを替えるのではなく、インナーバレルも一緒に替わります。
こちらは、プロトタイプ全体の写真です。バレルの長さのバランスを確認してください。
はい、今回は SIG MCX ガスブロ のアウターバレル周りのパーツをご紹介させて頂きました!
モジュールライフルとしての機能性やデザインのリアルさをキープしつつ、固定精度や強度をも持たせた設計はかなり期待大となっております。
準備にはお時間を頂くかたちになるかとは思いますが、今後のアフターパーツ展開により My MCX ガスブロ にカスタマイズできる将来性の高いモデルでもあります!
製品版の完成、デリバリー開始までいましばらくお待ち頂ければと思います!その他のパーツや構成についても順次記事を公開していきます!
MCXアウターバレルのこれから
今後は、アフターパーツの展開が予定されています。そのため、1丁をベースに、自分好みの構成へ変えていけます。最新の取り扱い状況は、商品ページでご確認ください。
※本記事で使用している画像は、SIG MCX ガスブロ のプロトタイプの写真となります。外観や仕様が製品版とは異なる場合がございます。
MCX ガスブロ は現在、第2便の VIRTUS (TypeA~D)および第1便の RATTLER のご予約を受付中です。各モデル、予約枠が僅かとなっておりますので、お急ぎください!
MCX ガスブロ についての記事一覧はコチラ
MCXアウターバレルに関するよくある質問(Q&A)
Q. MCXアウターバレルは、何が一体になっていますか?
アウターバレルからホップアジャスターまでが、1つのアッセンブリーです。ただし、バレルだけの単体販売は、記事公開当時はありませんでした。
Q. アウターバレルは、どうやって固定されますか?
チャンバーベースとレシーバーを噛み合わせ、2本のボルトで締めます。さらに、レシーバーのスリットで、チャンバーベースの突起を挟み込みます。
Q. 工具なしで外せますか?
ボルトで締める構造のため、工具が必要です。ただし、アッセンブリー全体を外せるので、実銃に近い感覚で作業できます。
Q. ガスバルブの角度は変えられますか?
変えられます。ガスブロック上のイモネジを緩めると、好きな角度に調整できます。なお、ガスピストンは前後方向に固定されています。
Q. サプレッサーは、どのモデルに付属しますか?
TypeB~Dに付属します。SIG SRD762タイプで、14mm逆ネジのスレッドに直接ねじ込んで装着します。
Q. 標準のバレルの長さは、何種類ありますか?
本体付属の標準バレルは、11.5インチ、6.75インチ、5.5インチの3種類です。5.5インチは、RATTLERに付属します。
Q. 単体のアウターバレルは、買えますか?
アフターパーツとして、単体販売や別の長さの展開が予定されていました。ただし、時期や価格は、記事内で未定です。最新情報は、商品ページで確認してください。
Q. 写真は製品版ですか?
いいえ、プロトタイプの写真です。そのため、外観や仕様が製品版と異なる場合があります。たとえば、ボルトは製品版で黒染めになります。









