銃規制をクリアするためのアイディアはショットガンでも

銃規制をクリアするためのアイディアはショットガンでも
銃規制をクリアするためのアイディアはショットガンでも
 

銃規制をクリアするためのアイディアはショットガンでも

アメリカにおけるショートバレルのライフルやショットガンは、アメリカの銃規制法、いわゆる連邦銃器法(NFA:National Firearms Act of 1934)によって厳しく規制され、所定のバレルレングスやストックの有無などによって秘匿性の高い銃器に関しては所持が禁止されている。その規制をクリアするべくあらゆる銃器メーカーやパーツメーカーがあの手この手を考え、それいいの?!と言いたくなるようなアイディアやトンデモな形のライフルなどが日々誕生していることは、皆さんもご存知のところだろう。

アームブレース(あくまでライフルを片腕に固定する補助具)を使用したりバッファチューブにスポンジを巻いてストックを簡略化しカテゴリをピストルとしたAR-15ライフルなどは有名なものだが、ショットガンやボルトアクションでも規制対策を施したモデルが存在する。

TAC 13

ショットガンの場合はSBS(ショートバレルショットガン)と呼ばれるバレル長18インチ以下のものは民間では所持が禁止され、映画などでよく見られるような銃身を切り落としたソードオフショットガンなどは厳しく取り締まられている。ただし、全長26インチ以上の場合は合法とされるほか、ストックがない場合もショットガンとしては扱われないため規制の対象とはならない。

そんな法律の穴をついて考えられたのがRemington(レミントン)のV3 TAC-13や870 TAC-14、MOSSBERG(モスバーグ)のShockwaveだ。それぞれポンプアクションやセミオートなど装填方式は異なるもののショットシェルを発射するショットガンをベースとしている。しかしストックがオミットされているためメーカーとしてもショットガンというカテゴリーには入れておらず、両手で操作するためピストルカテゴリにも入らない。また、全長は26インチを超えているためAOW(Any Other Weapon)にも該当しないためNFAには該当しない銃とされている。

non NFA

登録が要らず気軽に購入しやすい銃としてこの手のモデルはアメリカで注目を浴びており、手ごろなサイズ感で取り回しや携帯性が良く、ホームディフェンスやハンティング用途に使いやすい新ジャンルの銃となっている。

 
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